しげの秀一原作のコミックスも累計部数4860万部を誇り、若者たちに空前のクルマブームを巻き起こした伝説のマンガ『頭文字D』が、最新技術により、迫力ある映像となってスクリーンを駆け抜ける!この度、新劇場版3部作の第2弾『新劇場版「頭文字D」Legend2-闘走-』が5月23日(土)より公開になります!

そして5月20日(金)に、公開に先駆けレーシングドライバー登壇のスペシャルトークショーを行いました。
会場には約1000人もの頭文字Dファンが大集合! そんな中、JKB(女子カート部)のセクシーでキレのあるダンスパフォーマンスから始まった本イベント。その後、本作で監修を担当したグッドスマイルレーシング所属の谷口信輝、片岡龍也が登壇。本作のプロモーションアンバサダーの塚本奈々美をMCに迎え、「頭文字D」の魅力を存分に語って頂きました。
さらになんと!原作者のしげの秀一から本作への熱いコメントが初披露され、登壇者と会場一同、興奮の渦に巻き込まれました!!

◆日  程:5月20日(水) 
◆場  所:よみうりホール (東京都千代田区有楽町1−11−1 読売会館 7F)
◆登壇予定:グッドスマイルレーシング所属 谷口信輝、片岡龍也+JKB<女子カート部>(上映前)
 ◆M  C:塚本奈々美(新劇場版「頭文字D」プロモーションアンバサダー)

谷口:
昔、AE86に乗っていました。実際に峠も走っていました。それと・・・豆腐屋で働いていたんですよ! その時にヤンマガを見ていて、ドリフト?豆腐?と自分に近い漫画だと思ったのですが、僕の方が先ですから!!笑 かなり物語が自分とリンクしていました。
周りの人に、「お前も紙コップやるの?」とよく言われましたができるわけないだろ!と思っていました。しかも2tトラックでの配達ですから!とツッコんでいました。
頭文字Dに自分と同じ名前の谷口というキャラクターが出てきて、自分が先だったという物語にならないかぁ〜(笑)
僕は音取りを監修していまして、車内での音も録音(ドリフト音等を車内で)していたのですが、雑音防止の為にエアコンを切っていたのですが、つい、「く、苦しい!」と言ってしまい、声が入ってしまいました。(笑)
皆さん次第で本作の成功が決まります!家に帰ったら、5人の方に「見て」くださいと言ってくださいね(笑)

片岡:
僕は峠もスポーツカーも無縁でしたが、ドリフトの競技に出た時に初めて使ったのがAE86でした!
模型を使いながら車の動きをスタッフに伝えるのですが、模型と車はやはり違うので、正直伝えるのが難しいです。でも、Legend1の時よりは本作のLegend2の方がスムーズにいきました。今回のバトルシーンは激しかったので当たり方、跳ね返り方を何回もやり直しました。

(しげの秀一氏のコメントを受けて)原作者のイメージ以下のものが完成されていたらつまらないものですけど、想像以上だと言ってくださっているので、そういった意味では非常に出来上がりがいいんじゃないかと思います。
Legend2皆さんのお力を借りて成功に導いて頂ければと思います。よろしくお願い致します。

 新劇場版「頭文字D」Legend2-闘走-』原作者・しげの秀一氏コメント

アニメであれ以上のバトルができるのかと思うぐらい良かった。それぞれ車の特性とかバッチリ描きつつも、中里がね。キャラクターが魅力的で凄いカッコよかった。敗者の美学が泣けますね。爽やかだし。最後、中里の「生きててよかったぜ…」にはシビれました。
実はLegend1を見たとき、これ以上は絶対無理だと思ってたんですよ。でも中里とのバトルは充分上乗せで盛り上がってた。熱くて速くて興奮しました。GT-Rの表現が特に良かった。GT-Rのエンブレムの話とか。GT-Rの生まれの由来・血統のようなものもきちんと出ていて、GT-Rという車がちゃんと理解できる。満足です。ぜひ見てほしいですね!
バトルでの車の表現が熱いよね。アニメならではの工夫が凄くいい。タービンの中を空気が通っていってドカーンと爆発したりピストンだけダァーっと動いてたり、原作ではとても描けないアニメならではの表現も良かった。「行け行けー」ってなりますもんね。慎吾とのバトルでもFFっぽい動きしてたし。3車3様の動きがうまく描き分けられてたのがアニメでは新鮮、楽しいなと思いました。無条件にバトルシーンはワクワクする。
キャラクターもちゃんと立ててもらって、目がいいよね。中里の目がドアップでくるとことか、アニメのスタッフが進化してる。生かし切ってる。自分が作ってきた素材を想定外の「わぁ、やっぱ凄いや」と思わせてくれたら幸せ。あんなにカッコいい感じになるとは思わなかった。
「頭文字D」をずっと好きで凄く熱心に読んでくれた人たちに満足してほしい。今回はアニメスタッフが深く深く原作を読み込んでくれて、油断すると気付かないことまでちゃんと掴んでくれてた。原作をこよなく愛してくれる人たちも喜んでくれると思う。今回はそれくらい良かった。感動しました。