元高校球児が再び甲子園を目指す実在の大会<マスターズ甲子園>を舞台に描かれた映画『アゲイン 28年目の甲子園』が来年1月17日(土)より全国公開となります。
本作は、全国の元高校球児が世代を超えて出身校別にチームを作り、再び甲子園を目指す実在する大会「マスターズ甲子園」を舞台に、かつて忘れようとした夢に再び挑戦する不器用な大人たちの姿を描いた感動作です。

この度、本作と、芸能界きっての野球好きである爆笑問題・田中裕二さん主催の野球トークライブ「田中裕二の野球部」の“コラボイベント”を実施いたしました。

田中さんは本作の応援大使に就任、なぞかけでお馴染みのWコロンのお二人のほか、超野球好きな<田中裕二の野球部>メンバーが集結し、野球愛とともに映画について熱く語りました。

また、8月から野球部にゲスト出演している本作の脚本・監督の大森寿美男さんも登壇、イベントを満喫した様子でした。

映画『アゲイン 28年目の甲子園』×田中裕二の野球部 コラボイベント
日程:11月24日(月祝)21:10〜22:10
場所:新宿バルト9 シアター3 (東京都新宿区新宿3丁目1-26 新宿三丁目イーストビル)
登壇ゲスト:田中裕二(爆笑問題)、ねづっち(Wコロン)、木曽さんちゅう(Wコロン)、大森寿美男監督ほか

野球好きの芸人、業界人、一般人が集まってプロ野球や高校野球の予想や振り返りなどをトークする田中裕二の野球部に、映画『アゲイン 28年目の甲子園』の監督・脚本を務める大森寿美男監督が過去3回ゲスト出演していることから、今回、本作とのコラボイベントが実現した。

11月24日(月祝)、新宿バルト9にて開催された、田中裕二の野球部「アゲイン 28年目の甲子園」編には爆笑問題の田中裕二を筆頭に、Wコロンのねづっち・木曽さんちゅうほか、大森寿美男監督が登壇し、熱い野球トークを繰り広げた。

本編上映後のイベントだったことから、最初にゲストたちが『アゲイン 28年目の甲子園』の感想を述べ、Wコロンのねづっちが「腹ペコのときにボリュームのある食事を出されたような気分です。大盛り(大森)に感謝です!」と得意の謎かけを披露し、映画の感動に浸っていたはずの会場を一気に笑いの渦に引き込んだ。

田中裕二は「中井さん(演じる坂町)の娘役の門脇麦ちゃんが素晴らしかった!」と、門脇麦の演技を大絶賛。
大森監督も「何度もオーディションをやったんですが、今の父娘の微妙な距離感を演じられる子がなかなかいなくて、最後に麦ちゃんに会って、こちらから何も言わずともすぐに出来ていたんです。
彼女には、父親への反発の仕方を愛想よくやってほしいと言いました」と、田中の意見に同意した。

主演の中井貴一さんが野球の経験者でないことに言及されると、大森監督は「中井さんはテニス経験者だったので、投げたり打ったりすることはなんとかなる、と。ただバッターボックスまで歩いたり、バットを持つしぐさなどはこいつ素人だなとバレるのでは?と怖がっていました。『そういうところを撮らないと約束してくれるならやります』と言われましたね(笑)。でも台本に出てくる野球シーンは一生懸命練習して臨んでくれました」と意外なエピソードを暴露した。野球を見る目は玄人な他のゲストの面々は「映画を観ても、中井さんが経験者じゃないって信じられませんでしたよ」と賞賛の嵐だった。

また、この日はゲスト皆、映画で実際に使われた主人公たちの学校のユニフォームを着ていたが、「中井さんが野球のユニフォーム姿が似合いすぎる」と田中。他のゲストたちが大きく頷き同調すると、「ユニフォームの下のふくらはぎなんて、原辰徳そっくり!」と超マニアックな発言も飛び出し、会場を沸かせた。
大森監督も「役者さんて細い方が多いけれど、中井さんは胸板が厚いから似合うんでしょうね」と付け加えた。

「甲子園での試合は実際に真剣勝負をしてもらったんです。それを台本に合わせてつないだので、役者たちの素のリアクションが出ているんです」と甲子園球場での撮影エピソードを語った大森監督は、最後に「この映画を観て幸せを感じていただけたのであれば、その幸せを誰かの胸に投げてください」と本作をアピールし、イベントを締めくくった。