7月4日(土)より全国公開の映画、シリーズ第27弾『それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ』の公開アフレコが26日、都内にて行われた。この日、ストーリーの中心となる “精霊のミージャ”の声優を務めた大島優子をはじめ、お笑い芸人のナイツ・塙宣之と土屋伸之が揃って登場。

♦︎日程:5月26日(火)
♦︎会場:目黒APU
♦︎登壇者:大島優子、塙宣之、土屋伸之

アニメ声優への挑戦は、AKB48を卒業してから“初”となる大島は「小さい頃から観ていたので、アンパンマンの世界にすぐ飛び込めました。私の人生で自慢できる作品だなと思いました。『(演じる上で)そのままでいいよ』って言ってもらえていたので、なるべく自分に近いテンションやしゃべり方で、あまりキャラクターを考えずに“ミージャ=大島優子”っていう感じで楽しくやらせていただきました」とにっこり。
ミージャが持つランプの中に棲む“ランプの精霊”の声を担当した塙は「正直、我々は普段お年寄りの方の人気が多いと思っていましたので、このような作品に出るなんて夢にも思わなかった。子供たちの人気が上がるんじゃないかと思うとすごく嬉しいです」とコメントし、声優をやってみて「“ランプの精霊”の正解がないので、考えてもしょうがないと思って、緊張しないで出来ました。自分の声そのままでやってみて、OKを頂いたので、すごく簡単でした」とさらっと話すと、相方から「そんなこと言っちゃっていいんですか(笑)」とつっこまれ、「いい意味で緊張せずにやれた」と解説した。
一方、ミージャやクリームパンダ、コキンちゃんの前にたち立ちはだかる“お菓子の魔神”の声を担当した土屋は「初めての(声優の)お仕事だったので、ガチガチに緊張しました。日本中の子供たちが怖がるような役だったので、舐められちゃいけないと思い、頑張って“魔人ボイス”を出しました」と塙とは真逆のコメント。
ナイツとの初競演について、印象を聞かれた大島は「浅草から飛び出して来て…そういう印象です(笑)」とあっさりなコメントに、「浅草のおじさん!?」と塙がツッコミを入れると、「ネタが子供にはわかりにくいかもしれないので(笑)アンパンマンの世界に入って、子供の人気が出るといいですね!」と付け加え、お茶目な一面をみせた。
その大島に対して、塙は「勝手に親近感がありまして、漫才でよく(大島の名前を)使うんですよ。やっぱり総選挙でね、センターは大島だよね、で前回はあっちゃんだったよね。その前もあっちゃんだったよね、その前も…」と続けると、土屋が「いやそんなに長く総選挙やってないでしょ」とツッコミを入れると、「え?ずっとあっちゃんだったでしょ。赤星、赤星」と塙の“勘違いトーク”が。それに土屋が「違う違う。(プロ野球の)オールスターのセ・リーグの“センター”の話しじゃないですよ!中日の大島洋平さんじゃないですから!」とツッコミ、「『Everyday、左中間』じゃないの!?」とAKB48の大ヒット曲『Everyday、カチューシャ』とかけて爆笑をとった。

映画『それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ』は7月4日(土)より全国ロードショー

(Report:小宮駿貴)