この度、2015年秋公開予定の映画『忘れ雪』が3月22日(日)、遂にクランクアップを迎えました。
そしてクランクアップ当日、日本映画初出演にして初主演となるアジアNo.1 野獣アイドル2PMのチャンソンとヒロインを演じた大野いとが、現場近くの公園で屋外インタビューを実施いたしました。すっかり春を感じさせる日差しの中、新堂冬樹原作の大ヒット純愛小説「忘れ雪」の登場人物そのままのイメージを漂わせる2人の優しい笑顔が印象的な取材となりました。

まずは、日本映画に初出演となったチャンソンさんに撮影現場の印象をお伺いしてみたところ「監督が韓国人の方なので、思ったより緊張しませんでした。韓国での現場との違和感もなかったです。」と流暢な日本語で言葉を選びながら答えた。ヒロイン・深雪を演じた大野いとは、本作の原作者である新堂冬樹からのラブコールを受けての出演という経緯があるが、実際に深雪を演じてみてどうだったのだろう。「先生に初めてお会いした時に、深雪にぴったりだと言ってくださって信じられない気持ちでしたが、原作者の方にそのようにおっしゃっていただけたのは心強かったです。今日、撮影が終了するのですが、実際に演じてみると深雪の気持ちに共感できる部分があったので、深雪という役を演じられて本当に良かったと思っています。」と爽やかな笑顔で答えた。そんな2人に撮影中のお互いの印象を聞いてみた。「初めて会ったときから、大野さんは深雪でした。彼女が深雪を演じてくれて本当に良かったです。」と答えるチャンソンに対し、大野は「私も会った時にテオだと思いました。優しい獣医というイメージにぴったりでした。一緒に撮影していてもテオだと思えました。」と答えた。お互いに好印象の初顔合わせから撮影に入り、顔合わせの時にチャンソンが大野にプレゼントを渡し、そのお返しに大野がチャンソンに自分のカレンダーと簡単な手紙を送ったというエピソードを明かした。「とてもうれしくて、とてもかわいかった。」と印象を語るチャンソンに対し、「字を間違ったんです。」とはにかむ大野。どうやら、チャンソンをチャンサンと書き間違っていたというホノボノとしたエピソードを披露した。しかし撮影中の会話は「ご飯食べた?」とか「寝れた?」といった単純な日常会話だけにとどまっていたという2人。印象的なシーンについては2人とも深雪とテオにとって大事な場所として登場する公園での撮影シーンをあげた。そして公園での撮影エピソードとしてチャンソンが大野の姿をかわいいと感じた瞬間があったようだ。その時のことをチャンソンは彼女が疲れていたと感じていたようだが、大野は「演技について考えていた時のことかなぁ」と当時を思い出し、「そうだとは思いもしなかった。」とチャンソンを驚かせていた。テオを演じた感想についてチャンソンは「大野さんが深雪そのものだったから、感情移入がしやすかった。」と語った。最後に本作の見どころについて「テオと深雪の距離感がとても面白い物語になっていると思います。」と大野が答え、主演を果たしたチャンソンは「この映画は2人の距離感が特徴的ですが、恋愛ドラマの中で2人の男女がこれだけ会えないという物語は珍しいのではないかと思います。離れている時に相手のことを思うお互いの気持ちが見どころではないかと思います。」と語り、2人そろって恋愛ドラマの中での男女の距離感が見どころだと息の合ったところを見せ、インタビューを終えた。