2015年度、洋画オープニングNo.1となる大ヒットスタートを切った映画『シンデレラ』。現在、3週連続興行収入No.1、5月13日(水)までの観客動員数が約234万人、累計興行収入が約35億円と勢いの止まらない“シンデレラ旋風”を巻き起こしている!
この度、シティリビング主催「あなたのシンデレラ川柳コンクール表彰式」を開催。1,500通もの応募の中から選ばれた11名の受賞者へ特別審査員として元宝塚歌劇団宙組男役トップスターで女優の大和悠河と、お笑いタレントのピース 又吉直樹が登壇した。
又吉はブルーが鮮やかな王子の衣装で登場した。続いて、大和が会場に登場するとその煌びやかなブルーの“シンデレラ”のドレスを着こなした姿に会場からはため息が漏れた。大和は「シンデレラが大好き!本当にうれしい」と喜びをかみしめていた。一方、又吉は普段とは違う雰囲気に戸惑いを見せ、「自分では王子的と思っていたが(大和の)シンデレラ姿のクオリティの高さに、恥ずかしさを感じる」と会場を笑わせた。
今回のコンクールに合わせ2人もシンデレラをテーマにした川柳を作成。三島由紀夫賞にも著書がノミネートされていた又吉も、本日の為に考えた川柳を発表した。

【大和悠河さん作 川柳】   シンデレラ 心の中は 王子様
★シンデレラは女性の憧れだが、15年間宝塚で男役をしていたので、
なぜか無意識のうちに心が男になってしまう気持ちを唄った。
 
【又吉直樹さん作 川柳】   きみ宛に 指紋認証 付きの靴
★劇中のシンデレラは自分で未来を切り開くので、結ばれたい人に自分から靴を送ればいい。
間違いの無いように「指紋認証をつけて!」

又吉は、自身の川柳を発表した後にMCから「それ、又吉さんが受け取ったらどうしますか?」との問いに、「宛名がなかったら、ただただ恐怖に震えますよね?」と、自分の川柳にツッコミを入れていた。
イベントは受賞者の発表が続き、美しいドレスから金色のパンツとスターブーツに身を包んだ、華やかな男装姿に変身した大和が登場。又吉が「お金持ちの王子様と、貧乏な王子みたい」と、大和との差を目の当たりにし苦笑いだった。宝塚時代を彷彿とさせる、まさに“王子”の大和から受賞者をエスコートすると聞くと、又吉は「やったことがない」と自信がない様子。そこで、大和から3つのポイントを伝授!
①階段を上るときは、膝を付き手を差し伸べる!
②上がったら手を取り、相手を回転させ腰に手を当てグイ!っと引き寄せる!『腰グイ!!』
③互いに目を見つめあい、ポーズを決める!(見つめ合う時の間が大切!)
ポイントを大和より伝授された又吉は、いざ、実践。緊張からぎこちない様子だったが、実際にエスコートしてもらった女性からは「素敵でした!優しくしていただいて嬉しかったです!」と、絶賛され又吉は照れた様子だったが「見つめ合ったが、目が全然合っていなかった」と、どこか残念そうだった。しかし、大和からは優しさが溢れていてよかったと褒められ、まさに又吉は草食系男子から映画さながらの“又吉王子”となった!