講談社「Kiss」にて大人気連載中のコミック「海月姫」が、国民的人気女優、能年玲奈を主演に迎え実写映画化となり、12月27日(土)より全国公開いたします。

公開に先立ち、「海月姫」の原作者である東村アキコによる一夜限りのスペシャルトークイベント<東村アキコPresents『海月姫』スペシャルナイト Xmasなんて怖くない!オタクだらけのコスプレ試写会>を渋谷シネクイントにて開催いたしました!
本イベントには、「海月姫」連載中の講談社「Kiss」にて、“「尼〜ず」をテーマにしたコスプレ着用(自分の愛するもの持参でも可)”という条件のもと当選した限定200人が招待された。開場するやいなや満員状態となった会場には、アフロカツラを持参し、ばんばさん(池脇千鶴)に扮したファンや月海(能年玲奈)になりきり、全身スウェット姿で参加するファンなど、“オタクだらけのコスプレ試写会”という名にふさわしい強者の姿も。

イベント開始を今か今かとファンが待ちわびる中、梅沢富美男の「夢芝居」を歌いながら東村アキコが登壇すると、場内は多くの歓声と笑いで一気に大盛り上がり! 東村はクラゲのイラストをあしらった着物に身を包みつつ、共に登壇したアシスタントに手作りのクララの着ぐるみを着せ、「みなさん!メリークリスマス!集まってくれてありがとう!!」と挨拶。「最初に言わないと忘れてしまうから」との理由から、「現在実施中の「海月姫コスプレコンテスト」で、“WEAR”というアプリにコスプレ写真を送ると、グランプリの人にコスプレ姿のイラストを私がカラーで描いてプレゼントするので、今日せっかくコスプレしたんだから、みんな応募してね。あと、Kissでもコスプレキャンペーンを実施しているので、こっちも応募宜しくね!」と宣伝。

告知が終わると、多くのファンが集まった場内一帯を見まわし、「ちょっとネクタイ着けるくらいで良かったんですけど、みんなのクオリティの高さにびっくり!」と語った東村は、特に気になったコスプレイヤーを舞台上に次々に呼び込み、それぞれが今日のコスプレ衣装に込めた熱い思いを聞いて回った。

真っ先に、着物姿の千絵子(馬場園梓)に扮したファンを指名した東村は、「別れた旦那の母から貰った着物である」ことを聞くと、「いきなり重い話来たね、さすがイブ。」と苦笑。次に、作中で花森(速水もこみち)が扮した月光仮面の全身コスプレに身を包んだファンを指名し、「大丈夫?刃物とか持ってない?ちょっとボディチェックさせてもらうよ」と警戒する様子を見せて会場を沸かせた。
また、「大したコスプレじゃないけど、目立ったから(舞台上に)上がっておいで」と招いたコスプレイヤーが、愛媛県から来たことを明かすと場内は大騒然。東村も「手抜きコスプレとか言ってごめんね(笑)」と平謝りし、「クリスマスイブの今日にここに来る時点で面白い人かなとは思ってたんですが、想像以上に面白い人ばっかりだった。」と少し困惑しながらも、「みんなの名誉のためにあえて名前聞いてないから安心してね」と心遣いを見せた。

さらに、東村の“客いじり”は進み「最近異性に告白されたんですけど、今日ここに来るために振ってしまいました!」と語る女性ファンや、「裁縫のプロの友人に今日の為に作ってもらった」と、月海顔負けのクララの被り物をしてきたファンなど、個性豊かな面々が舞台に上がる中、「マンホールが好きで、オリジナルの(マンホールの写真がプリントされた)Tシャツを着用してきた」という自称“マンホールオタク”のファンが現れると、「この人を漫画で描きたいね(笑)。いやー本当の尼〜ず登場ですね、教祖に認定して良いですか?」と流石の東村もたじたじ。その他にも、東村のコスプレをしてきたというファンが現れると「丈の長いツイードジャケットにコサージュ、痩せて見える必勝パターンとして、私本当にこういうの着るわ(笑)、顔から火が出そう!」と恥ずかしがりながらも、何度もお礼の言葉を繰り返していた。

イベントの最後にはなんと、本日12月24日(水)発売のUFOキャッチャー景品であるクララのぬいぐるみ(東村のサイン付)をファンにプレゼントするサプライズが。「大したものじゃないし、10個くらいしか無いんだけど…みんなにプレゼントできなくてごめんね。」と語る東山に、ファンからは暖かい拍手と感謝の言葉が送られ、大歓声のままイベントは終了しました。