女優の真木よう子主演映画『脳内ポイズンベリー』の初日舞台挨拶が、9日TOHOシネマズ日劇にて行われた。迷い多きアラサー独身女子のリアルな心情を5つの思考(理性・ポジティブ・ネガティブ・衝動・記憶)の擬人化によって描く、新感覚脳内エンターテイメント作品がいよいよ封切り。

♦︎日程:5月9日(土)
♦︎会場:TOHOシネマズ日劇
♦︎登壇者:真木よう子、西島秀俊、神木隆之介、吉田羊、桜田ひより、浅野和之、古川雄輝、成河(ソンハ)、佐藤祐市監督

主人公・櫻井いちこを演じる真木よう子をはじめ、脳内会議を繰り広げる5つの思考を西島秀俊(理性・議長)、神木隆之介(ポジティブ)、吉田羊(ネガティブ)、桜田ひより(衝動)、浅野和之(記憶・書記)、いちこの心を乱す年下フリーター男子・早乙女 役に古川雄輝、彼女を支える仕事相手・越智 役に成河(ソンハ)、本作のメガホンをとった佐藤祐市監督ら豪華キャストが勢揃い。
『脳内ポイズンベリー』というタイトルに引っ掛けたトークに会場は大盛り上がり!
今思い出してもドキドキしてしまう“ベリー”甘酸っぱい出来事について、真木は「中学生のときに2こ上の憧れの先輩から第2ボタンをもらおうとしてたんですが、もう既になくなってたっていう。(告白もせず)終わってしまった初恋でした」と苦い初恋の思い出を告白。西島は「ポスター撮りの時に、みんながクスクス笑っているので『なんだろ?』と思って見たら、奥のついたてから待ってた神木きゅんが(目から上の顔を出して)見ていて。その時はちょっとね、(胸が)ざわつくというか」と笑いを誘い、神木が「西島さんが本気でかっこつけてるとこを見たかった(笑)」とニックネームで呼ばれているほどの仲の良さが伺えた。
一方、古川は「やっぱり初デートとかですかね。それこそ脳内会議をしながら、『いま手つないでいいのかな』とか考えてました」と女性ファンから黄色い声援を浴びながら、「中学生くらいのときですね。映画館に行きました。手つなぎましたけど、ドキドキで手汗がすごくて、左右変えたりしてました」と赤裸々に語った。
また、脳内がワーっと大騒ぎになった出来事について、桜田は「いますごい頭の中がワーワーなってます。何話していいか全然わからなくて、何回(舞台挨拶)やっても緊張しちゃいます」とかわいらしく一生懸命話した。
続いて本作のタイトルを『脳ポイ』と略し、「脳内からポイッとしたい(忘れてしまいたい)出来事」とうまく捻ったトークテーマに対し、神木は「コーヒーメーカーをいただいたことがあって、さっそく使ってみたんですが、一番最初お湯が出てきたんですよ。『コーヒー出てこないじゃん!』と思いつつ、もったいないんで飲んだんです。次もう一回やったらちゃんとコーヒー出てきて、あとから説明書読んだら、洗浄の水で(笑)説明書って大事なんだなと思いました」と恥ずかしいエピソードを話した。
公開初日を迎えたことを祝して、最後は“ポイズンベリー”にちなんだ、毒々しい色のイチゴ型くす玉を割って、大盛況のまま幕を閉じた。

映画『脳内ポイズンベリー』は全国公開中

(Report:小宮駿貴)