俳優、そしてプロデューサーとして映画界のトップに立ち続けるブラッド・ピット。彼が類い希なストーリーとキャラクターに惚れ込み、主演と製作総指揮を熱望した最新作『フューリー』が11月28日(金)全国超拡大公開致します。

本作の公開を記念して、主演のブラッド・ピットとローガン・ラーマンが来日し、ジャパンプレミアが行われた。ブラッド・ピットは、前作『ワールド・ウォーZ』以来1年3ヶ月ぶり10度目、さらに本作のノーマン役でこれまでのイメージを一新する熱演を見せる注目の若手俳優、ローガン・ラーマンは3度目の来日となった!

11 月 14 日(金)、1 年 3 ヶ月振り、記念すべき 10 度目の来日を果たしたブラッド・ピット。共演者のローガン・ラーマンと共に、15 日には来日記者会見に臨み、ジャパンプレミアのレッドカーペット・イベントではファンサービスを行った。今回のジャパンツアーでのラストミッションは、『フューリー』公開劇場となる TOHO シネマズ日劇で行われたジャパンプレミア上映会での舞台挨拶だ。

■『フューリー』舞台挨拶
18:00からのレッドカーペット・イベントの模様は上映会場に生中継されており、ステージにブラッド・ピットとローガン・ラーマンが登場すると、会場を埋め尽くした観客の大歓声が巻き起こった。

ブラッド・ピットは、「いつも温かく迎えてくれてありがとう!」と満面の微笑み。「今回の作品は、1年かけて一生懸命つくりました。是非楽しんでください」とコメントした。続いてローガン・ローマンは、「いつも温かいサポートいただき感謝しています」と 3 年振りに日本でのファンとの交流を楽しんだ様子。戦争未体験の新兵を演じた彼は、「本当にブラッド・ピットさんからは多くのことを学びました。とにかく一生懸命に働く方で、全力で作品に身を投じているので僕も最前を尽くさなければならないと、励みになりました」と、大先輩であり、劇中でも父親のような存在となる戦車長”ウォーダディー”を演じたブラッド・ピットへのリスペクトに満ちたコメントを発した。ブラッド・ピットも「ローガンが演じるノーマンというキャラクターが新米として部隊にやって来ます。純真無垢な彼を戦争の恐怖にさらすことになるわけです。戦争のルールと自然のルールは全く違うということを、彼に叩き込まなければならないのです」とローガンの演じたキャラクターの重要性を説明した。
イギリス、フランス、アメリカ、韓国と続いた『フューリー』のキャンペーンは、日本が最終地点となる。疲れた表情ひとつ見せずにファンとの交流を最優先した 2 人が、戦車長ウォーダディー(ブラッド・ピット)と新兵ローマン(ローガン・ラーマン)として師弟の絆を見せる『フューリー』は、11 月 28 日(金)、日本公開となる。

■『フューリー』ジャパンプレミア上映会 舞台挨拶
11月15日(土)TOHO シネマズ日劇 1
登壇者:ブラッド・ピット《50》(B)、ローガン・ラーマン《22》(L)

●一言挨拶
L:こんにちは(日本語で)
B:皆さん、温かく迎えてくれてありがとうございます。いつも歓迎してくれてとても嬉しいです。いつもありがとうございます。今回の作品は、1年かけて一生懸命つくりました。是非楽しんでください。
L:皆さん、今日はお集りいただきありがとうございます。いつも温かいサポートいただき感謝しています。今まで出演した作品の中でも特に心血注いで一生懸命つくって来ましたので、とても誇りに思っています。きっと皆さんにも楽しんでいただけると思いますので、是非ご堪能ください。

●レッドカーペットはいかがでしたか?
B:いつも思うのですが、とても上手に演出されていて本当に暖かい歓迎ぶりに感謝しています。日本にくるといつも愛情と尊敬の念を感じることができます。感謝しています。ありがとうございます。
L:レッドカーペットは僕も本当に楽しませていただきました。日本の皆さんは本当に暖かくサポートしてくれます。今日も寒い中長い時間待っていてくれて嬉しかったです。繰り返しになりますが、きっとこの映画は楽しんでもらえると思いますし、この劇場も最高なのでこの作品を観るにはぴったりだと思います。
B:レッドカーペットではセルフィーもたくさん撮りました。(場内笑い)

●本作は世界でも高い評価を受けています。なぜこんなに評価が高いのかお聞かせください。
B:非常に生々しく臨場感たっぷりの映像、兵士たちの目を通して戦場を観ているような気持ちになる作品です。その信憑性を持たせるために、かなり詳細にこだわって作品をつくりました。それと同時にこの中には友情、5人の男たちが家族のように絆を深めて行くという感動的な面もあります。そういったところに皆さんが評価してくれたのではないかな、と思います。

●ローガンさんはどう思われますか?
B;ローガンがすごく良いからじゃない?
L:きっとこの作品が普遍的なものを描いているからだと思います。戦争が人の心にどのような影響を与えるのか、それをきっちり描いているので、広く認められることになったのではないかと思います。

● 撮影現場ではどのような話し合いをしたのでしょうか?
B:劇中、ローガンが演じるノーマンというキャラクターが新米として部隊にやって来ます。純真無垢な彼を戦争の恐怖にさらすことになるわけです。ウォーダディー(ブラッド・ピットの演じたキャラクター)は、戦争のルールと自然のルールは全く違うという事を、彼に叩き込まなければならないのです。作品については5人でかなり話し合い、家族のような親しい関係になりました。

●ローガンさん、何かブラッドさんから教わったことはありますか?
L:何も教えてもらってないですよ(笑)。というのは冗談です。
本当にブラッド・ピットさんからは多くのことを学びました。僕はまだ経験が浅い方なのでブラッドの働き方を見ながら学ばせてもらいました。とにかく一生懸命に働く方で、全力で作品に身を投じているので僕も最前を尽くさなければならないと、励みになりました。

●アカデミー賞への手応えは?
B:それについてはわからないとしか言えないのですが。賞を獲る、獲らないに関わらず、この映画はすごく誇りに思っている作品です。長く評価を得られる作品になることを願っています。でもローガンには票を入れますよ(笑)。
L:オスカーに関しては何とも言えないけれど、目標は、皆さんが観たいと思っていただける良い作品をつくるということです。