第27回東京国際映画祭『サンバ』まさかの無茶ぶりに「ダメよ〜、ダメ、ダメ」オリヴィエ・ナカシュ監督、オマール・シー舞台挨拶開催
本日、第27回東京国際映画祭 特別招待作品『サンバ』の舞台挨拶を実施致しました。
今回初来日になるオマール・シーと3年前に来日したオリヴィエ・ナカシュ監督が登壇し、お二人ならではの、ここでしか聞けないマル秘エピソードや最強のスマイル溢れるトークショーになりました!
【日時】10月26日(日)10:45〜
【登壇者】オリヴィエ・ナカシュ(41)/オマール・シー(36)
3年前の東京国際映画祭『最強のふたり』でサクラグランプリと最優秀男優賞を受賞した監督と俳優が来日。
オマール・シーは初来日。
監督と主演のオマール・シーが再タッグし、フランスで大ヒットしている『サンバ』は、ビザのうっかり失効でフランスから退去命令を受けたサンバ(オマール・シー)。ピンチの最中、移民協会で出会った、燃え尽き症候群の元キャリアウーマンのアリス(シャルロット・ゲンズブール)と、陽気な移民仲間。どん底でも失われないサンバの笑顔は、仲間たちを助け、やがてその出会いは奇跡を起こしていく、という物語。
上映前の舞台に登場した監督は「またこの場所に来れて大変光栄です」、オマールは「この場所に来れて嬉しいです。3年前に東京国際映画祭で頂いた最優秀男優賞は私にとって俳優として初めて受賞した作品でした。感謝しております。」と挨拶をした。
世界中で大ヒットした『最強のふたり』の後はどうだった?と司会者の質問にオマールは「激変した。世界中を飛び回り、こうやって日本に来れた。なによりも以前と変わったのは英語を話している自分です。勉強して話せるようになりました」と語った。
『最強のふたり』でリズミカルなダンスを踊っていたオマールだが、今回の役は踊りが得意ではない役。
「サンバという名前なのに踊れない」と監督。踊りが得意なオマール・シーに司会者からせっかくだからサンバを踊って欲しいとのリクエストに、オマールは「ダメよ〜、ダメダメ」と答え、監督は「いいじゃないの〜」と言い、会場のお客さんからは歓声と笑いが起こった。サンバの曲が流れ、軽快なステップで踊るオマールに会場中は笑顔に包まれた。
最後に「フランスで先日公開され、日本が2番目で本作を上映します。皆さん楽しんでください」と監督。
「また日本に帰ってきます。今日は本当にありがとう!」と最強の笑顔でオマール・シーは会場を後にした。