映画『ビッグ・アイズ』ゴースト・ぺインターの実話を描いたティム・バートン最新作、NYプレミア開催!!
『アリス・イン・ワンダーランド』、『チャーリーとチョコレート工場』などの話題作を贈りだす世界的ヒットメーカー、ティム・バートン監督の最新作『ビッグ・アイズ』が、ギャガ配給にて2015年1月23日(金)より公開となります。
<ビッグ・アイズ>を愛し、幼い頃から影響を受けていたティム・バートン監督。唯一無二の世界観でファンを魅了し続ける彼の待望の最新作は、バートン自身も耳を疑った、実在のゴースト・ペインターの物語!アメリカ史上最低と呼ばれた映画監督を描いた実話『エド・ウッド』以来、20年ぶりにして、遥かに奇想天外な題材を新たに選びました。
先日発表された、第72回ゴールデン・グローブ賞では、ミュージカル・コメディ部門主演女優賞(エイミー・アダムス)&同部門主演男優賞(クリストフ・ヴァルツ)&主題歌賞(「Big eyes」ラナ・デル・レイ)の3部門でノミネート!早くも今年の賞レースを賑わせています!
この度、日本時間12月16日(現地時間15日)に本作のニューヨークプレミアを開催!会場は、現代美術の殿堂<MOMA>。過去、「ティム・バートン展」も開催され、美術館史上3番目の動員数を記録したところでもあり、ポップアート界を舞台にした本作にぴったりの場所に、監督・キャストほか豪華ゲストが登場いたしました。
【『ビッグ・アイズ』 ニューヨークプレミア概要】
■日時:現地 12月15日(月)/日本時間12月16日(火)
■場所:ニューヨーク近代美術館(MOMA)
■主要ゲスト:ティム・バートン(56)、エイミー・アダムス(40)、クリストフ・ヴァルツ(58)、ダニー・ヒューストン(52)、ジェイソン・シュワルツマン(34)、クリステン・リッター(32)、マーガレット・キーン(87)
会場となったMOMA入口にティムの過去作のポスターなどを持参したファンなどが多数詰めかける中、大きな歓声に迎えられ主要キャスト、そして映画のモデルとなったマーガレット・キーンらが続々と来場。エイミー・アダムスやクリストフ・ヴァルツの登場に各国から集まったマスコミのフラッシュが多数たかれる中、会場にティムが登場するとこの日一番の歓声が!ファンはバリケードの外にまで身を乗り出してサイン、セルフィーをお願いする熱狂ぶりを見せていました。キャスト達がファンとの交流を楽しむ中、最も熱心にファンサービスを行っていたのはティムで、誰よりも多くのサインを書き、セルフィーの要望にも笑顔で対応。ファンサービスに時間をかけたティムは最後にパパラッチの撮影に応じましたが、スタッフに早く中に入るよう促され、残念そうにひょこっと建物の中に消えて行き、小さな笑いが起こる場面もありました。
ティムをはじめとしたゲストたちは興奮冷めやらぬ様子で本作の魅力を語り、日本のファンへ向けてもメッセージ!
キャストや監督のほか、この日会場には、『X-MEN』のパトリック・スチュワート、キューバ・グッディング・ジュニア、ケリー・ルースフォードや、モデルのヘレナ・クリステンセンやブルックシールズ、テレサ・ムーア、ファッショニスタのオリヴィア・パレルモら豪華ゲストも招待されました。
各ゲストのコメント
ティム・バートン:すごく楽しんで作ったよ!ストーリーは僕にとってとても特別なものだったし、自分が共感できるテーマだった。マーガレットと出会って、彼女の静かなる強さ、そして彼女の人柄を知って、とても興味深く、素晴らしかった。そしてエイミーは、そんな彼女の内面と外面(スピリットとペルソナ)を素晴らしく捉えてくれた。僕は、素晴らしい役者達と仕事ができ、この作品に息吹を与えられて、すごく幸運だと感じたよ。僕は自分のアートショーでつい最近も日本にいたんだけど、日本が大好きだよ!『ビッグ・アイズ』を楽しんでくれたら嬉しいな。
エイミー・アダムス:マーガレット本人はとても静かな方なので、いろいろと推測した役作りが必要になるかと思ったんだけど、実際にお会いすることでいろいろな問題が解決できた。彼女へのリスペクトをもって演じたんだけれど、同時に彼女にちゃんと似ていることを気を付けて演じていたの。皆に楽しんでもらえることを祈っているわ!
クリストフ・ヴァルツ:日本に行ったことがまだないんだよ。誰かが招待してくれるのを待っているんだ、わかるだろう(笑)?皆が観に来てくれたら嬉しい。約束するよ、あなたの時間を無駄にしないって!
(ゴールデン・グローブ賞ノミネートを受けて)この映画のこの役でノミネートされるって特別なことだよ。ノミネーションは、いつも(自分だけではなくて)映画全体に与えられたってことだからね。それぞれのカテゴリーで個人を選ぶけれど、役者が最後にできることは、台本に書かれたことと監督が言ったことを演じることだけだからね。だから(映画に関わった)皆も含まれているということが素晴らしいんだ。この映画を気に入ってもらえて、良い評価を受けるだろうということに自信があるよ。
クリステン・リッター:ティム・バートンと仕事をするのは私の長年の夢だったの、キャリアがスタートした時から1番やりたかったことよ。彼の映画の大ファンだったの、彼が作り上げる世界の映像に夢中だったわ。撮影中のティムは素晴らしかったわ。とても温かくて、勇気づけてくれるし、全部を包み込んでくれる。私の期待以上だったわ。ぜひビッグ・アイズを観に来てね!
マーガレット・キーン:日本の皆がこの作品を観に行ってくれることを願っているわ。私はハワイのホノルルに28年間住んでいるのだけれど、日本人が沢山いるの。だから、これまでにも日本人の「BIG EYES」を描いてきたのよ。今日ちょうど、1枚仕上げたばかりよ。とても大きな作品を。日本人の赤ん坊をモデルにしたわ。