映画『海街diary』大ヒット祈願イベントが9日、映画の舞台でもある鎌倉で行われた。この日、主役の4姉妹を演じる綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが劇中衣装でもある浴衣姿で登場し、特製梅ジュースでの鏡開きを行った。

♦︎日程:6月9日(火)
♦︎会場:長谷寺
♦︎登壇者:綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず

『そして父になる』の是枝監督最新作であり、第68回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品され、大きな注目を集めている本作。4人が顔を揃えるのは、帰国後初ということもあり、映画の舞台となった鎌倉での再会に笑顔が絶えない様子。

カンヌ初参加の綾瀬は「土地も空気感も映画に対する熱い思いを持っている方々がたくさん集まっていました。拍手で暖かく迎えてくださって、とても刺激的で忘れられない日々となりました」と振り返った。
昨年、ジョン・ウー監督作『太平輪(原題)』のプロモーションで参加して以来、2度目のカンヌとなった長澤は「去年初めて行ったときに、コンペティションの方で参加したいなっていう目標が出来て、今回こうやって4姉妹で行けたことは本当にいい思い出になりました。やっぱりカンヌ映画祭というところは厳しい世界でもありますが、頑張る人を応援してくれる場所だなと改めて思いました」と感無量の様子。

一方、自由奔放な性格である三女・千佳を演じた夏帆は、浴衣の帯にこだわりがあるようで「すごいかわいいんですよ。衣装さんの手作りみたいで。千佳の役柄にすごくぴったりで、なかなか見ない珍しい帯なので気に入っています」とにっこり。
また、浴衣での撮影シーンの思い出を聞かれた広瀬は「花火をみんなでやるシーンで、自由に動いたり話したりしてよかったので、撮影自体ほんとに楽しかったです」と笑顔を浮かべた。

最後に綾瀬は「「4姉妹が本当の家族になっていく姿を、とても丁寧に1年かけて撮影していました。きれいごとじゃないんですけど、家族っていうのは。本当に家族っていいなぁとか、家族に会いたくなったり、感謝したくなったり、あったかい気持ちになる映画になっていますので、ぜひ大切な人と観ていただきたいです」と本作をアピールした。

イベントでは、劇中で4姉妹が仲良く協力して作る梅酒をイメージした、特製梅ジュースでの鏡開きを行った。鎌倉。長谷寺に訪れた観光客に、笑顔で梅ジュースを振る舞ったりと、劇中さながらの仲の良さをみせた。

映画『海街diary』は6月13日(土)より全国ロードショー

(Report:小宮駿貴)