本日10月23日、第27回東京国際映画祭が開幕いたしました。
初日レッドカーペットイベントに、「コンペティション部門」日本代表としてノミネートされた『紙の月』(配給:松竹)より、主演の宮沢りえ、池松壮亮、吉田大八監督が登場しました。
邦画を代表するに相応しい、日本映画界最高峰のコラボレーションにより誕生した、心を揺るがす衝撃のヒューマン・サスペンスで東京から世界へ挑みます!

映画『紙の月』 第27回東京国際映画祭 初日レッドカーペットイベント 概要

【日時】10月23日(木)15:00〜19:00
【会場】六本木ヒルズアリーナ
【ゲスト】宮沢りえ、池松壮亮、吉田大八監督

前日から降り続いた雨もやみ、国内外多くのマスコミが駆けつけ、一般のお客さんも数時間前から長蛇の列を作るほど熱気にあふれたレッドカーペットに、邦画で唯一コンペティション部門にノミネートされた『紙の月』より、主演の宮沢りえさん、池松壮亮さん、吉田大八監督が颯爽と登場!

日本語吹替え版のナレーションを務めた仏映画『オーシャンズ』で第22回東京国際映画祭グリーンカーペットに登場して以来、5年ぶりとなる宮沢りえさんは、ヴァレンティノ(VALENTINO)のグレー地にスパンコールを散りばめた
華やかなドレスに身を包み、マスコミからの質問やお客さんからのサインリクエストに終始にこやかに応えていました。
池松壮亮さんと吉田大八監督は黒のスーツをスマートに着こなし、宮沢さんをエスコート。
3人で談笑しながらゆっくりとレッドカーペットを歩き、熱烈な歓迎を楽しんでいるようでした。

【Q&A】
Q.この映画祭で観客の皆さんに本作をどのように楽しんでいただきたいですか?

池松さん:手応えをとても感じているので、日本代表として選ばれたことに自信を持って
「ぜひ観てください!」と言いたいです。

Q.難しい役どころに体当たりで挑まれていらっしゃいましたが、いかがでしたでしょうか?

宮沢さん:本当にエネルギーを使いました。7年ぶりの主演ということで今まで溜めておいたものを
出し切りました。

Q.一番見てほしいシーンはどこですか?

宮沢さん:梅澤梨花が、常識や倫理観などを拭い去って、手放して…向かう場所はどこなのか?
というところをぜひ見ていただきたいです。

Q.これから本作を観られる皆さんに一言お願いします。

吉田監督:人気原作小説の映画化ですが、映画にするときには映画として意味のあるものを作ろうと思いました。
ですから、原作を読まれた方もそうでない方にも、満足していただける出来だと自負しております。

Q.レッドカーペットを歩かれて、いかがでしたでしょうか?

吉田監督:レッドカーペットの熱気をすごく感じられました!

宮沢さん:撮影は過酷で喜びと辛さを感じていたものを、このような華やかな場所に持ってこられたことに
とても興奮しています。

池松さん:こういう場所は不慣れなもので、ずっとふわふわしていました(笑)