映画『るろうに剣心・京都大火編』初日舞台挨拶、北米プレミア&アジアプレミア開催決定!佐藤健、「この夏は『るろうに剣心』の夏!」
シリーズ累計5800万部を超える大人気コミック「るろうに剣心」。2012年8月に実写化され、興収30億円を超える大ヒットを記録した前作の続編となる本作は、製作費30億円、撮影期間6ヶ月、エキストラ延べ5000人、全国縦断大規模ロケを敢行し、シリーズ完結作となる『京都大火編』、『伝説の最期編』が2部作連続で公開!先日、ついに最期のキャスト発表となる福山雅治の出演も明らかになり、剣心の敵か味方かわからないその役柄にも大きな注目が集まっています。
本日8月1日(金)に、2部作の前編となる、『るろうに剣心 京都大火編』がいよいよ初日を迎えました。去年の7月から1年以上、全身全霊をかけて駆け抜けてきたキャスト・スタッフが一堂に会し、初日舞台挨拶を行いました。今だから話せる秘話なども飛び出し、さらには強豪ひしめく夏休み興行の“テッペン”を目指すべく、富士山頂からの生中継も行いました!!
【日 付】 8月1日(金)
【場 所】 新宿ピカデリー スクリーン1(新宿区新宿3-15-15)
【時 間】 13:00〜 舞台挨拶(30分程度)
【登壇者】 佐藤健、武井咲、伊勢谷友介、青木崇高、神木隆之介、江口洋介、藤原竜也、大友啓史監督
本日8月1日より公開となった『るろうに剣心 京都大火編』の上映後の舞台挨拶に佐藤健をはじめとするキャストらが登壇。
緋村剣心役を演じた主演の佐藤健は「上映後の舞台挨拶をするのが実は今回初めて。見終わったお客さんとお会いするのは初めての体験なので非常にドキドキしております。気まずいです(笑)。みんなどんな感じなの?」と観客に問いかけると、たくさんの拍手とともに「面白かった!」との声が上がり 、「ありがとうございます!」と嬉しそうな笑顔を見せた。
神谷薫役を演じた武井咲は「初日を迎えられて嬉しく思います。今、こんなにもたくさんの人に来ていただけてすごく嬉しいです」と晴れやかな笑顔で公開を喜んだ。舞台挨拶では紅一点の武井にMCより「現場で一番紳士的な人は誰か?」と問われると、「(青木さんを見て)一番怖かった。恐怖でしかない。近づいてきたーって感じ(笑)!現場でお会いしていない方もいるのですが・・・皆さん怖いイメージがありますね(笑)」と告白し笑いを誘った。
佐藤健が演じる緋村剣心の最大の敵を演じた藤原竜也は、「たくさんの人に来ていただいて嬉しいです。健くんも監督も言っていますが次(『伝説の最期編』)がとんでもないことになっているので期待して連続で見ていただければと思ってます」と、作品の出来栄えに自信を見せた。さらに、「撮影中伊勢谷くんが(僕を見て)ずっと笑っていたけれども本当に大変で・・・トイレも行けないし耳も聞こえないし、気分も悪くなるし・・・監督の前で失礼しました(笑)。ですが、志々雄スーツは本当に大変ですけれども多くのスタッフさんに支えていただいて作り上げることができました」と、志々雄を演じる事の大変さだけでなく、スタッフとの連携があってからこそ自身の役を全うできたことを明かした。
四乃森蒼紫役を演じた伊勢谷友介は、「時間が経つと忘れてしまうけど、一生懸命頑張ったんだなあって映画を観て思い出しました(笑)。(自分の)インタビューを読んだんですけど、一生懸命やってたんだなって思って・・・苦労が伝わっていると嬉しいです!」と、過酷な撮影を振り返った。また、敵役になる佐藤健、武井咲、青木崇高とは、「しっかり仲良くしてから臨んでいるので本当にボコボコにできた。仲の良さがアクションシーンに繋がっている」と、アクションシーンを演じるからこその秘訣を明かし、伊勢谷にボコボコにされる場面がある青木崇高は「記憶がなかった。前日焼肉をご馳走になっていたので何も言えないなと(笑)」と、笑いを誘いつつ伊勢谷とのエピソードを語った。
