日活/東宝東和配給にて11月21日(金)より公開となります、『少林サッカー』『カンフーハッスル』のチャウ・シンチー監督6年ぶりの最新作にして2013年中国映画興行記録1位のメガヒット作『西遊記〜はじまりのはじまり〜』が「第7回したまちコメディ映画祭in台東」【会期9月12日(金)〜16日(火)】のオープニング特別招待作品として選出され本日【9月13日(土)】にジャパンプレミア上映、舞台挨拶を実施いたしました。

主人公玄奘の日本語吹替を担当する斎藤工さんも急遽駆けつけ、大盛り上がりのとんでもねぇ〜舞台挨拶となりました。

■日程:9月13日(土)
■場所:浅草公会堂(台東区浅草1-38-6)
■登壇:斎藤工
■MC:いとうせいこう(したコメ総合プロデューサー)、
大場しょう太(したコメチーフディレクター)

<舞台挨拶の様子>
チャウ・シンチーの最新作というだけでなく「西遊記」生誕の物語、エピソード0とも言うべき『西遊記〜はじまりのはじまり〜』は、したコメのオープニングにぴったり!舞台挨拶の前に行われたオープニングセレモニーの余韻冷めやらぬなか晴天にも恵まれ、幅広い世代の観客で満席となった場内は舞台挨拶前から熱気ムンムン。

したコメ総合プロデューサーいとうせいこうと大場しょう太が登場し玄奘の日本語吹替を担当する斎藤工さんを呼びこむと、黄色い声援が飛び交い場内の興奮は最高潮に達しました。

いとうが「チャウ・シンチーがとんでもなくスケールのでかいメジャーな作品を撮れるようになったんだと思うと感慨深いですよね。
だけど随所にサブカルなネタを散りばめているのが、彼らしい」と語ると、大場は「最近の若い人はチャウ・シンチーと言ってもピンと来ない人もいると思うけど、『少林サッカー』なら知らない人はあんまりいないですよね」
と続け場内からは大きな拍手が上がり、シンチー人気の健在ぶりを確認した。
斎藤は「昼間に不倫真っ最中です(笑)、役柄でですけどね」と挨拶し会場を沸かせたかと思えば、一転真面目に「作品の引力がすごすぎて、自分が玄奘演じるというのを忘れて見入ってしまいました。
進化したチャウ・シンチーという感じでカンフーとかを盛り込んでアジアのストロングポイント最大限使っているのが凄いなと思います。」と作品を大絶賛。今回共演する貫地谷しおりについては「彼女が中学生の頃から俳優の養成所で一緒でしたが、そこでは彼女の方が先輩だったんです。
とてもお芝居も上手で、相手役としての共演は初めてですが、とても楽しみです」と語り、今後行われる吹き替えへの期待を語った。
大場が「今回は二人とも歌うシーンがあるのでそこにも注目ですよ」と続けると斎藤は「松たか子さんを意識して歌います」と場内を笑わせた。

大場がいとうに対し「せいこうさんも、妖怪の声とかで出演してくださいよ!
あと字幕監修もお願いします!」と語るといとうは「や、やりますよ!」と断りにくい状況で快諾。
斎藤は「さすが大場さん、その強引さが大切ですよね!!」
と感心した様子を見せました。

するといとうは「したコメの今後は斎藤くんにも大きくかかわってほしい、私の後は斎藤くんしかいないと思う」と行く行くは総合プロデューサーの座を譲ることを匂わせると斎藤は「地域密着の映画祭は本当に素晴らしいと思います、世界各国でも成功している映画祭は地域に根付いている」と語り今後も何らかの形で、したコメと関わっていきたいことを語った。
最後に、斎藤が「今回の上映が日本で最初にご覧になる方だと思うので、シンプルなエンターテインメントとして楽しんでほしい、
一人でみるより大人数で共有した空間で観るとより一層楽しめると思うので、観終わったあと、一杯やりながら感想を言い合ってほしい」と締めると会場からは大きな拍手があがり、舞台挨拶が幕を閉じました。

上映後の観客は、皆満足そうな笑顔を浮かべ「あの悟空あり得ないでしょ!」
「魚の怪物がキモカワだった」などと感想を語り合いながら会場を後にし各々浅草の街に消えていきました。

「第7回したまちコメディ映画祭in台東」がオープニング作品『西遊記〜はじまりのはじまり〜』の上映で盛大にはじまりを告げました!

  以上