都会で自分の居場所を見つけられない主人公が故郷の山村“小森”に帰り、自給自足の生活をしながら、生きる力を充電していく物語を、旬の食材を生かした日々の食事・料理とともに描く映画『リトル・フォレスト』。
春夏秋冬4部作中の『夏・秋』がついに公開を迎えました。

この度、公開初日を記念して監督・キャストによる舞台あいさつを行いました。

海外などでも高い評価を受ける森淳一監督をはじめ、主人公・いち子役の橋本愛、いち子の幼馴染・ユウ太役の三浦貴大、いち子の親友・キッコ役の松岡茉優、キャンプ場の管理人・シゲユキ役の温水洋一、いち子の母・福子役の桐島かれんと、錚々たる面々が集結いたしました。
また8月31日(野菜の日)の前日ということで、野菜ソムリエの方々から公開初日を迎えたお祝いに、ベジフルフラワー(野菜、果物を使ったブーケ)を贈呈いたしました。

『リトル・フォレスト 夏・秋』初日舞台あいさつ 概要

【日程】8月30日(土)
【会場】新宿ピカデリー スクリーン3 (東京都新宿区新宿3丁目15番15号)
【登壇ゲスト】 橋本愛、三浦貴大、松岡茉優、温水洋一、桐島かれん、森淳一監督

会場は原作ファン、キャストファンを含む老若男女多くのお客さんで満席、上映終了後は癒されモードで静まり返っていました。

そこに主人公いち子役の橋本愛さん、いち子の幼馴染・ユウ太役の三浦貴大さん、いち子の親友・キッコ役の松岡茉優さん、キャンプ場の管理人・シゲユキ役の温水洋一さん、いち子の母・福子役の桐島かれんさん、そして森淳一監督の豪華ゲストが登場すると一転、大きな歓声と拍手が沸き起こりました。

上映終了後ということで、橋本愛さんの挨拶時には「愛ちゃん、お腹空いたー!」とお客さんからの掛け声もあり、撮影裏話や、農業・料理を実際に体験した感想などをそれぞれ語りました。

その後、明日8月31日「野菜の日」にちなみ、野菜ソムリエから登壇ゲストに初日のお祝いとしてベジフルフラワー(野菜・果物を使ったブーケ)がプレゼントされました。
女性陣には大地の力強さを表現した夏野菜のブーケを、男性陣には実りに感謝を表現した秋野菜のブーケが手渡されました。橋本さんは「意外に重くてビックリしました。
こんなふうに大地の力強さを表現できるなんて感動しました」と感想を語りました。

この後どうなるのかと気になるところで終わっている『夏・秋』。最後には、現在『冬・春』の仕上げ中という森監督より「編集が終わって、音入れの段階まで来ました。
『冬・春』も美しい風景、料理も季節にあったその土地ならではのものが登場します。
この作品は四季で1つの作品です。ぜひ『冬・春』もご覧ください」と見どころを語り、続編にも期待が膨らむイベントとなりました。

【舞台挨拶】

MC:一言ずつご挨拶をお願いいたします。

森監督:昨年5月末から今年6月にかけて1年ちょっとかけて撮影しました。完成は今春ですが、お客さんに見てもらって初めて映画が完成するものだと思っています。なので今日は、こんなにたくさんの方に来てもらえてうれしいです。

橋本さん:本日はこの作品を選んでいただき、ありがとうございます。皆さんのお顔を見て、映画がちゃんと皆さんに届いたんだなぁとほっとしています。

三浦さん:たくさんの方に見ていただけて幸せです。1年かけての撮影は、今の映画の撮影スタイルでは珍しいと思います。僕にとって、とても思い出深い作品になりました。

松岡さん:ここ(新宿ピカデリー)は大好きな劇場なんです。(橋本)愛とも梅雨の時期にいっしょに来ました。
ここで舞台挨拶ができてうれしいです。

温水さん:たくさんお集まりいただき、ありがとうございます。夏・秋と2つの季節をまたいでの撮影は、旬の食べ物や風景など季節を感じられてとても素敵な時間でした。

桐島さん:スローフードやスローライフなどのファッショナブルな言葉が吹っ飛ぶような根源的に、食べること、生きることを美しく描いた作品です。あまり演技経験はなかったのですが、
とても楽しい撮影でした。

MC:森監督にお聞きします。本作は、約1年間に渡り、岩手県の奥州市でロケをしたとお聞きしていますが、長期間にわたり、自然と共に撮影するのはいかがでしたでしょうか?

森監督:今回はオールロケで天候に左右され、その時々にしか出会えない食材、季節を切り取るためにタイミングを見計らって撮影しました。
実は撮影スタッフ1人が住民票を移してロケ地に住み込んでもらって、「グミが赤くなった」「キレイな紅葉に染まった」から今だ!という感じで撮影をしました。

MC:橋本さんにお伺いします。自分の食べるものを一から育てて収穫して、お料理して食べるというお芝居をする中で、
橋本さんご自身も偏食がなくなったと聞いておりますが、実際に採れたてのお野菜を食べていかがでしたか?

橋本さん:どれも美味しかったです。ワラビなど苦手なものも用意されていたのですが、口にしたら大丈夫でした。
東京に帰ってきても食べられました。また、玉ねぎなど、出される野菜の背景を考えるようになって、
農家の方が朝から頑張って仕込んだんだと思うと、残さず食べられるようになりました。
この歳で恥ずかしいんですけど(笑)

MC:三浦さんにお伺いします。三浦さんは、「夏」では岩魚を見事な手つきでさばいてらっしゃいましたが、
普段はお料理はなさいますか?

三浦さん:料理はたまにします。実は昔、寿司屋でバイトをしていて、そこで魚を捌いた経験はあったんです。
今回は川魚だったんで、ちょっと違うんですよね。難しかったです。

MC:松岡さんにお伺いします。松岡さんと橋本さんは普段から非常に親しくされているということですが、
今回幼馴染の親友役ということで共演されていかがでしたか?

松岡さん:(橋本)愛が15歳で、私が16歳のときに初共演して以来、3回目でようやく笑い合える役に出会いました。
ロケ中は宿舎でいっしょにお風呂に入ったりと楽しい撮影でした。

MC:温水さんにお伺いします。岩手県のロケでは地元の方々ともたくさん共演なさったようですが、
地元のみなさんとの交流などございましたか?

温水さん:たくさんの地元の方にご協力いただきました。炊き出しも山菜や地元の野菜、夏には素麺など出してくれて、
この映画のために、素敵な環境をつくってくださいました。実は演技もされていて、僕が栗の渋皮煮を作ったときのシーンでは
地元の方の自然な演技に感心してしまいました。

MC:桐島さんにお伺いします。こんな山奥にこんな美人親子がいるなんて!というくらい、
桐島さんと橋本さんの母子役が美しくて印象的だったのですが、今回橋本愛さんと共演していかがでしたか?

桐島さん:私の3人の娘より、若いんですよね。浮ついたところのないしっかりした子です。
いち子とイメージが重なり、意志が強くて沸々と何かを秘めている感じですね。

   以上

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