この度、公開を記念して、主演の染谷将太、ヒロインの前田敦子に加え南果歩、イ・ウンウ、樋井明日香、我妻三輪子、河井青葉、宮崎吐夢、廣木隆一監督が、揃って初日舞台挨拶に駆け付けました。また舞台中の松重豊も急遽挨拶に参加し大盛り上がりとなりました。

トロント、釜山と海外の映画祭でも絶賛された本作ですが、韓国、香港、台湾、イタリアの4ヶ国で上映されることも日本公開初日に発表となりました。

『さよなら歌舞伎町』初日舞台挨拶 レポート

◆日時:1月24日(土)
場所:テアトル新宿(新宿区新宿)

登壇者:染谷将太、前田敦子、南果歩、松重豊、イ・ウンウ
樋井明日香、我妻三輪子、河井青葉、宮崎吐夢、廣木隆一監督

トロント、釜山と海外の映画祭でも話題となり、いよいよ公開初日を迎えた『さよなら歌舞伎町』。初日の初回上映という早い時間にも関わらず、公開を心待ちにしていた大勢のお客さんにお越しいただき、立ち見もでるほどの盛況ぶりでした。
また、海外での上映決定も発表され大ヒットに向け更なる期待を感じさせる舞台挨拶となりました。

MC:本日は、映画『さよなら歌舞伎町』の公開初日の初回に
お越しいただき誠にありがとうございます。映画をご覧いただきましたがいかがでしたでしょうか?

—会場拍手—

MC:いよいよ初日を迎えましたがまずは監督から一言いただきたいと思います。

廣木隆一監督:朝早くからたくさんの方に来ていただき、嬉しいです。ドキドキしています!
ご覧いただいて、気に入っていただけておりましたら是非周りの方にも勧めてください。
よろしくお願いします。

MC:続きまして主演の染谷さんからみなさまへ一言ご挨拶をお願いします

染谷将太さん:皆さん初日に来ていただきましてありがとうございます。
楽しんでいただけたのではないかと思っています。
僕自身この作品を観たとき温かい気持ちになったので、
皆さんにもそう感じていただけていれば嬉しいです。

MC:ありがとうございます。続きまして前田さんお願いいたします。

前田敦子さん:朝早くからお越しいただきありがとうございます。
こんなにたくさんの人の中で初日を迎えられて嬉しいです。
舞台挨拶も楽しんでいって下さい。

MC:ありがとうございます。南さんお願いします。

南果歩さん:本日は寒い休日に映画館へ足を運んでいただきありがとうございます。
私も映画は映画館で観るのが好きなので、人がたくさん入っている光景をみると心に残ります。
物語は少しヘビーなので、この作品は夜に観るのがいいかもしれません。
そしてそのまま歌舞伎町に繰り出しちゃおう!

MC:ありがとうございます。では続きまして、松重さんお願いします。

松重豊さん:52歳でラブストーリーの一つを担えるなんて嬉しいです。
廣木監督ありがとうございます。

MC:ありがとうございます。松重さんは実はこの後、
舞台の本番が控えているので
先に松重さん、南さんのカップルおふたりへ質問させていただきます。
今回、お二人は逃亡犯だけどなぜか応援したくなるカップルで、
特に松重さんは“孤独”でしたよね(笑)。
おふたりは絶妙なコンビネーションでしたが、
撮影中はいかがでしたでしょうか?

松重さん:逃亡中で時間があまりありません(笑)。
苦しい状況を支えるパートナーには南さん脚力が無いとダメなんだな
と思いました。ラブシーンは若かったころに沢山やりたかったですね(笑)。
これからも頑張ります。

南さん:二人乗りの自転車をぶっ飛ばしましたよ。松重さんは重たいので
安定が悪かったですが、生きるか死ぬかだったので、火事場の馬鹿力がでました。

MC:ありがとうございます。それでは、短い時間でしたが、
松重さんとはここでお別れとなります。

MC:続きまして、イ・ウンウさんご挨拶お願いします。

イ・ウンウさん:(日本語で)イ・ウンウです。本当に皆さんに会えて嬉しいです。

MC:ありがとうございます。樋井明日香さんご挨拶お願いします。

樋井明日香さん:皆さん足を運んでいただきありがとうございます。
短い間ですが、本日は楽しんでいって下さい。

MC:ありがとうございます。我妻三輪子さんご挨拶お願いします。

我妻三輪子さん:廣木監督の映画出演することが夢だったので、叶って嬉しいです。
今日はよろしくお願いします。

MC:ありがとうございます。河井青葉さんご挨拶お願いします。

河井青葉さん:不倫刑事を演じさせていただきました。
果歩さんも仰っていましたが、朝から観るとなんか変な気分になっちゃいますよね(笑)。
一度だけでなく二度三度とご覧いただけますと、さらに嬉しいです。

MC:ありがとうございます。宮崎吐夢さんご挨拶お願いします。

宮崎吐夢さん:僕も同じく不倫刑事役を演じさせていただきました。
なんか僕の役だけは共感できないような役で可愛くないのですが…
呼んでいただけたことをありがとうございます。

MC:ありがとうございます。
次は染谷さん、前田さんが演じる徹と沙耶のちょっと
倦怠期のカップルにお伺いします。
撮影の時に印象に残ったエピソードなどありますか?

