世界最大面積を誇る熱帯雨林ジャングル・アマゾンに、フランス人監督ティエリー・ラコベール(『ホワイト・プラネット』)が2年の歳月を費やし撮影に挑んだアドベンチャー大作『アマゾン大冒険〜世界最大のジャングルを探検しよう!〜』は、アマゾンでしか見ることのできない動物や植物、昆虫などのダイナミックで美しく貴重な映像は、子どもたちばかりでなく、大人でさえ今まで見たことのない映像に誰もが心を躍らせるネイチャー映画の決定版です!
そんな本作をさらに盛り上げ、自然や生物たちへの知識を深めてもらうためのナビゲーター役として、本作のナレーションを行っていただくのは、ココリコの田中直樹さん!<動物のみならず生き物が大好き>だと公言している田中さんは、誰もが知る芸能界を代表する動物好きです。皆が興味深々! だけど日本からはなかなか行くことのできないアマゾンに生息する動物たちと出会う子猿の“サイ”君を、自らも2児の父である田中さんがお父さん目線で見守りながら導きます。映画には絶滅危惧種や動物たちの貴重な生態も目白押し。いったいどうやって撮影したの!? とマスコミも驚きの奇跡の瞬間がたくさん登場します! この冬、大人も子供も絶対に見逃せないアドベンチャー型ネイチャー映画です! この日はアマゾン案内人としてココリコの田中直樹さんが探検隊長の出で立ちで登場し、無事ナレーション収録を行いました。

日程/11月18日(火) 
会場/東京テレビセンター 浜町スタジオ101スタジオ

田中直樹さんの談話
「子供さんも親御さんも飽きさせずに惹きつけていけばいいのかが難しかったです。でもひとつひとつ丁寧にやらせていただきました。映画のナレーションは初めてですが、精一杯気持ちを込めて読ませていただいたと思いますので、出来栄えは100点と言わせてください! 滑舌が悪い部分はご勘弁ください。
この映画は、主人公のフサオマキ猿の子猿の目線でアマゾンを見るのですが、ネイチャー系の作品でアマゾンは取り上げにくいと思うんです。雨が多かったり湿度が闘ったり、ジャングルには陽が入って来ないので撮影がしづらく、撮影をしてくれただけですごい! よくこんな作品を作ってくれはった! とお礼を言いたいです。」

「そして映画を観て、アマゾンはあんなに広くてあんなにたくさんの生き物がいるんだと思い知らされました。実は僕には、ジャガーをアマゾンで見てみたいという夢がありました。ジャガーはヒョウよりサイズも一回り大きくて迫力がある。そんなジャガーと鬱蒼とした視界の悪いジャングルの中で出くわすんですよ。だから、ジャガーが出てくるシーンでは背筋が伸びるというか、思わずワツ!となりました。昆虫、哺乳類、どれをとってもアマゾンの生態系はものすごく面白いんです。

僕がなりたい動物ですか? 生き物と地球って、食物連鎖がすべてだと思うんです。それをベースで支えていきたいです。なんでもいいです、植物になって酸素を出していきたいなとか…ジャガーはジャガーで哺乳類の頂点なのでいいなぁと思いますけど、僕はジャガータイプじゃないと思うんですよ(笑)。地味でもしっかり根を下ろすような生き方をできたらと思います。自然に溶け込みたいという思いはありますよ。だからこの映画で、自分たち人間も生物学上の「ヒト」であると改めて思い知る機会になりました。
ネイチャー系の作品でアマゾンにスポットが当たる作品は少ないのでとても貴重です。子猿のサイの目線で、まるで自分もアマゾンにいるかのような湿度や匂いまでも感じられる映画ですので、子供はもちろん、家族皆でアマゾンを体験してほしいと思います!」

動物が大好きな田中さんは、10歳と6歳の男の子をもつお父さん。「上の子が3,4歳の時に水族館に連れて行って、僕が大好きな鮫の特徴を延々してしまったんですね。そしたらその晩子供が熱を出しまして…僕の説明がすごくしんどかったんだと思います。それ以降は、僕から押し付けないように、一歩引くようになりました。結構な高熱だったので(笑)。」

監修の新宅先生の談話「田中さんはとても素晴らしかったです。親子向けの映画なので田中さんの優しい声とナレーションが映画にぴったりでした。こういうスタイルのネイチャードキュメンタリー映画は類を見ないんです。映画用の動物を使わずに、アマゾンで保護された生き物をリハビリをかねて出しています。撮影技術と動物の専門家の技術を合わせながら動物に負担がかからないように撮っている映画です」

収録のスタジオには大きなインコも同席し、場を盛り上げ、終始なごやかなうちに終了しました。