女優の未来穂香(17)と青山美郷(19)、監督の倉本雷大(25)が16日タワーレコード秋葉原店にて開催された、映画『思春期ごっこ』(23日新宿武蔵野館ほか公開)のスピンオフDVD『水色の楽園』の発売記念イベントに参加した。主演の2人は、夏らしく浴衣姿で登場し、来場した約100名のファンを魅了した。

本作は、映画『思春期ごっこ』の前日譚。ふたりがお互いの夢を知るきっかけになったある一日を描く。祝日に学校に忍び込んだふたりは、誰もいない学校で、はしゃぎあい、語り合った。今思えばこの一日からふたりの関係性が変わっていく—。というストーリーになっている。

この『水色の楽園』は『思春期ごっこ』の前に撮影されていたので、「映画の撮影に入る前に、そこで何かを得ようと必死だった。」(未来穂香)という。
主演の2人も撮影の思い出では、未来は「撮影が昨年の夏で、ちょうど思春期で反抗期だったので、トゲトゲしていた。」と話し、青山は「私も調子に乗っていた(笑)」と撮影秘話を話していた。

—いよいよ映画「思春期ごっこ」が公開になりますが今のお気持ちは?

未来穂香:すごく嬉しいです。昨年の夏に撮影したのですが、やっと1年前の自分が観られる。その頃はちょうど思春期で反抗期だったので、トゲトゲしているかもしれない(笑)
今年はおしとやかになることが目標です。

青山美郷:私も調子乗ってたんです(笑)複雑な心境が役として演じられていると思う。

—この映画の台本を読んだ感想は?
未来穂香:女子中学生の心情を鮮明に描いている。撮影中も表現できるか不安で悩んでいた。女の子は共感できるかもしれないけど。男性の方はびっくりするかもしれないのでご了承ください。

青山美郷:驚きました。リアルすぎて。嫉妬やすれ違いが細かく描かれている。

—スピンオフDVD『水色の楽園』に関して
未来穂香:本編の映画撮影前に2日間で撮影したので、そこで何かを得ようと必死でした。その撮影があってよかった。

青山美郷:アドリブが多かった。というか、ほぼアドリブ。ほとんどスポーツでした。

—印象的なシーンは?
未来穂香:フラフープのシーン。よく見ると全然出来てない。得意ですって言わなければよかった。

青山美郷:バスケのシーン。様になっているはずが、監督から全然ダメって言われました。

—最後に
青山美郷:『水色の楽園』はみなさんがいろんな見方ができると思う。
映画の方は小さなすれ違いがすごい大きくなっていく。男性が観たら「?」かもしれないシーンも、女性なら共感できるはず。

未来穂香:『水色の楽園』は素なのか演技なのかわからない部分も見て、本編前に予習してほしい。フラフープとバスケのシーンは注目です。
本編は、女の子ならではの思春期の思いが詰まっている。映像も綺麗なので、夏の思い出のひとつとなる作品になってくれたらうれしい。

イベント終了後は、DVDお買い上げの来場者に生写真お渡し会を行い、ファンにとっては嬉しいイベントとなった。

【タイトル】思春期ごっこ スピンオフ「水色の楽園」
 【発売日】 2014年8月6日(水)
【商品形態】

DVD
品番:VPBT-14314 価格:¥3,000+税

収録時間:本編約30分+特典約30分(メイキング)

仕様:片面一層/COLOR/複製不能/JASRAC/レンタル禁止/
16:9 レターボックスドルビーデジタルSTEREO/MPEG-2/NTSC

映画『思春期ごっこ』は新宿武蔵野館ほか、8月23日(土)から全国順次ロードショー。