染谷さん:歌舞伎町にある実際のラブホテルで撮影していて
控室から飛び出していくシーンで普通にお客さんに出くわして従業員だと思われたので、
「すいません」といってやり過ごしたのがびっくりしました。

前田さん:新大久保で染谷さんよ自転車の二人乗りをするシーンは印象的で素敵だと思います。
人通りは多かったですが、スタッフも皆自転車を使っていたので、
皆「何をっやっているんだろう」と思ったのではないでしょうか。

染谷さん:前田さんを後ろに乗せて転べないなと思っていました。
転んだらファンの人に殺されるんじゃないかと思ってやっていました。

前田さん:すごく安定していて乗りやすかったです。

MC:本日イ・ウンウさんは初日のために韓国より駆けつけてくださいました!
日本での撮影、廣木監督とのお仕事はいかがでしたか?

イさん:はじめは不慣れなところもありましたが、皆さん親切だったので
楽しくできました。監督から特に指示はなく自由に演じさせていただきました。

MC:ありがとうございます。樋井さんの役は、
今回ラブホテルでお兄さんの徹と偶然に出会う妹の役柄でしたが、いかがでしたか?

樋井さん:実際は染谷さんが2歳くらい年下なので、大丈夫かなと不安でした。
目を見て話すシーンが最後しかなかったので、そこで目を見たら染谷さんのまつ毛が
長いってことがすごく印象に残っています。

MC:我妻さんが演じた雛子は、複雑な家庭環境で家出をしている少女。
演じるにあたってどのような役作りをされたのですか。
実際に家出経験があるとか(笑)。

我妻さん:そうなんです今も家出中なんです!あれ変な感じになっちゃいましたね。
16歳の時に家を出て帰ってないんです。でも、家族との仲は良好なので大丈夫です!

MC:河井青葉さんと宮崎吐夢さんが演じる不倫中の刑事カップルが
とてもユニークでリアルでした。
撮影中お二人で話されたこと、撮影エピソードなどはありますか

河井さん:宮崎さんにお任せと思っていたので特に話したことは無いです。
でも初対面で車の中で挨拶をしていきなりあのシーンでした。

宮崎さん:濡れ場は初めてだったので、「私は何もできないです!」ということはお伝えしました。
でも実際やってみると解放感があって、気持ちも楽になりました。

MC:ありがとうございます。本作品は海外からの評判も高く、韓国、香港、台湾、イタリアと
四カ国での上映が決まりました!この場で解禁となります!
ぜひ歌舞伎町から海外へ発信する意気込みを教えてください!

廣木監督:新宿のラブホテルの話が世界に広がっていくのは嬉しい限りです。

MC:ありがとうございます。本日は、初日のお祝いでサプライズゲストに
駆けつけていただきました!主題歌を歌いましたmeg with SWEEPさんです

—meg with SWEEPより染谷さん、前田さんに花束贈呈—

MC:エンディングを彩る、素敵な主題歌でした。
本日初日を迎え、今の心境はいかがですか

meg:この作品の主題歌に「Believe in love」を起用していただいて本当に嬉しく思っております。
特にイ・ウンウさんの演技に心を鷲掴みにされました。
映画と共に主題歌も聞いていただけるとありがたいです。

SWEEP:歌詞と作曲、そしてmegさんと一緒に歌わせていただいた、SWEEPです。
エンドロールで聞いていただけたと思いますが、
映画を拝見させていただいたときに自分の中でも思いめぐるものがあり
この曲が完成しました。僕たちの曲も聞いてもらえると嬉しいですが、
映画の大ヒットも祈っております!

MC:ありがとうございます。それでは最後に染谷さんと前田さん一言ずつ
作品にちなんだ今お二人が夢に向かってがむしゃらになって
いることややり遂げたいなと思うことがあればお教えください。

染谷さん:夢とかやり遂げたいなと思うとこはあまりないのですが、
死ぬまで健康でいたいですね(笑)。特に心がけていることは無いのですが……。

前田さん:やりたいことはたくさんあるので、一つ一つずつかなえていきたいです。
染谷さんも健康と仰っていたので、まず人間ドッグに行こうかなと思います(笑)。

MC:ありがとうございました!
                               以上