『ミュータント・タートルズ』の映画の舞台でもある、ニューヨーク・マンハッタンの摩天楼の夜景をイメージした巨大豪華セットの中、本作で日本語吹き替え版声優を務めた、タートルズの活躍を追いかける美人TVレポーター、エイプリル役のベッキー、そのエイプリルのTV局の上司トンプソン役の泉ピン子、タートルズの忍術の師匠であり、育ての親、ネズミのスプリンター役のカンニング竹山が公開アフレコを行った。

『ミュータント・タートルズ』 白熱の逆バンジーアフレコイベント 概要
【日時】11月27日(木) 13:30〜
【場所】スターライズタワー スタジオアース(東京都港区芝公園4-4-7 東京タワーメディアセンター内)
【登壇者】ベッキー(30)、泉ピン子(67)、カンニング竹山(43) *敬称略

会場にはタートルズのリーダーであるレオナルドも登場。ニューヨークの夜景の中、高さ6mまで飛ぶ逆バンジーを使い、劇中さながらの超絶アクション飛行を見せながら三人の公開アフレコを応援しに駆けつけると、「すごい!」と笑顔をみせるベッキー。「あなたやってみせなさいよ!」と泉に勧められると竹山は「いや、すごいけど僕は高所恐怖症だからできません!」とキッパリと拒否。

ベッキーと泉の公開アフレコではタートルズの存在を議論し合うエイプリルと上司トンプソンのシーンに挑戦。幼い頃からゲームをやったりグッズを集めたりと、タートルズの大ファンだというベッキーの白熱したアフレコ演技に対し、直前まで珍しく緊張をしている様子で、「うまくできなかったらすみません」と弱気だった泉だが、本番が始まるとその熱意に応えるよう泉は大女優の貫禄をみせつけ、「やればできるでしょ!(笑)」と本人もホッとした表情。
続いて竹山は「僕より少し下の世代がまさにタートルズ世代だと思うのですが、声優のオファーを頂いて後輩の芸人にすごく羨ましがられたのでとても光栄でした」と話し、この日はスプリンター師匠の衣装に身を包み気合十分で自らのシーンのアフレコに移ろうとすると、なぜかアフレコ用機材が撤去され、先程までレオナルドがアクロバット飛行をしていた“逆バンジー”をしながらのアフレコを指示される。「せっかくだから」と勧めるベッキー、そして泉に「竹山師匠頑張って」と応援され「ピン子さんに師匠なんて言われる日が来るなんて!」と喜びも束の間、突如どこからともなく「センセイ!カワバンガ!」と叫びながらタートルズ四人組が現れ、竹山を強引にステージ裏へ。するとニューヨークの夜景(6m)に空中に舞い上がった竹山が姿を見せる。超絶3Dアクションが見どころでもある本作にあわせ、地上から上空めがけて飛ぶ“逆バンジーアフレコ”を余儀なくされた高所恐怖症の竹山は思わず「オイッ!降ろせ!うわあああ」とビビりつつマジギレしニューヨークを狙う宿敵シュレッダーとの緊迫感あふれる対峙シーンをなんとか演じきり、史上初の“逆バンジーアフレコ”を成功させた。

その後行われた報道陣との囲み取材では、泉でも緊張したというアフレコについて「アフレコは初体験でしたけど、芝居以上に神経を使う大変なことでした。上手くできない私に対してダメ出しをしてくれたのが嬉しかった。私にダメ出しできる人なんていないから新鮮な気持ちになった」と語った。アフレコ収録時のエピソードとして竹山は「僕がアフレコ撮りをさせて頂いた時は、すでにお二人がアフレコを終えていたので、その様子を見させてい頂いたのですが、あまりにも上手で凄かったので正直焦りました」と話す。最後にベッキーが「映画という枠を越えて、ひとつのアトラクションに乗っている気持ちになる、家族や大事な人、そしてお子さん、タートルズを知らない方でも楽しめる素敵な作品です!」と本作へのメッセージを語り取材を終えた。