2度のトニー賞受賞を誇るソングライター、ジェイソン・ロバート・ブラウンの傑作ミュージカルを映画化した『ラスト5イヤーズ』が、4月25日(土)より YEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町にて公開となります。女優の卵キャシーと小説家ジェイミーの出会いから別れまでの5年間を、逆行する時間軸で描くミュージカル・ラブストーリーです。本作の公開に先駆けて、映画の主人公カップルをイメージしたゲストをお招きし、劇中の結婚式シーンを再現するイベントを行いました。新婦はモーニング娘。OG で、元リーダーでもあり、女優として多くのミュージカルに出演している高橋愛さん、新郎は一度見たら忘れられない最強のビジュアルを誇る芸人、トレンディエンジェルの斎藤司さんです。高橋さんは2度目のウェディングドレス姿を披露、斎藤さんは(もちろん!?)初めての結婚式で、自慢の「歌」も披露いただきました。

映画『ラスト5イヤーズ』 ガーデンウェディング・イベント
■日時:4月23日(木)
■会場:メゾン・プルミエール アット ロビンズ ( MAISON PREMIERE At.ROBBINS )
■ゲスト(敬称略):高橋愛 & トレンディエンジェル 斎藤司

映画のポスタービジュアルと同じく豊かな緑に囲まれた結婚式場の屋外ガーデンに、高橋愛が劇中で主人公の着用するウェディングドレスをイメージした純白のドレスで入場。芸人で夫のあべこうじとの挙式以来の花嫁姿を披露した高橋は「真っ白なドレスをまた着れるとは。今日はあべ愛じゃなくて高橋愛です」とコメント。続いてあべの後輩である斎藤がタキシード姿で入場。フォトセッションでは髪をかきあげる仕草するなど、イケメン風でポーズをとる斎藤に「カッコイイポーズでお願いします」とマスコミからヤジが飛び、斎藤も「ずっとしてるんですけど…」と返し会場が沸く一面も。

続いて屋内の式場に舞台を移しトークイベントがスタート。バージンロードを通って入場した高橋は「2 回目だけど、(相手が)あべさんじゃないので、もうこれは演じようと思いました」とキッパリ。斎藤は「(入場時に)映画の音楽が流れたので、ミュージカル俳優になったつもりでターンを決めたらスベったので心が折れたところです。リアクションがあろうとなかろうとやりきります」とハートの強さを見せた。「結婚式のシーンにちなんでタイトなドレスを選んだ」という高橋の美しい花嫁姿を前に、斎藤は「マーメイドラインっていうんですか?眩しすぎて目のやり場に困る」と照れつつも、「僕の先輩の奥さんですから、姐さんですよ。あべこうじさんを嫉妬させるくらいのカップル感を出していきたいと思います」とコメントし、高橋も「がんばりましょう!」と早くも息の合ったカップルぶりを見せていた。

ミュージカル映画としての本作の魅力について、高橋は「最初から引き込まれていきました。別れのシーンから始まるので、別れの感情や表情を1曲だけで伝えられるのがすごい」と絶賛。また、自身と1歳違いのアナ・ケンドリックについて「刺激をもらうことはいっぱいあるし、自分もいつかこういう映画に出たいなというのもある。表現力や表情、いろんな面で勉強になった」と同世代への想いを語った。

映画ではすれ違うカップルの様子が描かれるが、高橋はあべとのすれ違いの経験はないと言いつつも「私が地方の仕事が続いてやっと帰ってきたら、今度はむこうが地方というのはある。週 1 回青森でレギュラーがあるのでその時はすっごく寂しいんですよ。もう金曜なんて来なければいいのにって」。さらに「愛してるとかなかなか言ってくれない。待ってるんですけど」と不満を漏らすと、すかさず斎藤が「僕はけっこう言う方ですよ。平気で赤いバラとかもあげちゃいます」と謎のアピールをしていた。

映画の重要なシーンでイベントのテーマでもある結婚について、高橋は結婚相手にあべこうじを選んだ理由を「一生一緒にいたい。この人だと思いました。おもしろいしめちゃくちゃカッコイイし」とべた惚れの様子。さらに「結婚してから去年初めてあべさんの単独ライブを見に行ったら私が一番笑っていたみたいで、声が大きすぎてあべさんに届いていた。後で『恥ずかしいからやめて』と言われた」と完全にのろけモード。対する斎藤は「実は彼女と(映画を)観たんですよ。正直 36 歳なんで結婚をにおわされています。僕も正直いいかなと思っているけど、映画でもそういうシーンがあったのでドキッとしながら観ていた」と暴露。結婚相手に求めることは「僕の言ったことに笑ってくれる人。家に帰ってもスベりたくないじゃないですか。世界一の味方であってほしい」と芸人ならではのコメントが飛び出した。

全編「歌」で想いを伝えるミュージカル・ラブストーリーという本作にちなんで、斎藤から高橋とあべ夫妻にサプライズで歌のプレゼントが。「結婚式ということで、中島みゆきの『糸』を差し上げたいと思います」とアカペラで熱唱し、サビ部分では歌詞をもじりつつ「縦の糸はあなた 横の糸はこうじ」とここでもドヤ顔のマイクパフォーマンスに高橋は大爆笑!「ステキな曲なのに集中できなかった!」と大満足の様子だった。

最後に本作の見どころについて、高橋は「わたしも(主人公と同じ)女優なので、オーディション落ちたときのくやしさが凄く分かるし、成功している旦那さんへのちょっとした妬みもわかる。いろんなすれ違いがあってこうなったとか、冷静にあのときこうしてたらうまくいってたんじゃないかなって共感できると思う」とコメント。斎藤も「結婚したいんだけど…と悩んでいるカップルはいっぱいいると思う。お互いを見つめ直せるので、結婚を考えている私のようなカップルはぜひ観てほしい」とアピール。
斎藤のイケメンぶりに終始笑いが止まらない高橋、笑顔あふれる幸せな空気いっぱいの結婚式(風)イベントとなった。