日活/東宝東和配給にて11月21日(金)より公開となりました、『少林サッカー』『カンフーハッスル』のチャウ・シンチー監督6年ぶりの最新作にして2013年中国映画興行記録1位のメガヒット作!
作品は誰もが知っている、あの「西遊記」の始まりの物語である『西遊記〜はじまりのはじまり〜』。

本作は、シンチー監督が、「西遊記」を題材にし、三蔵法師、孫悟空、沙悟浄、猪八戒の4人が出会う前のオリジナルストーリーを生み出し、ありえねー!映像で贈る妖怪娯楽エンターテイメントです。
そして「ドラゴンボール」の原作者で知られる鳥山明さんから「銀河系最強のおもしろさ!!」とお墨付きをもらっている、大注目の作品です。

この度、ついに初日を迎え吹替え版の声を担当した斎藤工さん、貫地谷しほりさんをお迎えして初日舞台挨拶を実施いたしました。

<『西遊記〜はじまりのはじまり〜』初日舞台挨拶レポート>

【日程】11月21日(金) 
【登壇者者】 斎藤工、貫地谷しほり
【場所】TOHOシネマズ 日本橋 スクリーン8(東京都中央区日本橋)

11月21日(金)に全国266劇場で公開初日を迎えた『西遊記〜はじまりのはじまり〜』。
日本語吹き替え版で主人公玄奘の声をつとめた斎藤工さん、ヒロイン段の声をつとめた貫地谷しほりさんが登壇した舞台挨拶を行いました。
チケット発売開始から、わずか数分で売り切れるという人気ぶりをみせ、会場となったTOHOシネマズ日本橋は大盛り上がりとなりました。

MC:本日は初日にお越しいただきましてありがとうございます。
全世界で200億円以上の大ヒット!!中国においては2013年の興行成績NO.1を記録!
あの『少林サッカー』のチャウ・シンチー監督、6年ぶりの待望の新作がいよいよ本日、日本公開となります!
さらに、本作は最新音響システム【ドルビーアトモス】による国内初の日本語吹替えでの上映に選ばれました!
本日ご来場の皆様もまるで映画のシーンにいるかのような臨場感、没入感を体感頂けます。
本編をご鑑賞いただく前に、素敵な舞台挨拶を行います。
皆さん、今か今かと待ちわびていることと思いますので早速お呼びしましょう。

玄奘の声を吹き替えられた斎藤工さん、段の声を吹き替えられた貫地谷しほりさんです。
斎藤工さん:登場する前にとんでもねー饒舌な説明をしていただいて、このまま映画をご覧いただいて良いんじゃないかと思うほどです(笑)。
玄奘の声をつとめました斎藤工です、よろしくお願いします。

貫地谷しほり:段の声をやらせていただきました、貫地谷しほりです。
最後まで楽しんでいってください。

MC:吹き替えはいつもやられているお芝居と勝手が違うところもあったかと思いますが、いかがでしたか?

斎藤さん:僕は吹き替え製作初期の頃に声を入れたので、共演者の声があまり入っていなかったので、キャッチボールが出来ず、寂しかったです。普段はお芝居はスタッフや共演者など近しい人に頼っているんだなと感じました。
吹き替えの現場はプロフェッショナルな方々が揃っていたので、ディレクター陣にお任せしました。

貫地谷さん:私は後の方に収録したので、やりやすかったです。叫んだりすると声が枯れちゃうので、そういうシーンは後に収録するなど気を付けました。

MC:斎藤さんは寂しがりやなんですか?

斎藤さん:そういうことを言うと、「寂しくクリスマスを過ごす33歳」とか変な風に書かれちゃうじゃないですか!なので寂しがり屋じゃないです!いや、寂しがり屋です。

MC:お二人は演技学校の先輩後輩という風に伺いましたが今回の共演はいかがでしたか?
貫地谷さん:そうなんです私が3カ月先輩です。

斎藤さん:貫地谷さんは当時中学3年生でしたが、お芝居にはすごい風格がありましたよ。
確か5、6人しかいなかったですよね。

貫地谷さん:そんなことないですよ10何人はいましたよ!適当だなぁホントに(笑)。
そのくらいいないとお芝居にならないじゃないですか。斎藤さんは睡眠学習が得意でした(笑)。

MC:共演するのはいかがでしたか?

