映画『海街diary』完成披露イベントで綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが華やかにブルーカーペットを歩く!綾瀬の天然っぷりに会場が爆笑の渦に!
映画『海街diary』完成披露イベントが11日、都内・六本木ヒルズアリーナにて開催された。500株の紫陽花が彩るステージ&鮮やかなブルーカーペットに、主演4姉妹の綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずら今を咲き誇る素敵な女優陣に加え、大竹しのぶ、風吹ジュン、リリー・フランキーら日本を代表する豪華俳優陣と、本作のメガホンをとった是枝裕和監督が登場。
♦︎日程:5月11日(月)
♦︎会場:六本木ヒルズアリーナ
♦︎登壇者:綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず、大竹しのぶ、風吹ジュン、リリー・フランキー、是枝裕和監督
吉田秋生のベストセラーコミックを『そして父になる』の是枝裕和監督が映像化した本作。4姉妹の長女・幸を演じた綾瀬は、本作の役柄について「すごく生真面目で、不器用、そして長女なので背負っているものがたくさんある女性」と頼もしい姿をみせた。その綾瀬について、長澤は「(劇中では)しっかり者でみんなを引っ張ってくれる頼りがいのあるお姉ちゃん。でも実際のはるかちゃんは、ジョークが効いててほんとに面白い。みんなをいつも笑わせてくれる人ですね」とにっこりすると、広瀬も「初めてお会いしてから、『テレビで見る綾瀬はるかさんのまんまだなぁ』ってずっと思ってました」と綾瀬の印象を語った。
恋とお酒がないと生きていけない自由奔放な次女・佳乃を演じた長澤は「(役との共通点は)次女として家族をまとめたり、問題を常に意識して生きてる人なんですが、おちゃらけてて面白い部分もあって。おちゃらけたりするところは似てますが、お酒は私強くないし、割と正反対の部分が多いのかなと思います」と話し、続いてマイペースで個性的な三女・千佳を演じた夏帆は「常にフラットな気持ちで現場にいるようにしてました」と両者役どころについて語った。また、食事シーンが多い本作で、「誰が一番美味しそうに食べていたか」聞かれ、姉妹全員が夏帆と応えると「劇中では私ですけど、カメラまわってないとき3人もすごい食べてました(笑)」と返し、広瀬は「その場でカメラがとまっても食べてたし、控え室戻ってからも食べてたし、お昼になっても食べてたし、ほんとにみんなずっと食べてたので」と当時を振り返り、MCが綾瀬にも聞くと、全く同じコメントが返ってきて、その天然っぷりに会場が爆笑の渦に!
そんな綾瀬をはじめ、3姉妹と共演した広瀬は「綾瀬さんは、お芝居のスタートがかかると(劇中で演じる)幸さんに変わるけど、それまでは幸さんの面影もあるけどテレビで観ていた印象のまんまでした。一番年齢が離れているけど、変に緊張せずに楽しくお話とかさせてもらいました。長澤さんは現場を盛り上げてくれたりして、笑わせてくれることが多かったので楽しませてもらいました。夏帆さんは役の中でも一番最初に(四女・すずが)心を開くのですが、年齢も一番近いので話しやすかったし、馴染みやすかったです」と喜びいっぱいの様子。嬉しいコメントを頂いた綾瀬は「すごくしっかりしているところと、16歳のあどけないところが絶妙なバランスで、それでいてクールなところもあって、目を引くし気になる存在でした」と広瀬の印象を語った。
美しい鎌倉を舞台に、3姉妹が父親の葬儀をきっかけに異母妹のすずと出会い、共同生活を送る中でさまざまな出来事を経て家族の絆を深めていく姿を描いている本作。5月13日から24日まで開催される、第68回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にて正式出品されることが発表され、是枝裕和監督作品としては前作『そして父になる』(13)以来2年振り、4回目のコンペティション部門出品となった。
最後に作品をイメージした爽やかなブルーカーペットを4姉妹揃って歩き、ファンの声援に応えた。
映画『海街diary』は6月13日より全国公開
(Report:小宮駿貴)