本作は、1983年に実際に起きた大ビール企業「ハイネケン」の経営者誘拐事件の真相を追ったエミー賞受賞の犯罪ジャーナリスト、ピーター・R・デ・ヴリーズのベストセラー本を基に映画化。
世界屈指の大富豪フレディ・ハイネケンが、犯罪経験のない幼なじみの5人組に誘拐され、巨額の身代金が要求された事件。奪われた身代金の大半の行方が解明されていないなど、多くの謎を残しているこの事件の≪裏≫で、いったい何が起きていたのか?
大胆不敵な計画を実行した犯人たちだが、次第に人質であるハイネケンに翻弄され、歯車が狂っていく様が描かれます。

この度、「〇〇じゃねえよ!」ネタでおなじみのハリセンボンのお二人を呼びし、公開記念イベントを実施いたしました。

ハリセンボンのお二人は、ハイネケン会長のトレードマークとなるタキシード姿で登場し、本作の魅力、ご自身が女芸人としての人気と引き換えに芸能界に支払った“代償”や、相方に償ってほしいことなど、赤裸々に語っていただきました。

『ハイネケン誘拐の代償』公開直前イベント 概要
■日程: 6月9日(火) 
■登壇ゲスト:ハリセンボン 司会:コトブキツカサ
■会場: ブロードメディアスタジオ月島試写室 (東京都中央区月島1-14-7)

<イベントの様子>
ハリセンボンのお二人が登場するやいなや、MCから「今日はアカデミー賞か何かですかね?」、
(近)「マイケル・ムーア監督じゃねえよっ!」、(MC)「ケンタッキー出身でよく街角でお見かけする・・・・」、
(近)「カーネルサンダースじゃねえよっ!」、さらに(MC)「そんなに怒らなくてもいいじゃないですか、竹山さん」
(近)「カンニングじゃねえよっ!」と鋭い突っ込みで応酬し、イベント開始直後から大賑わい!

さらに、MCが本作のポスターを指差し近藤さんを見るとすかさず、「アンソニー・ホプキンスじゃねえよ、初めて言われたわ!最近は、あんまり似てない人も言われるですよね、、、」と近藤さんがぼやくと、マスコミから大きな笑いが起こりました。

映画にちなんで女芸人であるがゆえに払った代償は何かという話題に話が及ぶと、「男芸人が本当にモテる!ブサいくでも面白いとモテるんですよ!
でも女芸人は全然モテない。男性は女性に面白さを求めていないんですよね・・・」と近藤さん、
箕輪さんも深くうなずき、同感している様子。
最近、神経が死んでいて黒くなっていた前歯1本を抜き、1本5万円もする白い歯と入れ替えたという箕輪さんは、「前向きになった気がするし、性格も明るくなったかもしれない、顔色もワントーン上がったと言われるんですよ!」と嬉しそうに話し、「恋愛に積極的になりたい!」と決意を語りました。

また、若手芸人で気になる芸人について聞かれると、近藤さんは、「私たちはいつもよしもと女芸人部門のぶちゃいくランキングで、1位、2位なんですが、おかずクラブが気になりますね。ブサいくなんだけど、愛嬌があって可愛い」と明かすと、箕輪さんは男女コンビゆにばーすのはらさんを挙げ「表情がすごい!」と言うものの、彼らがどんな芸をしているのかうまく説明できず、近藤さんから「よくわかってないんじゃん!言うんだったら、もっと調べてよ!」と鋭い突っ込みが入り、マスコミを大いに笑わせました!

<質問内容>
Q.映画の感想をお聞かせください。

【近藤さん】
仲間の絆を感じたりもしましたが、こんなにも人の心が変わってしまうのか・・・
と思いましたね。

【箕輪さん】
すごく大きな事件が基になっているんだなって思いました。
男の人ってかけ引きが好きですよね。

【近藤さん】
(箕輪さんに対して)男の語るなよ!!

Q.本作では、誘拐を通じて人質と誘拐犯、どちらが事件の“代償”を背負わされたのか?が、最大の謎として描かれていますが、大人気のお二人にも、様々な“代償“があると思います。
女芸人の“代償”ってずばり何ですか?

【近藤さん】
女芸人は本当にモテないんですよ。男性芸人はブサいくても面白いからモテる。
女性って面白い人好きじゃないですか、でも男性は女性に面白さを求めていないですよね。

【箕輪さん】
女芸人の人を笑わせなきゃという緊張感というか覇気を常に持っているんですけど、それが伝わるらしく、何も言っていないのに子供が「ギャー!」と泣くんです・・・

Q.男芸人はモテるとおっしゃっていましたが女芸人にモテるのは具体的にどなたですか?

