この度、映画『ゆめはるか』初日舞台挨拶が、12月13日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷にて行われました。

【11:15、舞台挨拶開始】

国民的美少女コンテストグランプリの吉本実憂、将来の夢を初主演映画『ゆめはるか』公開初日に明かす

第13回全日本国民的美少女コンテストグランプリの吉本実憂が、映画初出演にして初主演を飾った映画『ゆめはるか』が12月13日公開初日を迎え、ヒューマントラストシネマ渋谷で、吉本実憂、共演の山村美智、鳥羽潤、渋谷飛鳥、高橋美波、五藤利弘監督が舞台挨拶を行った。

同作は、2008年に肝細胞がんで亡くなった、メタルバンド「LOUDNESS」のドラマー・樋口宗孝さんの追悼プロジェクトとして製作された感動作。ジュニアオリンピック出場を期待されるほどの短距離走記録を保持する女子高生・遙(吉本)が、志半ばで脳腫瘍を患うものの、家族や友人、主治医らの励ましによって、辛く厳しい治療に立ち向かっていく姿を描く。

映画初出演にして初主演を飾った吉本は「プレッシャーは正直あったけれど、芝居をするのが楽しかった。初のお芝居だったけれど、優しい監督なので、優しい雰囲気でやらせてもらった」と充実した表情で撮影を回想。タイトルにちなんで“将来の夢”を聞かれると「一生勉強 一生女優」とボードに書いて「お芝居をしていて、一番自分が楽しいと思える。一生女優になるためには、勉強は一生欠かせない」と女優業への意気込みと決意を表した。

医師役で吉本と激しいやり取りのシーンを演じた羽鳥は「芝居にエネルギーがある人は凄いなと思いながら、現場から帰ったのを思い出しました」と吉本の女優としてのポテンシャルを称賛し、その場面にいた渋谷も「実憂ちゃんの眼差しが素晴らしくて、ピリッとした空気が凄くて、私が入っていいのかなと思うくらい参加するのに緊張があった」と熱演の様子を紹介していた。

一方、母親役の山村は「寒くても、熱があっても『大丈夫です』と言う。元気いっぱいだけど撮影中は集中していて、それが母親として愛おしかった。ガッツがあるし、将来が楽しみ」と“愛娘・吉本”の成長に目を細めていた。最後に吉本は「スタッフの皆さんに『最後の挨拶はビシッと締めてね』と言われました」と初々しく切り出しながら「この映画を通して私自身も大切な事を教えてもらいました。皆さんには、この会場を出る時に大切な人を思い出してもらったり、あの人に電話してみようかな?と思ってもらえたら嬉しい。何かを感じてほしい」と言葉を噛みしめるようにメッセージした。