北野武監督の17作目となる待望の新作『龍三と七人(しちにん)の子分たち』(配給:ワーナー・ブラザース映画/オフィス北野)は、引退した元ヤクザのジジイたちが、オレオレ詐欺や悪徳訪問販売でやりたい放題のガキどもと対決する、気分爽快“ジジイ大暴れエンタテインメント”!!平均年齢73歳の超ベテラン俳優たちが個性豊かでどこかチャーミングなジジイを演じ、軽快なテンポで進む本作。試写アンケート結果では、20代以下の若者からの満足度がどの世代よりも高く、女性層からも「おじいちゃん、可愛い!」という声が多発するという異例の結果を記録しておりましたが、4/25の初日を迎えて以来、全国の映画館で爆笑の嵐を巻き起こしており「エンドロールで拍手が起こった」「劇場から出てきた老人の背筋がなぜかピンと伸びていた」など世代・性別を超え誰でも楽しめる&観た人が元気になるエンタテインメント作品として評価を得ております。twitterやfacebookでも絶賛の口コミが起こり、“空前のジジイブーム”といえるムーブメントとなっております。

そんな本作ですが、北野武監督、藤竜也、近藤正臣、中尾彬、安田顕が登壇した初日舞台挨拶と同日の4/25(土)に、福岡でも特別舞台挨拶を行いました。登壇したのは、北野武監督の盟友:島田洋七さん。登場とともに全開のマシンガントークで満員の観客を大いに沸かせました!

『龍三と七人の子分たち』公開記念、島田洋七さん特別舞台挨拶 概要
【日時】4月25日 (土)  15:30〜 
【場所】T・ジョイ博多 (福岡県福岡市博多区 博多駅中央街1-1 JR博多シティ9階)
【登壇者】 島田洋七(65) *敬称略

そんな本作ですが、北野武監督、藤竜也、近藤正臣、中尾彬、安田顕が登壇した初日舞台挨拶と同日の4/25(土)に、福岡でも特別舞台挨拶を行いました。登壇したのは、北野武監督の盟友:島田洋七さん。登場とともに全開のマシンガントークで満員の観客を大いに沸かせました!つきましては、ぜひ貴媒体にて本件をご紹介いただけますよう、何卒よろしくお願いいたします。

「私この映画に何の関係もないんですよ。出てるわけじゃなし」と登場した島田は「この間、東京で(北野監督に)飲み代を払ろうてもろたんですよ、そしたら『オマエ、九州で喋ってこい!』と言われて・・・」と突然の登壇の経緯を説明。
B&Bとツービートで、80年代に“MANZAIブーム”を巻き起こし、以降35年以上に渡る親友として、今でも月に一回は食事に行く仲という二人だが、本作について島田は「最初からギャグ満載で、すごく面白かった!それにしても、よく17本も作れるなと。俺なんか「がばいばあちゃん」1本やからね」と北野武監督17作目となる『龍三と七人の子分たち』の公開を祝福。
「お笑いの世界にいると映画のネタには事欠かないですよね」と司会者から話を振られると「芸人は面白いことをずーっと探しているからね。その集大成がこの映画やと思うね。たとえば、競馬場のシーン。あれは昔、横山やすしさんの知り合いのほんとうの話ですよ。30何年前に大きなレースで「5−5」いう大穴があったんですよ実際に!」と劇中爆笑シーンの秘話を語り、「彼は常に次の構想をやってますからね、努力の人や。部屋でずーっとピアノ弾いたり、タップ踏んだり、映画の脚本を書いたり、ものすごい本もいっぱい読むし。俺はなーんもせんとTV見てたけど(笑)」と、かつて8年間ほど北野監督の部屋に居候していたという監督との日常エピソードを披露すると島田は「彼はほんとうに優しい男。かつて私が仕事がまったくなくなったとき「芸人やめて広島に帰る」と言ったら「芸人やめるんだったら友達やめる」と言われた。アイツがいなかったら今の自分はいない。話していて涙が出そうになるので、もうアイツの話はやめるわ」と自身で話を遮り客席を沸かした。
最後に、この映画への応援演説ということで「映画は大変な力のいる仕事で、それを17本もやるなんて、アイツはすごい!昔、黒澤明さんから彼宛にきた手紙を見たことがあって「映画界は北野君に任す。個性のある映画を作ってください」と書いてあった。ああ、託されているんだなと思いましたよ。今回の映画も非常に面白い映画でした!」と熱いエールを送り舞台挨拶を終えました。