Q4

Q:先程、監督がお二人に演出はしなかったとおっしゃっていましたが
最後のシーンも演出はなかったのですか?

新井:最後のシーンは2回撮っています。
1回目から、ぶっつけ本番で。つまりテストをしない。普通テスト大体し
て本番なんですけど。1回目から本番をして。正直うちは、ぐっときたん
ですよ。でも武監督からもう1回って言われて、まじかって思いましたね。
でも、それはウチもミスをしていて。
もらい泣きしたんです。キャラ設定で泣いてはいけないのに、サクラの芝
居みてボロボロ泣いちゃって。泣かない方が言いってなって。
あとね、間が尋常じゃなくて。

監督:1回目は真が10分あったんですよね。
お客さんの事を考えてもう1テイクやったほうがいいなと。
僕らはグッときたんですけど。劇場の人を考えると10分は観るのは大
変だなと。サクラさんにはテストって言ったんですけど、サクラさんはそれを本番だ
と思って「もうできないよ、今と同じのできないよ」って。でも「ああもう、わかった気がする。」って。

安藤:テストって言いながら、ああそういうことを言ってリラックスさせよ
うとしてるけど本番なんだなって思って。このシーンが本当にクランクアップの最終日の
最後のシーンだったんですよ。私たち2人ともみんな見えないところまで歩いていたんですね。
1回目が終わっておし!これで終わったね!
って振り向いたら「はい、本番行きます」って言われて崩れ落ちましたね(笑)。

新井:間で言うと台本どおりなんですよね。
・・・っていうのが合って、いろんな俳優さんいるんですけど
ウチ間をすごい取るタイプなんですよ。
映画育ちなので。テレビだと新井くん間縮めてって言われます。
テレビは尺が決まっていて、映画は上映時間は決まっていないので。
だから間は、台本通りです。

Q5:

Q:『イン・ザ・ヒーロー』も拝見したのですが、
山場を作る構造の時に、盛り上げていく時に監督が
ここは特に気にしているいうところがあれば教えてください。

監督:どんな話でもどんな設定でも、せっかく映画を観に来てくれた方が
どこかここだけはっていう場面を作りたいと思っています。自分も。

MC:クリープハイプの書き下ろしの主題歌についてはいかがでしょうか?

新井:クリープハイプすごいいい曲、作ってくれたんですよ。

監督:クリープハイプさんは映画を観ないで台本を読んで作ってくれた
作品なんですが。痛い痛いっていうのが、サクラさんがアドリブで言っていたことが歌詞にあって。

安藤:これ、出来上がる前に作ってくださったのに。
わたし、ずっと撮影中痛い痛い痛い痛いって言っていて。

監督:やっぱり才能って共鳴するんだなって。
ただ1回会って、終わりにかけてろくでもない暮らしがまた始まる2人へ
の応援歌になるように作ってとだけ言ったんですが。

Q6

Q:足立さんへの質問です。4年間かけて武監督と作られた、
映画の完成時の気持ちをお聴かせください。

足立:僕、現場が好きで、今回もしょっちゅう行っていたんですけど。
最初の編集ラッシュを観た時の感動は、耐えられなかったです。
特に安藤さんが、登場するシーンにグッと来ました。どうにもならなかった
です。

安藤:私、自分本人なのでどうしてもニヤニヤしてるんですけど。
今日、監督と足立さんに挟まれて映画を観ていたんですけど、両脇のおじさんがずっと泣いていて(笑)。

監督 泣いてないですよ(笑)。

安藤:嘘だ!両脇で泣いてて。私、一人真ん中で笑ってて。

監督:僕は、この映画は足立君の執念だと思っているので。
なんでなんとしてもなんとかしたいって思っていました。
いろんなことがあってからこの脚本を読んだ安藤さんや新井さんやスタ
ッフやクリープハイプの皆さんが、共鳴した結果が作品だと思いました。
足立さんの執念を届けられてよかったです。

新井:執念ついでに聞きたいんですけど、乳首つままれるのは趣味なんですか?

(場内爆笑)

足立:(困惑)

監督:今回、絶対に切ってほしくないシーンがあると言われて
それが、そこでした(笑)。普段言わないんですけど。

新井:絶対にあそこなんかありますよね。
普通書かないですもん。

足立:本来、ああいうシーンが僕は一番面白いシーンができると思っている
んですよ。

新井:自分がやってるってことですか?それ以外考えられないんですけど(笑)。

(場内爆笑)

監督:丸山さんが一番褒めてくれたシーンなんですよ。

足立:確かにシナリオの段階からここは切らないでくれって・・

新井:いや、そういうことを聞きたいんじゃないんです!

(場内爆笑)

新井:なんで、そういうことを書いたかが聞きたいんです!

安藤:つままれたいんですか?つままれたいタイプなんですか?

足立:そうですね(笑)。

(場内爆笑)

新井:いや、(足立さんは)違うことを本当は言いたかったんだと思います
が・・・・・・。
まあこれぐらいにしておきましょうか(笑)。

   以上

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