この度、映画『ゆめはるか』完成披露舞台挨拶が、11月29日(土)スペース汐留にて行われました。

15:00、舞台挨拶開始

国民的美少女・吉本実憂主演の『ゆめはるか』ついに完成!共演陣から「性格も美少女」と絶賛の嵐!

映画初主演を飾った吉本は「演技の面で大きな壁を乗り越えられた。課題も出来たけれど、色々なことに挑戦出来て良かった。スタートがこの作品だったという事は忘れられないはず」と記念すべき映画初主演作に胸を張りながら「この両親(山寺・山村)と可愛い美波ちゃんが付いて、にぎやかな家族でした。昼食にお弁当が出て、それを小さい机を囲んで皆で食べたのが楽しかった」と疑似家族との充実した撮影を振り返っていた。

また妹役の美波ちゃんは「優しいお母さんとお姉ちゃん、それに面白いお父さんがいてくれたので緊張しないで撮影が出来た」とニッコリで、吉本とは「撮影中は怖かったけれど、他の時は凄く優しかった」と本物の姉妹のように撮影期間を過ごしたよう。

一方、母親役の山村は「寒い中、実憂ちゃんがパジャマ姿で玄関に立っているシーンがあって『寒くない?』と聞いたら『私、寒さには強いんです』と言いながら足が震えていた。それに熱でフラフラになりながらも『大丈夫です』と言ってやる。そういうことが沢山あって。美少女コンテストは性格も美女ではないと出来ないんだなと思った」と現場での吉本の立ち振る舞いを絶賛。父親役の山寺も「実憂ちゃんはこれからどんどん羽ばたいていく。吉本実憂伝説の始まりの、記念すべき作品で父親をやらせてもらったことは自慢したい。いつの日か『また共演したい』とポロッと言ってほしい」と新進気鋭の17歳の才能にほれ込んでいた。

さらに五藤監督からも「凄く勘が良くて、こちらが教えることはなかった。目が輝いているので、そこが魅力的だし、映画向きだと思った」と太鼓判を押されると、吉本は「お父さんとお母さん(山寺・山村)からも褒めてもらって、監督からも言ってもらえて……。自分の自信になりました。自分が思うよりも人って見てくれているので、一緒にお仕事させていただいた方に言われると嬉しい」と感無量の表情。実際の両親はシャイだそうで「私の両親は褒めないですけど、役での両親が褒めてくれたので満足です」と、吉本にとって忘れられない舞台挨拶になったようだった。

ジュニアオリンピック出場を期待されるほどの短距離走記録を保持する女子高生・遙(吉本)が、志半ばで脳腫瘍を患うものの、家族や友人、主治医らの励ましによって、辛く厳しい治療に立ち向かっていく姿を描く。12月13日より全国公開。