前作から出演している青木崇高は、「とにかくテンションがずっと上がり続けている。前作から上がっていたんじゃないかなあと思います。そう考えるとこの作品に関わっているのは三年近く。こうしてまた公開を迎えられて幸せ」と初日を迎えられた喜びを明かし、「現場の雰囲気は一言で言うと幸せ。もちろん大変は大変だけど、それを凌駕する楽しさがあって、みんなで良い映画を作っていこうという強い意思がみんなの中にあったので幸せでした」と大友組の現場の様子を教えてくれた。
瀬田宗次郎役を演じた神木隆之介は緊張で前日は少ししか眠れなかったそうで「こんなに早く皆様に見ていただきたいと思う作品が無事に初日を迎えることができて本当に幸せなことだなと思います!」と嬉しそうな笑顔でコメントし、「宗次郎は普段は0%で戦うときに100%の力を出して、また0に戻るというイメージでしたが、僕も高校のときとか、勉強をやる時はやって、やりたくない時はやらないというタイプだったので」と自身と宗次郎の共通点を結びつけながら演じた役柄を紹介した。
斎藤一役を演じた江口洋介は、「(佐藤健は)前作では力が入っていたかと思うんですけど、今回は別人のように周りを見ていて。本当に大変で長丁場の撮影なので健を中心に周りを固めていくっていうことにふさわしい力が備わっていました。この何年かで一気に成長したなって思います。本当に立派でした」と座長・佐藤健を大絶賛する一幕も。
本作のメガホンを撮った大友監督は「去年から撮影を始めてまず第一に公開日に間に合うかという心配があった。これだけ細かい作りをしているので」と心配を抱えながら撮影に挑んでいたことを明かした。
映画のタイトルにある「るろう人(流浪人)」にちなみ、北は北海道の最北端から南は沖縄まで、リアルるろう人が全国を旅して映画「るろうに剣心」をPRしている。この舞台挨拶では、リアルるろう人こと俳優・長尾卓也が、日本のみならず世界のテッペンを目指すべく富士山登頂から生中継で登場。「ここからがスタートだと思っている。9/13がゴールだと思っているのでまだまだ行きますよ!」と、『伝説の最期編』へ向けての気合を見せていた。
最後に、北米プレミアとアジアプレミアの開催決定が発表され、会場はさらに盛り上がり舞台挨拶は大盛況の中終了した。
●北米プレミアとアジアプレミアの開催決定について一言
大友監督:前回も北米のお客さんを見てきました。今回もチケットが早々に完売したと言っていて、かなり期待されていると思うので楽しんできます。フィリピンは劇場を拡大してやってくれるのでアジアの発信源になるかと思う。
佐藤:前回の時から世界を目標に監督と(映画を)作っていった。前回、世界の方に見ていただいて評価してもらえたので、続編はもっと行けるだろうという気持ちで作らせていただいた。実際こういう場を与えてもらって嬉しい。できるだけPRしたい。
●最後に一言
佐藤:本当にありがとうございました。世界でも盛り上げていきたいと思いますが、まずは日本です。今日からが初日です。今日からお祭りが始まると思っています。今年の映画の夏にしましょう。るろうに剣心の夏にしましょう。二度と戻ってこない夏ですので存分に楽しんでください。最近ハリウッド映画を見たんですが、『るろうに剣心』に通じるものを感じた。映画ブームがまた来ると思う。そのきっかけが『るろうに剣心』になればいいと思っています。皆さんどうか盛り上げていってください。できたら9/13の『伝説の最期編』まで盛り上げてもらって後編も楽しみに待ってもらえたら嬉しいです。
【北米プレミア】
名称:ファンタジア国際映画祭@モントリオール(カナダ)
日程:8月3日
出品部門:the Action!
上映会場: Hall Theater @ Concordia University (700席)
ゲスト:大友啓史監督、小岩井プロデューサー(予定)
【アジアプレミア】
日程:8月6日
場所:SM MEGA MALL @マニラ(フィリピン) ※マニラで最も有名で中心地にあるショッピングモール
ゲスト:佐藤健、武井咲、青木崇高、大友啓史監督(予定)