9月13日(土)に全国公開を迎えた周防正行監督最新作「舞妓はレディ」。リアリティとファンタジーが混在した周防正行監督の独特な‘舞妓エンターテイメント’が、お茶屋で実際に働く京都の芸妓・舞妓のあいだで大反響をよんでいます!
お茶屋のお客さんが、芸妓・舞妓と一緒に「舞妓はレディ」を鑑賞する“「舞妓はレディ」ご飯食べ”が流行するなど、早くも京都の花街に『「舞妓はレディ」ブーム』が到来! (※ご飯食べ=お茶屋のお客が芸妓・舞妓を外に食事に誘うこと)
この大ヒットを受け、この度9月24日(水)、周防正行監督と、本作で800名を超えるオーディションの中から主役の座を射止め、早くも「本年度新人賞最有力候補!」との声も挙がる上白石萌音(かみしらいし・もね)が、お世話になった京都の皆様に直接感謝の言葉と伝えるべく【京都お礼参りイベント】を行いました。

上白石と周防監督は、「舞妓はレディ」の舞台・花街「下八軒(しもはちけん)」のモデルとなった、「上七軒(かみしちけん)」の現役の芸妓・舞妓衆7名と一緒に、北野天満宮を訪問。上白石と監督はお礼参りをするとともに、映画撮影時から公開前のプロモーションに至るまで、共に映画のヒットを祈り、「舞妓はレディ」を応援してくださった芸妓・舞妓衆に再会し、映画ヒットの御礼を直接伝えました。また、京都を代表する繁華街・新京極にも足を運び、舞妓・芸妓衆と共に商店街を練り歩きながら「大入り袋」を配布。道行く人々は、華やかな一群にわき立ち、口々に映画の感想を述べたり、上白石や監督に握手を求めたりしていました。中には主題歌を口ずさむ人もおり、「舞妓はレディ」が京都に浸透し、また暖かく応援されていると改めて実感されました。その後、新京極商店街に面し、芸の成就を祈願するお寺として知られている総本山・誓願寺にも立ち寄り、さらなる映画の成功を祈って、扇子の奉納を行ないました。

さらに、「舞妓はレディ」の公開3日間で全国2位、公開2週目の土日ではなんと全国1位の興行収入を記録した劇場『MOVIX京都』にて、大ヒット御礼の舞台挨拶を行い、上白石萌音が、「一度聴いたらメロディー耳から離れない!」と話題騒然の主題歌「舞妓はレディ」を生披露しました。この夏、フランス・パリでのJAPAN EXPOを皮切りに、全国15箇所におよぶ地方キャンペーンや、日比谷・盆踊り大会など、全国各地で主題歌を唄ってきた上白石萌音にとって「最後の生歌唱」となり、会場も大いに盛り上がりました。

≪上白石萌音 コメント≫
お世話になった京都、そして上七軒に戻ってくることができてよかったです。
公開前にヒットを祈願した北野天満宮さんには、改めてお礼を伝えることができました。
今日、新京極商店街を歩いてみて、たくさんの人に「映画観たよ」とか「これから観るよ」と言っていただけて嬉しかったです。ここに来て、本当に映画が公開されたという実感がわいてきました。映画が羽ばたいて行って、どこか寂しいような嬉しいような…。そう話したら、それは娘を嫁がせる親の気持ちだよ、と言われました(笑)。でもたくさんの方々から感想をいただいて、本当にとても幸せな気持ちです。

≪周防正行監督 コメント≫
京都で取材を初めてから22年。月日が経ったと感じます。ただ、その時間があったからこそ、この映画を作ることができたのだと思います。北野天満宮では、無事映画が完成し、公開を迎えた報告とお礼をしました。
今日は上七軒の舞妓さん・芸妓さんの感想を直接聞くことができてよかった。知り合いの芸妓さんからも「プロの目から見て合格!」と連絡を受け、花街にきちんと認められたと感じ、非常に嬉しいです。
新京極商店街の練り歩きでは、普段なかなか体験しないことなので、生の反応に圧倒されました。また、舞妓さん、芸妓さんと一緒に商店街を歩いたことで、改めてその華やかさを実感しました。

≪舞妓・市知 映画の感想≫
ミュージカルと聞いていたので、観る前はどんなものだろうと想像できませんでしたが、お見世出しやお稽古のシーンでは自分のそれと重ね合わせて号泣しました。初心に戻って、これからもきばらなければいけない、と改めて思っています。映画が公開してから、お客さんや地元の人にも映画の感想など、声をかけてもらうことが多くなりました。映画のおかげで、花街や舞妓・芸妓にさらに注目が集まって嬉しいことです。

≪舞妓・勝音 映画の感想≫
映画は細かい部分まで、舞妓や芸妓の「あるある」に満ちていて楽しめました。歌って踊るシーンでは、一緒に踊りたくなりました。

≪芸妓・勝也 映画の感想≫
最近花街では、“「舞妓はレディ」ご飯食べ”が流行っています。映画を観たお客さんからは「(舞妓修行)大変やったんやなぁ」という反応をいただいています(笑)。