日本のみならずアジア・北米・欧州など全世界でも老若男女問わず熱狂的な支持を獲得し、累計出荷2億パック(換算)以上の、世界的にも人気を博す新世代カードゲーム「カードファイト!! ヴァンガード」の史上初となる劇場版作品『劇場版カードファイト!! ヴァンガード』の初日舞台挨拶が13日、新宿ピカデリーにて実施されました。本作は先日行われた最速上映会の全販売席がたったの3分で完売するほどの反響の高い話題作。初日舞台挨拶には実写版の主演を務め、劇場版の主題歌“CHANGE!!”のCDをリリースしたばかりの、ヴァンガードの顔とも言えるDAIGOさんと、アニメ版で櫂トシキ役の佐藤拓也さん、戸倉ミサキ役の橘田いずみさん、立凪コーリン役の三森すずこさんらアニメ版のボイスキャストとが結集した他、実写版の元木隆史監督、アニメ版の板垣伸監督、製作総指揮の木谷高明社長が出席し、豪華なメンバーが勢揃い致しました。

アニメ版と実写版の豪華2本立てで公開を迎えた初の劇場版について、DAIGOは「実写版で“主演俳優”を務めたDAIGOです!」と堂々のコメント。アニメ版の声優を務める佐藤は「アイチと櫂が初めてタッグを組み、一緒に戦うシーンは大事に演じました」と語り、「TVシリーズから約4年携わり、今日を迎えられたことがとても嬉しいです」と橘田。そして三森は「アニメ版、実写版、エンディングを担当しています!」と、各キャストがヴァンガードへの熱い想いをファンに届けました。アフレコや撮影時の話題になると、ダイゴ先生役を演じたDAIGOが「今年の1月の撮影はすごく寒かった。監督からローマ字表記のダイゴ役を演じて欲しいと頼まれて軽いプチパニックでしたが、撮影が進むにつれて、DAIGOとダイゴの違いが分かってきました」と真剣に語ると、会場は笑いに包まれました。アニメ版・実写版に出演している橘田は「アニメ版はいつも通りに演じられましたが、実写版ではカメラに映されるのが初めてだったので、撮影の数日前から緊張。監督から指示を受けて真矢みきさんっぽくカッコよく演じました」と、また三森は「アニメ版はウルトラレアの曲などがアイドル全開でした。2年ぶりに演じた実写版のマリア先生は、スローモーションの撮影で顔や口を大きながら、力一杯演じたので、顔の表情が心配だった・・・」と、慣れない実写版での撮影秘話を語りました。また、監督たちから製作時の思いを伺うと、実写版の元木監督は「カードファイトを頑張る子どもたちにも見てもらえる映画を作りたかった。主演のDAIGOさんが演じるカッコイイ先生像を大切にしました」と、アニメ版の板垣監督は「大きなスクリーンで見るとどのシーンも良いですが、最後のアイチが飛び降りる場面は製作中に思いついたアイディアで、周りのスタッフからの評判が良かった」とコメント。木谷社長は「実写版はコミカルなDAIGOさんの集大成となっています。アニメ版は、カードゲームのアニメ化が難しい中、ここまでの完成度は奇跡です」と劇場版の出来に太鼓判を押し、ヴァンガードについて「日本を越えて世界各国で大会が開かれるなど、アニメの世界と同じように、実際に世界に広まっています」と話題沸騰の様子を熱く語りました。

最後には、会場に来られなかったキャスト・スタッフからコメントが読み上げられ、先導アイチ役の代永翼さんからは「僕と佐藤くんの絆の強さを詰め込みました!僕らの先導者はファンの皆さんです!」と密かに佐藤さんへの愛情を感じさせ、雀ヶ森レン役の阿部敦さんからは「レンを期待して見て来た方は気を失っていないでしょうか?なかなか見られないレアなレンの表情を見れたと思います」と、また、原作の伊藤先生からは「自分の作品が映画になるのは本当に夢のよう。皆さんがヴァンガードを愛してくれたからです」と、それぞれの熱いメッセージが披露されました。

会場に駆けつけた多くのファンと共に公開初日をついに迎え、盛り上がりを見せる劇場版ヴァンガード。「初の劇場版は一つの到達点であり、スタートです。この映画をきっかけにヴァンガードに興味を持ってくれた人に感謝します」と佐藤。「キャスト・スタッフ・ファンにとって記念すべき日になりました。皆でヴァンガードを広めましょう!」とDAIGOがコメントし、最後には全員の掛け声で“スタンド・アップ・ザ・ヴァンガード!”と会場を盛り上げました。『劇場版カードファイト!! ヴァンガード』は本日より全国で公開。