映画『娚(おとこ)の一生』榮倉奈々&豊川悦司、艶やか和装&白スーツで完成報告会見に登場!!
この度、大人の女性を中心に絶大な支持を得るラブストーリーコミック「の一生」(西炯子/小学館 フラワーコミックスα刊) を映画化した『娚の一生』が、2015年2月14日(土)のバレンタインデーに公開します。本作は、榮倉奈々、豊川悦司をダブル主演に迎え、ほか向井理、安藤サクラらが出演。『きいろいゾウ』『100回泣くこと』などの廣木隆一監督がメガホンをとりました。
さて、12月16日(火)、本作の完成報告会見が行われました。これまでのイメージを一新して大人のラブストーリーに挑戦した主演の榮倉奈々さんは艶やかな和装で登場し、「撮影中は本当に榮倉奈々さんに恋をしていた」という、52歳の大学教授役を演じた豊川悦司さんは全身真っ白のスーツで登場!劇中の京都でのデートシーンの服装をイメージした衣装です。また、先んじて解禁されたポスター&予告編で話題となった、 榮倉奈々さんがされる“足キス”撮影秘話、お気に入りの台詞などを発表!結婚式場としても有名な八芳園にて、金屏風をバックに、本作の完成をご報告させていただきます。
■日時:12月16日(火)13:00~13:30
■場所:八芳園1階ニュイ(東京都港区白金台1-1-1)
■登壇者:榮倉奈々さん(26)、豊川悦司さん(52)、廣木隆一監督(60)
【イベント詳細】
MC:監督キャストの皆さんです!!早速一言ずつお願いします。
廣木:皆さんこんにちは。ほとんど結婚式みたいですね。でも映画の報告会見です。よろしくお願いいたします
榮倉:皆様、お集まりいただきありがとうございます。
〈榮倉さん指輪見せる〉
重大発表です。『娚の一生』が2月14日に公開されます。よろしくお願いします。
豊川:今日はお集まりいただきありがとうございます。よろしくお願いいたします。
廣木:誰か結婚するのかな?(笑)
MC:今日は、榮倉さんは素敵な和装、豊川さんは白スーツで決めていますね。
榮倉:劇中でも着物で歩くシーンは好きなシーンの一つで、そのシーンを連想するような衣装で来ました。
豊川 撮影時の着物のシーンもすごく素敵でしたね。
MC:豊川さんの白スーツはいかがですか?
榮倉:白スーツがこんなに似合う人は見た事ない。普通は面白い感じになるんですけど、さすがですね。
MC:役を演じていかがでしたか?
榮倉:恋をしないと決めていたつぐみが、そばにいる海江田醇に恋をして、寄り添っていきたいと素直に思えて。恋がしたいから恋を探すんじゃなくて、ふと気付けば、そばにいる人との恋を見つけたつぐみを羨ましく思いました。
MC:ご自身の新しい一面にも気付いた作品だったのでは?
榮倉:一面?新しい百面まで見てほしいですね!
MC:豊川さんにとってこの映画はどのようなものですか?
豊川:この映画は大人の恋と言いますか、どこに出会いが転がってるか分からないもので、ふとしたことで恋が始まる。ある意味、夢がある。誰にでも恋のチャンスはあるという映画ですね。
MC:『余命一ヶ月の花嫁』では榮倉さん、『やわらかい生活』では豊川さんを起用した監督、今回、お二人のシーンを撮影されていかがでしたか?
監督:二人は繰り返し一緒にやりたい役者。繊細な部分を細かく演じてくれるので、そこが出ている。不器用に、いっぱい恋をしている訳ではない部分を繊細に演じてくれた。
MC:榮倉さん、豊川さんとの初共演はいかがでしたか?
榮倉:最初は豊川さんということで、緊張を解くリハビリから始まりました。メインシーンの三重でのロケーションが素晴らしくて、そこから車で10分かからないところで生活していると、そこに豊川さんといることが自然なこととして自分になじみました。クランクインで一番寂しかったのは、もう海江田に会えないということ。現場の皆さんも教授と呼んでいました。豊川さんはシーンがなくても現場にいて縁側で眺めてくれていたので、それもあって寂しかったです。
豊川:僕が海江田醇という役を出来たのは奈々ちゃんがつぐみを演じたからですね。容姿も良くて、演技も良くて、すごくナチュラルな感じがして、すごく幸福感を与えてくれる人です。もう少し奈々ちゃんと一緒にいたいと思いました。もう愛してましたよ。最初から彼女に恋をしようと思っていましたし。海江田なのか豊川悦司なのか、つぐみなのか榮倉奈々なのか分からなくなるような感覚でした。あ、もちろん変なことはしていませんよ(笑)
榮倉:幸福感を与えていれたなら良かったです。
MC:足キス、床ドンについて
榮倉 原作にもこのシーンはありますし、単純に恥ずかしかったです!そのシーンだけちゃんと観られてません。
豊川:僕も恥ずかしかったです。その恥ずかしいと思っていることを奈々ちゃんに悟られないように頑張りました。撮影中は部屋に西日が入ってきていて、映画の神様がちょっと手伝ってくれてるのかなという、すごく好きなシーンです。
監督:僕も恥ずかしかったです。繊細がゆえに足にいってしまうという心理的なとこなど、良いシーンが出来たなと思いました。作品通じてでは、なんといっても自転車でハミングのシーンがお気に入りです。
記者:榮倉さんは豊川さん演じる海江田に言われて嬉しかった台詞は?豊川さんは海江田の台詞でお気に入りはありますか?
榮倉:印象的な言葉は「恋なので、仕方ありませんでした」というのは、本当に素晴らしいなと思います。海江田さんがつぐみに言う言葉も好きですが、まことっていう子供に言う言葉も好きで、つぐみにかける言葉以外にも好きな言葉はたくさんあります。
豊川:海江田には相田みつをばりの名台詞がたくさんあります。カレンダーを作るんじゃないかと思ってるんですが(笑)台本を読んで驚いたのはやはり、「恋なので、仕方ありませんでした」ですね。どう演じようかなあと。僕もいつか言ってみたいと思います。
記者:榮倉さんのええ女ポイントはどこですか?
豊川:一ヶ月間、合宿状態に近い中で榮倉さんを観察する中で、彼女はとてもチャーミングで。一番良いのは未完なこと。未だ完成していない魅力。この人これからどう花開くんだろう、どう成長するんだろうっていうのが大きな魅力。どんどん惹き込まれます。
記者:豊川さんのええ男ポイントは?
榮倉:豊川さんは三重の一ヶ月の中で、たまにご飯いったりして、喋るんですけど、選ぶ言葉がきれいで、すごく伝わってくる言葉を選んで、私にでも分かるように話してくれるのが大人の男性だなと素敵です。
MC:最後に一言
監督:大人のラブストーリーですが、二人だけではなく、そこにあるのは家族だったりするっていうのが見える映画になったので、いろんな方に広く見ていただきたいです。
豊川:来年の2月14日、バレンタインデーにふさわしい映画です。1人よりは2人、2人よりは3人。ランチで軽くシャンパンを飲んで、体を温めて、午後の回を見てもらえるとすごくその日が幸せになると思います。。
榮倉:繊細な感情を丁寧に紡いだ恋愛映画です。三重県での景色も素晴らしいので是非映画館で見てください