園子温監督・綾野剛主演映画『新宿スワン』(配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)が、5/30(土)にて全国320スクリーンにて公開、オープニング土日は、5週連続1位を記録していた『シンデレラ』を超え、興収・動員ランキング初登場1位を達成し、6/3(水)のレディースデイも動員一位を記録。

 綾野剛が新境地を魅せる、一文無しの天パー金髪、愛嬌たっぷりの主人公・白鳥龍彦の成長物語を中心に、ライバル秀吉(山田孝之)との宿命のドラマと激しいアクションシーン、厳しい世界を生き抜く知恵をくれる先輩・真虎(伊勢谷友介)らスカウトマンたちとの絆と友情、そしてヒロイン・アゲハ(沢尻エリカ)との切なく儚いラブロマンスなど、観客を魅了して止まないストーリーで劇場を熱狂の渦に飲み込みます。連載直後から大人気を誇るモンスターコミックを、『クローズZERO』シリーズ、『ルパン三世』のプロデューサーである山本又一朗が、鬼才園子温監督とタッグで原作のエッセンスをそのままに、誰もが共感できる青春娯楽映画へとプロデュースした作品です。

 大ヒットスタートを切り、ますます注目度が高まっている本作ですが、6/7(日)、大阪にあるTOHOシネマズ なんばにて、主演の綾野剛が登壇する大ヒット御礼舞台挨拶つき上映を行いました。この劇場で大ヒット舞台挨拶を行うことになったのは、本作の公開前に実施した、[全国で一番前売券の売上枚数が多かった劇場で綾野剛が舞台挨拶を行う]という“綾野剛に会おう!キャンペーン”で、前売券の売上枚数が全国一位に。この日の舞台挨拶が実現しました。

『新宿スワン』 大ヒット御礼舞台挨拶 概要
【日時】 6月7日(日)  16:20〜
【場所】 TOHOシネマズなんば 本館スクリーン2(大阪府大阪市中央区難波3-8-9)
【登壇者】綾野剛(33)

 当日は、映画が大ヒットしていること、TOHOシネマズ なんばが前売券売上一位になったことを、直接お客様に感謝し、劇場で迎えたいという綾野剛自らの発案で、サプライズで綾野が舞台挨拶つき上映回のチケットもぎりを実施。綾野は「ありがとうございます!」と感謝の言葉を伝えながら、お客様を劇場で迎えました。
このサプライズに来場者も大感激。大きな歓声があがりました。

 その後、本編上映前に舞台挨拶を実施。満席の会場からの拍手を浴びながら登壇した綾野は「大阪戻ってきました!大阪最高!!」と、本作の公開前の地方キャンペーンでも訪れた大阪を再訪できたことに喜びの言葉を述べました。綾野が登壇する舞台には、スタッフが用意した大きなくす玉が鎮座。「引っ張ってと言わんばかりのくす玉ですね(笑)」と、苦笑する綾野でしたが、観客の皆さんと一緒に「新宿スワン!」という掛け声を上げてくす玉を引っ張ると、“祝『新宿スワン』大ヒット!!”と書かれた垂れ幕が。観客とともに、大ヒットを祝いながら舞台挨拶が始まりました。
 「大ヒットしているのはみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。僕も(大阪に)戻ってこれたのがとても嬉しいです。一番好きです、大阪が!」とあらためて大阪の観客にラブコール。
 MCから、『シンデレラ』を超えてNO.1成績になった感想を訊ねられると、「ディズニーの映画は観ごたえがあって面白いですよね。今回は『新宿スワン』が一位になりましたが、それは、皆さんに評価していただいたおかげです。それに、『イニシエーション・ラブ』(5/23公開)は松田翔太くんの主演作だし、『予告犯』(6/6公開)は生田斗真くん。どちらも友人です。仲間皆で映画を盛り上げている気分になります。一人でも多くの方に、劇場に来て貰えるきっかけになれると嬉しいです。」と、映画界全体の盛り上がりに貢献することについて語りました。

 ここでMCから観客に、NO.1を記録した『新宿スワン』の動員・興収の数字について解説をするとのこと。MCが「大阪、お金が好きなんですよ(笑)。」と話すと綾野は爆笑。“オープニング土日で記録した17万人動員は、大阪の高校生全員の人数に匹敵”“累計興行収入5億8900万円は、大阪名物のイカ焼き、それも、より豪華なデラックスイカ焼きを大阪市民全員にごちそうできる額”というMCの解説に、 「ピンと来ないですね(笑)」「凄いけど・・・欲しいでしょうか?(笑)」とツッコミながらも、楽しそうな綾野。

 続いて、続編製作の可能性もあるのでは?と訊ねられると、「また(主人公の)龍彦が生きることができるのであれば、ぜひと思っています。映画がヒットしていれば、続編の可能性も出てくるんです。それが実現するとしたら、それは観客の皆さんがスワンに触れてくれたおかげです。本当にありがとうございます。」と、真剣に語りました。
 続編は大阪でロケはどうか?なにわスワンとか・・・という質問には「なんばスワンとか(笑)。でも素直に大阪スワンでもいいのかもしれませんね。」と語りました。
 その後、話題は豪華キャストが勢揃いした本作のキャスティングに。「4番バッターばかり揃っていますからね。PG12は、12歳以下は観れないのではなく、お父様やお母様のご指導があれば観れるのですが、PG12の理由は、山田孝之の顔・・・(笑)。彼の表現、彼のあり方はPG12なんですよ(笑)。」と、PG12指定は山田の影響だという持論を展開。
 その後のマスコミとのフォトセッションでは、自分で映画のポスターパネルをセッティング。
MCがあわてて「すいません、主演なのに・・・。スタッフの方何やってるんですか(笑)」と話すと、
「役者だってこのぐらいできますよ(笑)」と気さくに笑いました。マスコミとのフォトセッションの後は、特別に観客の撮影タイムも。綾野は「こんな機会もあまりないので、ぜひ撮ってください」と話し、客席に手を振るなどして応えました。
舞台挨拶も終わりに近づき、客席から「まだ!」「帰らないでー!」という声が届くと、「俺も帰りたくないよ(笑)」と笑顔で応えていました。
 最後の挨拶では、「この映画は主張が強い作品で、誰かが客観的に観てくれないと成立しない作品です。
皆さんが観てくれることで完成します。人生の2時間を頂いて、映画を観てもらえることが、とてもうれしいです。
心に残ってくれると嬉しいです。この舞台挨拶も楽しかったですが、作品もぜひ楽しんでください。映画館に少しでも来る人が増える、そのきっかけになれば嬉しいです。」と、会場を見渡して語り、大きな歓声と拍手で舞台挨拶は終了しました。