【近藤さん】
博多大吉さんですね。リアルにモテます!
ハンサムだし、女性芸人に対してスマートだし、浮気もしないですしね。
九州男児ですよ!!

Q.女芸人は「恋をすると面白くなくなる」なんて説もありますが、最近は鬼奴さんの結婚報告という、おめでたい話題もありましたよね。ご自身たちはいかがですか?

【近藤さん】
先輩(女芸人の方)たちは幸せになっていますよね。
皆さん、40歳近くで結婚されているし、私たちは30代なので、まだ焦らなくても大丈夫かなって。
オアシズや森山中の黒沢さんに譲っているんです。
まずは、先輩たちに先にいってもらわないとと思っていて。
でもいつか女芸人でマンションを買って、みんなで住もうと話してます、1人では死なないぞって!(笑)

Q.本作では、幼馴染の親友たちが誘拐を計画し、事件の歯車が狂いだすと同時に、仲間の関係性も崩れていってしまいますが、お二人の仲はいかがですか?
今だから言える相方へ言いたい事、不満、胸の内があれば是非、お聞かせください!

【近藤さん】
ネタのことでケンカはたまにしますけど、仲は良いですよ!
女芸人は仲が良くないと、公私混同しちゃうので。
でも昔、楽屋で言い合いになってディレクターさんが入ってこれない位のケンカをしましたね。
はるかは普段、声が小さいくせにケンカとカラオケの時は声が出るんですよ!
ドリカム歌う時とか!(笑)

【箕輪さん】
(近藤さんの箕輪さんに対する不満を聞いて)負けたくない時に声が出るんです!

Q.近藤さんは、箕輪さんにだけ彼氏ができた時、実は悔しい気持ちになったりしたんでしょうか…?

【近藤さん】
まさかと思いましたね。
始めはデートの目撃情報だったんですけど、そっくりさんだと思ったんですよね。(笑)
でもある日、楽屋で(本人から)言われて・・・
1度、動揺しましたけど、その時はるなは28歳で結婚適齢期だと思いましたしね。
(はるかは)1人で死ぬことはないなと・・・
自分もそのうちと思っていましたけど、別れた時ちょっと笑いましたね!(笑)

【箕輪さん】
私は、春菜にも頑張ってほしいと応援していたんですよ!

【近藤さん】
その頃、「春菜はもっと自分に自信持った方がいいよ!」とか言われて、上からでしたね。

Q.逆に、今だから言える相方へ償っておきたい事(秘密にしていて、謝りたいこと)があれば、この機会に告白して下さい!

【近藤さん】
お客さんからもらったお菓子を(はるかは)食べないと思って食べてました。

【箕輪さん】
(近藤さんの告白を受け、ものすごい勢いで)おいっ!!!
食べてたの!?知らなかった・・・・
そうですね、歯を白くて春菜より白い歯になっちゃてごめんね・・・

【近藤さん】
(箕輪さんの発言を受け)謝ることじゃないでしょ!
むしろ(入れ替えた歯が)白過ぎて、他の歯が黄色く見えるわ!(笑)

Q.本作で、素人の若者が、人生に置いては大先輩になるハイネケン氏に誘拐を企てますが、最近勢いのある若手芸人が沢山出てきていますが、気になる方っていますか?

【近藤さん】
後輩のおかずクラブですかね。
とにかくブサいくなんですけど、愛嬌があって可愛いんですよ。
特にオカリナが(これから)くるんじゃないかと思ってます。ゆいPもいい表情するんですよ!
私たち、よしもと女芸人部門のぶちゃいくランキングで1、2位をいただいているんですけど、(彼女たちも上位に)くるのではと・・・

【箕輪さん】
ゆにばーすのはらちゃんです!

【近藤さん】
(箕輪さんの回答を受けて)男女コンビなんですけどね、
まだあんまり認知度がないんです・・・

【箕輪さん】
(どんな芸をやってるか聞かれ)えっと・・・

【近藤さん】
(箕輪さんが説明できずにいると)ちゃんと知っておきなさいよ!(笑)
ぶちゃいくランキングにも入ってきたんですよね、警戒しないとなって。

Q.お時間も近づいてきましたので、最後に、
この映画をこれから見る人へのメッセージをお願いします。

【近藤さん】
ハイネケンの立場、誘拐犯の彼女の立場など、いろんな角度から観れて楽しめると思います。
特に、誘拐犯の彼女の立場に女性は感情移入できると思います。
是非、観てください!

【箕輪さん】
ハイネケンのセリフにもあるんですが、映画を観て、本当の幸せはお金なのか、
友情なのか自分なりに考えてほしいなと思いました。

   以上