貫地谷さん:相変わらず声が良いなと思いました。でも実写だと笑ってしまうので
吹き替えでの共演で良かったと思います(笑)。

MC:そういえば最近、俳優さんの結婚が相次いでいますが……。

斎藤さん:一体(マスコミと登壇者)どっち側なんですか!!

貫地谷さん:斎藤さんは最後の砦なんじゃないですか。

斎藤さん:とんでもないです。

MC:お二人とも劇中で歌声も披露されれていますが、いかがでしたか?

斎藤さん:うまく歌おうとかあまり意識せず、指導されるまま、“ありのまま”に演じました。

貫地谷さん:お仕事で歌うというのはあまりないので、羞恥心を乗り越えるのに時間がかかりました。
収録の時先生に“行かないでください”って言ってずっと手を掴んでました(笑)。

斎藤さん:すごくお上手でしたよ。役柄としての想いも込められていて“見事”というほかないですね。
指導してくれた先生が、感情先行型だったので、歌のシーンが来たら笑ってください(笑)。

MC:ありがとうございます。それではそろそろお時間ですので、これから映画をご覧になる方々に今一度見どころなどをお伝え下さい。

斎藤さん:チャウ・シンチー監督は皆さん『少林サッカー』などでご存知かと思いますが、とても大好きな監督で彼の作品に参加できてとてもうれしいです。
見たかったものを見せてくれる監督ですし、『西遊記〜はじまりのはじまり〜』でもたくさん登場するサブキャラたちの描き方をみても愛情が込められていると感じると思います。
特に僕の好きなキャラクターは“足じぃ”なので注目してみてください。

貫地谷さん:私は登場するキャラクターの中では“空虚王子”が好きです。
見応え、そして聞きごたえのある作品なので、よろしくお願いします!

MC:ありがとうございます。
さてここで日本の公開に際してチャウ・シンチー監督からコメントが到着しているので、僭越ながら代読させていただきたいと思います。

※チャウ・シンチー監督よりコメント※

日本の皆さんこんにちは、チャウ・シンチ—です。
現在新作の撮影中で、どうしてもスケジュールが合わず『西遊記〜はじまりのはじまり』の日本での初日に立ち会えず大変残念です。
まず、この場をお借りして、本作品を日本で配給してくれた日活と東宝東和の皆様にお礼を申し上げます。
そして斎藤工さん、貫地谷しほりさんを始め、この映画に新たな命を吹き込んで頂いた、素晴らしい吹替え版の声優の皆様、日本公開の為に特別にイラストを描いていただき、この映画に更に強力な力を与えてくれた、鳥山明先生、島本和彦先生、小西紀行先生には特に感謝を申し上げたいです。
今から観ていただく観客の皆さんが、この全く新しい『西遊記』を受け入れ、楽しんでいただき、愛していただけたら、至上の幸福です。
次回は皆さんにお会いできるのを楽しみにしております。
皆さんの健康とご多幸をお祈りしています。

MC:ということで、新作の撮影に入っているため、初日に来日することは叶いませんでしたが監督も日本での公開を喜んでくれています。
コメントを受けていかがですか?

貫地谷さん:オリジナル版はもちろん素晴らしいのですが、負けないように吹き替え版をやらせていただきました。
ご覧いただいて、気に入っていただけたらぜひ、周りの方達に薦めていただければと思います。それでは上映を楽しんでください。

斎藤さん:チャウ・シンチー監督ありがとうございます。
今日はドルビーアトモスという素晴らしい音響環境での上映です。
音響は映画館で観るときの半分以上を占めているんじゃないかなと思うくらいで、とても重要だと思うので最高の環境を楽しんでください。
映画館で観るというのは、多くの人で体験を共有するという醍醐味があると思いますので、劇場体験を共有して少しでも感想を拡げていってどんどんと繋げていっていただけるとありがたいです。
何も考えずシンプルに構えていただけると、きっと楽しんでいただける作品だと思いますので、よろしくお願いします!

   以上