ギリシャ神話最大の英雄伝説を描くアクション・アドベンチャー超大作『ヘラクレス』(10月24日(金)公開/パラマウント配給)の公開に先立ち、マネーメイキングスターNo.1(2013年フォーブス誌にて)、WWE世界ヘビー級王者に10度輝いた経験を持つハリウッド史上最強の男ドウェイン・ジョンソンが主演超大作を携え、12年ぶりに来日。大ヒットメーカーである監督ブレット・ラトナーとプロデューサーのボー・フリンと共に、19日(日)TOHOシネマズ六本木にて行われたジャパンプレミアに出席致しました。

『ヘラクレス』ジャパンプレミア (レッドカーペット&舞台挨拶)
■日程:10月19日(日) 16:30〜  
■場所:六本木ヒルズ大屋根プラザ/TOHOシネマズ六本木スクリーン7
■登壇者:ドウェイン・ジョンソン(42)、ブレット・ラトナー 監督(45)、ボー・フリン プロデューサー
■日本人ゲスト:すみれ(24)、武藤敬司(51)  
■ジャパンプレミアMC:辻よしなり  *敬称略

“ザ・ロック”としてプロレス界の頂点に上りつめた後、俳優としても興収ランキングNo.1に輝くなどパワー、実力ともにハリウッド史上最強の男ドウェイン・ジョンソンが主演超大作を携え、12年ぶりに緊急来日。天をも味方につけた秋晴れの中、レッドカーペットには自製のボードやWWEのベルト、劇中のネメアの獅子を模した着ぐるみを用意したドウェインファンが集合!レッドカーペットからはみ出るほどのファン約500名が集結!!熱気が立ち込める中、ドウェインが登場し身長196センチ、スーツ姿でも圧倒的なオーラを放つその姿はまさに”ピープルズチャンピオン”という称号にふさわしく、会場からは「ロック!ロック!」と拳を大きく突き上げ歓声が沸き起こった。ドウェインは満面の笑みでひとりひとりと目を合わせながら握手やサインに応え、ファン一人一人と熱い交流を行った。
舞台挨拶では、数々の名勝負を実況してきた辻よしなりが会場を盛り立て、鳴りやまぬ“ロックコール”の中、ドウェインが監督とプロデューサーと共に登場。鍛え抜かれた身体と完全無欠の佇まいは、まさに伝説の英雄ヘラクレスそのもの。まず監督のブレット・ラトナーが「日本で初めて見ていただく皆さんに今日は楽しんで欲しい!心の師、黒澤明の作品をたくさん勉強して本作を作りました。ハリウッド最大の英雄ドウェインが主演をするということでCGなどには頼らず、セットも最大規模!神話を知らなくても楽しんでもらえるエンターテイメント作品になった!」と本作の制作秘話を語り、プロデューサーのボー・フリンは「ドウェインなくしてヘラクレスは撮れなかった。彼がヘラクレスという役を自分のものとするところが見たかった!」とドウェイン起用の熱い思いを語った。ドウェインは「日本に来られて嬉しい。アントニオ猪木やタイガーマスクに憧れて育った。プロレスを始めたのは日本の影響がとても大きい。また、東京ドームでとても良い試合をしたことも記憶に残っている。」と挨拶し、「ヘラクレスには5歳の頃から屈強な肉体や自分の力ですべてことを成していく姿に憧れていた。監督、プロデューサーと3人で長きにわたって計画し、「スーパーマン」にもインスピレーションを与えた“最古のヒーロー”ヘラクレスを作り上げた。コアトレーニングを1年行い、見た目から作り上げ、さらに強い自分になる!というインスピレーションを与えられたらと思い演じた。」と今作への想いを明かした。

また今回のジャパンプレミアではドウェインが自身のツイッターで観客200人をサプライズ招待するという、ファン思いで太っ腹なファンサービスも行なわれた。熱心なファンから「WWEの時と俳優の時ではトレーニングの仕方も違うのですか?」と質問されると「その通り!WWEの時は年間250〜350試合をこなす為、きついトレーニングをしていたが、映画では肉体を保つためのトレーニングに切り替えた。クレイジーとよく言われるが、早起きが好きなので4時に起きてトレーニングしているよ!」と答えた。女性ファンからスキンヘッドについての質問が飛ぶと、ドウェインから「触ってみたいかい?」と舞台に上げ、ハグをするというサプライズに場内大歓声!

スペシャルゲストとして、ドウェインの第二の故郷・ハワイで育ち、なんとドウェインの高校とライバル校に通っていたという、ドウェインの大ファンのすみれが神話の女神を思わせる純白のドレスで華麗に登場。「本当にドウェインはパーフェクト!戦っているときはとてもかっこいいのに、心はピュアでとても優しい!この映画を観てさらに大好きになった!」と女性ならではの視点で本作の魅力を語った。  イベントの終盤には「おいおい!誰かを忘れていないか〜!史上最強は俺だ!!!」と日本マット界の至宝、武藤敬司がサプライズで乱入!12年ぶりの再会となる二人。武藤はヘラクレスが劇中で倒した、ネメアの獅子の毛皮をかぶり野獣のような目つきでドウェインに近づく!対するドウェインもすみれを守りながら武藤と対峙!一発触発の事態に、場内からは割れんばかりの歓声が沸き起った!近づいた武藤は一転し笑顔で「いや〜ずっとお会いしたかった!映画の公開をお祝いしに来ました!」と握手を求めると、ドウェインも嬉しそうに「グレート・ムタにお会いできて本当に光栄です。プロレスラーの家系で、祖父もグレート・ムタと試合をしていたり、本当に影響を受けました。ピープルズ・エルボーも…」と言うと、武藤は自身のフラッシング・エルボーという技を真似たドウェインの必殺技ピープルズ・エルボーについて、すかさず「ロイヤリティが欲しい!あの技、何回使いました?(笑)」と切り込んだ。これにはドウェインが「オンリーワン!」と言い場内は爆笑の渦に。  最後は、劇中さながらの熱い闘いに興奮が冷めやまないファンをバックに、フォトセッションが行われた。ドウェインの「ヘラクレス〜!」という掛け声で場内満席のお客さん約600名が「最強〜!」と雄叫びをあげ、大きなキャノン砲の演出が!!会場は黄金一色に!本作同様、大迫力のイベントとなった。
ギリシャ神話最大の英雄伝説を描いた「ヘラクレス」は10月24日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか3D/2D全国ロードショー。