本年度第86回アカデミー賞 最優秀外国語映画賞 受賞!!

全てを手に入れたはずの男。何よりも求めたのは、初恋の人の面影だった—。

■登壇者/萩原健一&リカ夫妻
■日時/8月7日(木) 
■場所/イタリア文化会館 アニェッリホール(千代田区九段南)

萩原健一:わたしの年齢は、主人公の一つ下の64歳で人生のカウントダウンにはいってますから、ほろ苦かった。萩原家は短命なので。大人が楽しめる写真でした。いい人生にしないといけないですね。
萩原リカ: 幻想的で美しい映画でした。ファッショナブルでワクワクしました。主人公逹は内面的にいい歳のとり方をしていて、歳の取り方に切なさを感じた。大人が楽しめる作品でした。いいお手本にしたいと思いました。
仕事をするための人生ではなく、楽しく生きるための仕事にしたい。だから主人の仕事に私もエールを送っている。支えていきたい。
リカ:主人は、ここだけの話ですが、、、60過ぎてパソコンを覚えた。毎日こもって創作している。夢中になっている姿は、嬉しいし、応援したいと思います。
健一:今、脚本を書いていて、昨日やっと完成した。今まで巨匠たちの脚本を文句いっていてつけが回ってきた。他人に見せるのが怖い。だから家内に見せて先に叱られたい。
今日のファッションについて
リカ: 今日の2人のファッションは私がコーディネートしまして、主人は、イタリアのジャケット、ホワイトデニムで、ドレスダウンしたカジュアル。ジャケットは、ミッドナイトブルーに流行りの大柄の格子柄。
歳を重ねても清潔感ある着こなしが素敵だと2人でもよく話します。
私は、この映画のなかのパーティーシーンが、参加したくなりましたし、エネルギーもらいました。
金のスパンコールドレスにしました、かわいいより、成熟した大人の着こなしを楽しみたい。
ふたりの出会い
健一: 家内に会った瞬間、過去をすべて忘れました。さんざん悪戦苦闘したけど、いまは幸せです。人生って帖じりがあうんだなぁと。運命は自分で切り開くもの、いままで自分は悪いイメージが多かったですが、いいこともしてますから。
リカ:そうおっしゃって頂いて、 ありがたい。実は結婚した時に前からファンだったとよく書かれてたんですが、私は出会うまで主人の事はあまり知らなくて、、、正直で一所懸命なところが素敵だなと、思いました。
最後に、萩原健一さんから真っ赤なバラの花束50本をリカさんに手渡しました。
萩原さんが、ティーアモ タント(愛してる)と言うと、リカさんが、 ティーアモ アイキーオ(わたしも)と答えました。