5月15日に全米はじめ世界各地で公開され、3日間の全世界興行収入は1億1000万ドルを記録し、No.1の座を獲得。更にその勢いは衰えることなく、全世界で3億ドルを突破している。そして、全米の批評サイトROTTEN TOMATOESでは今年最高となる98%の批評家の支持を獲得するなど、世界を席巻している『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。そして6月4,5日にはジョージ・ミラー監督も来日しジャパンプレミアも開催。日本でも期待は日々高まっている。
そして本作の吹替を担当した新日本プロレス所属の真壁刀義さんと盟友、本間朋晃さんというMADなお2人をお迎えし、トークショーを実施。この日の観客は女性の新日本プロレスファンも多く、「ヨロシクな!」という真壁さんの一声に頭から黄色い歓声が。また本間さんも芸能界屈指のハスキー声ならぬ『MADなお声』の持ち主とあり、あまりのMADさに会場から笑いも。

◆日にち:6月11日(木)  
◆時 間:19:00-19:30
◆場 所:ワーナー・ブラザース映画試写室
◆MC:mic
◆登壇者:真壁刀義さん(42)、本間朋晃さん(38)

まずは近年プロレス会場にも女性のお客が増えた事に、「見た目が怖そうなおじさんばかりだったけど、綺麗なお嬢さんも多くなった」とMADなお2人も嬉しそうな様子。
また映画の感想を聞くと、お2人からは絶賛の嵐。この後吹替え版での上映ということもあり「今日のあなたたちは吹替えで観られて正解!ちょっとビビるぜ!」と真壁さん自身も参加された吹替え版をベタ褒め。
そんな真壁さんが今回挑戦されたアフレコの感想を聞くと、「意外とうまくいけたぜ」と好調だった様子。対して本間さんは「真壁さんでなければ見ようと思う」と言いながらも「(真壁さんは)吹替え上手いよ」と真壁さんに対し上げ下げ激しい様子。

そんな本間さんの演じてみたかったキャラクターに主人公の「マックス」と挙げると会場からは「えー!!」と一際大きい声が。そんな会場の反応に「ほぼほぼ無理だと思うけどぉ」とどこかやさぐれたご様子。
本作はシャーリーズ・セロンをはじめとした強く、個性豊かな女性が多数出演するなど、まさに女性の魅力に溢れている作品。そんな強い女性に対して「試合して家に帰った時ぐらい主導権をもってもらいたい」と肯定的なお2人。
そんな大盛り上がりの状況の中、見た目のMADさとは裏腹にスイーツが大好きと公言している真壁さん。MADさが欠けて逆に女子力ばかりがついてきている状況に本間さんは「全然MADじゃない!」と日頃の想いを爆発。対して真壁さんは本間さんのことを「こいつはプライベートではMADだぜぇ」と意味深発言で反逆する場面も。
空気が怪しくなってきた中、2人に質問をしたい人を観客の中から選ぶことに。
1人目の男性から「今後やってみたい事」を聞かれ、真壁さんは「勉強しながら主役級の声優をしたい」と本作の声優を務めたことで夢が広がったとのこと。本間さんは「ナレーション」とまさかの答えに「クイズになっちゃうよ」と真壁さんからするどいツッコミが。

2人目の女性からは「私生活で女を落とすための必殺技」が。すると真壁さんに対して女性役の本間さんが酔ったフリをするなどカップルを演じ、会場からは「キャー」と大歓声。そんな真壁さんの答えは「口説き文句は無い。飲みに行ったらそのうちお互いを理解できるだろ」と男らしい答えが。
3人目の女性から「本編中に聞いてほしいセリフを演じて欲しい」という質問に、本間さんが主人公のマックスが車から窓を開けてワー!とするシーンを体現。
最後にチャンピオンベルトを掲げ、当日着用していた「サークルKサンクス×新日本プロレスコラボTシャツ」を宣伝。最後までアイドル並の歓声の中と爆笑が渦巻く中、イベントは終了しました。

お2人のコメントは以下の通りです

【真壁刀義さん】
吹替えはすげえ大変なことだと分かった。シチュエーションにあった言葉と口を合せないといけないところが難しかった。女性ディレクターにビシバシやられたぜ。テイク52…とまではひどくねぇが、テイク3ぐらいまではやった。意外と上手くいけたのではないかな。この声優を機会に、ゆくゆくは勉強しながら主役級の声優も演じてみたいね。
この作品は流れるような爆走するアクションもあり、バイオレンスなところもありながら、人間味が出ているところも良いので楽しんで観て欲しい。最初から最後まで楽しめる。日本語吹き替え版いいよ!

【本間朋晃さん】
MAD本間です。真壁さんは噂ではなく、全然MADではない。むしろ可愛い女子!
映画については最近覚えたこの一言だけ、「Don’t miss it!」(見逃すなよ!)