映画『ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪(リング)の超魔神 フーパ』同時上映『ピカチュウとポケモンおんがくたい』の公開アフレコイベントが8日、都内にて行われた。この日、俳優の藤原竜也をはじめ、山本美月、中川翔子、篠原信一、山寺宏一ら豪華キャストが出席した。

♦︎日程:6月8日(月)
♦︎会場:アバコクリエイティブスタジオ
♦︎登壇者:藤原竜也、山本美月、中川翔子、篠原信一、山寺宏一、湯山邦彦監督

ポケモン映画としては通算18作目にあたる本作。
フーパと共に育った兄妹、兄のバルザを演じた藤原は「(アフレコしてみて)難しかった。やはり完成された絵・口の動きに合わせて、感情を入れていくので、普通の芝居ではない、難しいアフレコだったなと思います。愛され続けている映画ですから、後に残っていく作品に参加できたことは貴重な経験になりました」と笑顔を浮かべた。
18回目の出演となる山寺は「(18作)毎回出てますが、毎回役が違うので、新しい作品に出ているという気持ちでやっています」とコメントし、監督から「今までで一番大きい役で、これまで使っていなかったような声を出していただいて、さすが山寺さんだなと見ていました」とその演技を絶賛していた。
同時上映の短編アニメーション『ピカチュウとポケモンおんがくたい』のナレーションを務めた山本は「ポケモンは私が幼稚園の頃から観ていて、いつも身近にいた作品だったので、まさか自分が関われることが出来ると思っていなかったのでとっても嬉しいです」とにっこり。

山寺に次いで9作目の出演となる中川は「18年もの長い間、世界中の子供たちに笑顔と夢と勇気と、たくさんの素敵なことを発進する文化として成り立っている作品に9作連続で出演させていただけることに衝撃でございます。初めて(ポケモンに)出会ったときは、サトシと同い年位だった私が、20代をずっとポケモン映画と共に過ごさせていただき、ついにレベル30に上がりまして!ほぼ人生がポケモンで出来ていると言っても過言ではございません。ポケモン村の長老のような気持ちで…」と作品に対する熱い気持ちが止まらない様子に、「凄いでしょ!毎回こうなんですよ」と山寺は慣れたようにつっこむも、藤原らは「凄いなぁ」と感心していた。

まだまだ止まらないしょこたん節。監督から演技を褒められると「ほんとに感謝でございます。(以前)ポケモンの声もやらせていただいたんですが、人間の役は難しいですね。今までの経験値をすべてぶつけられるような、命をかけて挑まなければなという気持ちでやらせていただきました。ポケモンは人生にたくさんの出会いを与えてくれて、小学生の時も『通信をさせてもらってよろしいですか?』と男子に話しかけるキッカケとかもあったりと、ほんとにポケモンに感謝してるんです。今日はこのあと山本美月ちゃんと一緒にご飯を食べにいく約束をさせていただけたという、リアルにポケモンのおかげでボッチ卒業ということで!すべての意味でポケモンに感謝しても仕切れないので…」とテンション上がりまくりの様子。これには藤原も爆笑していた。

サトシたちが砂漠で出会うポケモン、ヒポポタスの声を担当した柔道家の篠原は「バルザ役で今回…」と一本とり、「ヒポポタス役で呼んでいただきまして、感激しています。うまく演じられるように私なりに練習してアフレコに臨んだんですが、ほんとはバルザ役が一番似合うと思います」とアフレコの際も、藤原の台詞に割って入るほどの暴走をみせたりと、藤原への嫉妬心がとまらない様子。そんな篠原に山寺から「『ヒポ?』って一言で感情を表すのは難しいですよ」と褒められるも、「非常にありがたいです。『フ〜パ〜』」と山寺の声をマネし、笑いをとった。

映画『ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪(リング)の超魔神 フーパ』同時上映『ピカチュウとポケモンおんがくたい』は7月17日(土)より全国ロードショー

(Report:小宮駿貴)