SXSW(サウスバイサウスウェスト)映画祭2013でのワールドプレミア以降、世界中で35もの映画賞を受賞、50の映画賞にノミネートされた『ショート・ターム』は、実名レビュー評価サイト「Rotten Tomatoes(ロッテントマト)」で満足度99%、2013年No.1の実績を記録し、名実共に史上最高の評価を得ている映画です。
日本でも、すでに多くの映画ファンに注目されており、映画レビューサイト「Filmarks(フィルマークス)」では、公開前で4000以上のクリップを集め、その期待度の高さが証明されています。

「ご来場ありがとうございます!」と覚えたばかりの日本語で挨拶したクレットン監督。大学を卒業後、作品の舞台となっている児童保護施設で実際に働いた経験を持つ監督は、「この仕事を通じて多くのことを学びました。
本作では、これまでの自分の人生で最も重要な“施設で働いた経験”を私なりに理解して、映画を作り上げることができたと思います。」と語りました。

本作のイメージソングを作曲した関取花さんは「自分の経験と似たようなシーンでは、走馬灯のように思い出が甦ってきて、わっと泣いてしまいました。」と本作鑑賞時の衝撃を振り返り、「とても信頼できる映画だと思います。美化している訳でも、絶望に暮れている訳でもなく、希望を見せてくれる映画です。」と熱い感想を語りました。
そして、鑑賞後のインスピレーションから書き下ろしたイメージソング、「dawn」を観客の前で初披露。その温かな歌声に会場は優しい空気に包まれました。
自らの携帯電話でご来場いただいた観客の様子を興奮して撮影したり、歌い終わった関取花さんと熱いハグを交わしたりと、観客と過ごす時間を楽しむクレットン監督の姿に、会場は和やかな雰囲気となりました。

本作は11月15日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ二条ほか、全国にて順次公開いたします。