1979年にTV放送された、日本ロボットアニメの金字塔『機動戦士ガンダム』。
そのキャラクターデザイン・アニメーションディレクターの安彦良和が手掛けた、累計発行部数1,000万部を誇る大ヒットコミックス『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』が、ついにアニメ化され2月28日(土)より全国13館にてイベント上映が開始されました。
 この度、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル』初日舞台挨拶を実施しました。 キャスバル・レム・ダイクン役の田中真弓さん、
アルテイシア・ソム・ダイクン役の潘めぐみさん、シャア・アズナブル役の池田秀一さん、漫画原作の著者でもある安彦良和総監督が登壇しました。 
また劇場では、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ Blu-ray Disc Collector’s Edition」の先行販売が行われ、早朝からファンの長蛇の列ができ、劇場を賑わせていました。

◆日程:2月28日(土)    
◆場所:新宿ピカデリー スクリーン1
◆登壇予定:安彦良和総監督、田中真弓、潘めぐみ、池田秀一

<安彦良和総監督>
上映初日ということで、自分でネクタイを締めてきました。年月を数えるのが難しい程、歳を重ねてしまいました。原作を描き始めてから15年、やっとここまで来たと思っております。総監督というのは、しっくりこないですね。私は自宅に引きこもっていて、今西監督が現場の親分です。アフレコでは一見学者でした。お客様の方が、おわかりかと思いますが、キャストが物凄く豪華です。
THE ORIGIN とは、ガンダムとは何なのかを知って頂くもので、様々な客層に観て頂く第一歩だと思います。皆様、是非よろしくお願い致します。

<田中真弓>
初めてガンダムに参加させて頂き、本当にありがとうございます。今日、ファンの皆さんの熱い気持ちを改めて感じ、正直プレッシャーを感じました。
アフレコ現場では、キャリアの長い、他の声優さん達も緊張されていました。それは、ガンダムの重さだと思います。私は普段、感情を表に出す役を演じることが多いのですが、キャスバルは表現しない少年だったので、自分に縛りをかけて演じました。
私は、ガンダムに関して素人でここからスタートします。ガンダムは知っているけど、中身はあまり知らない方も一緒にここから観て行きればと思っています。

<潘めぐみ>
アルテイシア役を演じ、こうやって皆さんの前に立てていることは、本当に胸がいっぱいです。母の言葉を借りると「刻(とき)が見える」。自分自身でそう思いました。
本作は、人との出会いや別れ、愛おしさ、悲しみや憎しみ、すべて私達の日常でも感じられる感情や生き方が詰まっていると思います。是非、劇場に足を運んで頂き、これからも、THE ORIGINを愛して、繋いで導いてくださればと思います。

<池田秀一>
安彦総監督が25年ぶりにアニメの現場に戻られるとは思ってもいませんでした。アフレコ現場では、安彦総監督は特に口出しはせず立ち会って頂いていただいたのですが、安彦さんがいる、それだけでいいんです。
これからもTHE ORIGINは続き、長丁場になります。皆さん、どうかお付き合いください。今日は本当にありがとうございました。