アーノルド・シュワルツェネッガー主演最新作の映画『サボタージュ』(デヴィッド・エアー監督、11月7日公開)の公開記念イベントが5日、
都内・大森のフィットネスジム「ゴールドジム サウス東京アネックス」で行われ、サンミュージック所属7組9名の芸人、
ダンディ坂野(47)、小島よしお(33)、鳥居みゆき、髭男爵(山田ルイ53世(39)ひぐち君(40))、かもめんたる(岩崎う大(36)槇尾ユウスケ(33))、こにわ(32)、テル(44)が登場した。

本作はシュワルツェネッガー率いる麻薬取締局のチーム9人が何者かに一人ずつ殺されていくサスペンスアクションで、映画のキャッチコピーである「1人ずつ消されていく、最強の9人。」をもじって
「1人ずつ消えていく、最強の芸人。」 として集められた彼らは本作の感想を問われると山田ルイ53世が「消えていく9人という企画の考え方が悪質だ!」と話すと、
小島が「サンミュージックは一発屋製造工場とも呼ばれている」と会場を盛り上げつつ、槇尾が「手に汗握る、エグさ、怖さもあるが見ていてスカッとした! 
まさかあの人が犯人だったとはと思わせる、見終わった後に面白かったと思える作品! こんな素晴らしいイベントに参加させて頂いて光栄です!」としっかりと本作のアピールも行った。

また、今回最強のDEA特殊部隊のリーダーであるシュワルツェネッガーに因み、サンミュージック芸人の中でのリーダーは誰かと問われると
「それは勿論ダンディさん! 彼は一発屋芸人のレジェンドですよ! ダンディさんが居なかったら、今のサンミュージックのお笑い部門は無い。我々が居られるのはダンディさんのおかげ」と
後輩達から尊敬されているダンディ坂野は「だけど今はカンニング竹山のおかげで生き残っていますけどね。次に行きましょう」と落ち着きながらもシュワちゃんにも負けないリーダーシップぶりを発揮した。
他にも、味方内で疑心暗鬼に陥る本作にちなみ、疑心暗鬼になった?と問われるとひぐち君は「男爵さんに『声』の仕事が入る様になってから、前まで見せていた給料明細を見せなくなった。
僕は先月18万だったのに」と不満を言うと「多いな」とダンディ坂野の口からボソッとこぼれる場面や、槇尾ユウスケが「岩崎がマイホームの購入を考えていると聞いた。」と問いただすと、
岩崎う大は「マイホームの購入を考えているが、中古で3500万する。なかなか審査が通らないんですよね」などとリアルな悩みを暴露した。

厳しいお笑い界で生き残るにはやはりチームワークが重要という事で、9人の心を一つにする為「大縄跳び10回」に挑戦するも
惜しくも記録9回と失敗してしまうと、失敗の責任の擦り付け合いをする中、こにわが「何やってるんだよ! 集中だよ集中! 気合いが足りないんだよ!」と
得意の松岡修造ネタで喝を入れた事により、2回目は15回という大記録を見事達成した。
最後には「最強の9人、サボタージュ!」と全員息の揃った掛け声によってイベントを締めた。