他人の記憶に潜入する特殊能力を持つ記憶探偵のジョンに、ある日舞い込んできた、16歳の少女アナの記憶を探る依頼。それは簡単な仕事のはずだった。しかし、ジョンがアナの記憶の中で見たものは———フィルムノワールを彷彿とさせる不穏な雰囲気が漂う重厚な映像と、幾つもの伏線が張り巡らされた巧妙な展開。目撃する≪記憶≫のすべてを疑わざるをえない、新時代の本格ミステリーが誕生した!

この度、本作の公開を記念して、謎かけ芸人Wコロン(ねづっち、木曽さんちゅう)が登壇し、謎解きイベントを実施いたしました。

■日時:9月11日(木) 
■場所:アスミック・エース会議室 (東京都港区六本木6-1-24 ラピロス六本木3階)
■登壇者(写真左から): Wコロン(ねづっち(39歳)、木曽さんちゅう(44歳))

第28回ゴヤ賞新人監督賞にノミネートされた映画『記憶探偵と鍵のかかった少女』のリアル謎解きゲーム開催記念イベントが9月11日東京都内で行われ、お笑いコンビのWコロン(ねづっち、木曽さんちゅう)が謎解き対決を行った。

本作はスペインのアカデミー賞と呼ばれるゴヤ賞新人監督賞にノミネートされた、ホルヘ・ドラド監督による本格的ミステリー。他人の記憶に潜入する特殊能力を駆使して数々の難事件を解決してきた腕利きの記憶探偵ジョン・ワトソンに、16歳の少女アナの記憶を探る依頼が舞い込む。そこでジョンは、16歳の少女が経験するにはあまりにも衝撃的な出来事の数々を目撃していく。本作の公開を記念したスペシャル企画として、9月13日、15日、23日に国の重要文化財「横浜市開港記念会館」で、謎解きタウンを運営するDAS株式会社とコラボした体験型リアル謎解きゲームを開催する。

いち早く本作を鑑賞したねづっちが「とにかく面白かったですね。時間を忘れるくらい展開も早い。ハラハラして手に汗を握って、あっという間に終わった」と興奮気味に語れば、相方の木曽も「アメリカのド派手な映画とは違った、人間の奥深さを突き詰めたような映画」と手放しで絶賛。本作への満足度は一致した2人だが、Wコロンと言えば、某テレビ番組内で自らのコンビ不仲を暴露して話題になったばかり。

不仲の真相を聞かれたねづっちは「プライベートでは3、4年くらいは安定して喋っていない。それが逆に日常」と証言し「相方はその都度言っていることが変わる。パブリックイメージは全然気にしないと言っていたのに、たまに何かあると『俺のイメージが悪くなるやないか』と言ってくることがある」と不満爆発。すると当の木曽も「コメントを求められると、すぐに“謎かけ”をするのが嫌」と一触即発の雰囲気に。

イベントではそんな2人に「リアル謎解きゲーム」で出題される問題を実施し、勝負してもらうことに。“謎かけ”が持ちネタながらも、暗号を解読するリアル謎解きは苦手な様子で、四苦八苦する2人。最終的には木曽が優勝し、ねづっちは罰として青汁大ジョッキを飲むことになり、飲んでいる最中にも「青汁とかけまして、犯人を逮捕した刑事と解く、そのこころは“逃がさなければいい”」とプロ根性を見せつけたものの、一人で飲むにも限界があり、二人の関係を修復する為に木曽も青汁を飲むことに。最後はストローを使って2人仲良く飲み干していた。そして、2人の仲も整ったのであった。

恋人のように顔を寄せ合い、青汁を飲み終えたねづっちは「コンビ愛とかけまして、独身男の生活と解く。そのこころは“コンビニ頼っています”」と嬉しそうに“謎かけ”。また解散の可能性を聞かれたねづっちは「今のところ解散は考えていません」と否定し、木曽も「イベントに呼んでいただけるのもコンビだからこそ。逆にそれ(不仲説)で楽しんでもらえれば。人の不幸は蜜の味ですからね」と余裕の表情。ただ話題を作って仕事を増やすための“ビジネス不仲”ではないかと疑われると「仕事と結びつけるような緻密さが僕らにあるならば、一発屋では終わっていないはず」と不仲は肯定し、木曽に4人目の子供が産まれたことを漫才中に知ったというねづっちも「そもそも妊娠していたことも知らなかった。それくらい不仲は安定していますよ。不仲とかけて箱に入ったヴィトンと説く、そのこころは“中はルイ”」と得意気に“謎かけ”していた。