若手映画監督の旗手・山戸結希と唯一無二のオルタナティヴ・バンドのおとぎ話がタッグを組んだ映画『おとぎ話みたい』。この作品は、2014 年6 月テアトル新宿で行われた「観ずに死ねるか!傑作青春シネマ」特集で‘10 年代を代表する最新作として選出され、立ち見席まで完売の超満員となった、名実ともに傑作の呼び声高い作品です。
そんな『おとぎ話みたい』の公開まで3週間を切った11 月16 日(日)、「世界で一枚の愛の言葉つき!『おとぎ話みたい』な前売券販売アフタヌーン」が大盛況を見せました。

前売券をご購入して頂いたお客様一人一人と山戸結希監督が対話しながら、その方にふさわしい愛の言葉を即興でチケットにしたためてゆきました。しかし、14時30分〜16時30分の二時間という限られた時間のイベントのはずが、本作『おとぎ話みたい』でも見られる山戸監督の際立った言語感覚に惹かれたお客様が次から次へと足を運び、数百人全員に愛の言葉を記すためには、翌朝までかかること必至の事態となりました。長蛇の列が劇場に収まりきらないほどの定員オーバーとなったため、急遽、時間差集合の整理券や後日対応分を出す状況となり、「世界で一枚の愛の言葉つき!『おとぎ話みたい』な前売券販売アフタヌーン」は、夜の21時を過ぎても続きました。

山戸結希監督とテアトル新宿がコラボレーションした前代未聞のイベントは、『おとぎ話みたい』の言語感覚に魅了された多くの観客と口コミによって、当初の予想を遥かに越える伝説的な熱気で、幕を閉じることとなりました。
先週金曜日に公開された本作の重要な挿入歌・おとぎ話『COSMOS』のMV(山戸結希監督作)
https://www.youtube.com/watch?v=binndMiHcyg&feature=youtu.be への高い反響と相まって、12月6日〜公開の『おとぎ話みたい』に向う期待と、さらなる熱量の盛り上がりを感じさせるものでした。