とある名門女子校を舞台に、秘密裏に存在する「拷問部」の中で繰り広げられる痛くてエロティックな学園生活を、エロティックな演出に定評のある吉田浩太監督が、ポップな青春と怒濤のエロスを見事に融合させた映画『ちょっとかわいいアイアンメイデン』。
本日遂に公開初日を迎え、主人公・結月を演じた木嶋のりこさん、結月が恋する憧れの先輩・碧生役の吉住はるなさん、主人公たちを厳しく見守る拷問部・部長役の間宮夕貴さん、極マゾ拷問部員役の矢野未夏さん、拷問部のOG役の葉山レイコさん、伝統ある拷問一家で碧生の厳格な母親役の内田春菊さん、といった女性キャスト陣が全員集合!華麗なドレス姿で登場し、会場を湧かせました。

【日時】 7月19日(土) 15:00〜15:30
【場所】 池袋シネマ・ロサ
【登壇者】 木嶋のりこ(26)、吉住はるな(30)、間宮夕貴(23)、矢野未夏(22)、葉山レイコ(45)、内田春菊(54)、吉田浩太監督

木嶋さん:本作でフルヌードデビューし、たくさんの初めてを経験しましたが、今日公開を迎え、お客様に私の初めてを共有いただくことできて、うれしいです。
吉住さん:OL時代に声をかけて頂いて、映画や演技やPRイベントも、何もかも初めてづくしでしたが、この映画をお客様に楽しんでいただけたらいいなと思います。
間宮さん:拷問部の部長として一言。「みなさん、ようこそ、拷問部へ!」
矢野さん:激マゾ部員という他に見ない役で、人生で初めてSMをたくさん経験しました。右も左もわからないことだらけでしたが、本作をおもしろいと思って頂けたらうれしいです。
葉山さん:拷問部のOGという結構しっかりとした役でした。楽しく、ハキハキと拷問部員たちをしごくことができました。
内田さん:他のキャストの皆さんとご一緒する時間は少なかったのですが、若い初々しい女の子たちが、撮影で使った虫をキャーキャー言って怖がっているのを傍目で見ていました。もうすぐ55歳になりますが、やってはいけないことをやったような気持ちになりました。
監督:女子校に拷問部という設定自体がぶっとんでいるので、見たことのない映画にしようと、全身全霊をかけて作りました。

Q:本作でオールフルヌードと拷問に挑戦されていましたが。
木嶋さん:フルヌードで主演という話を聞いた時、覚悟を決めていましたが、実際の内容は想像以上でした。逆にここまでやれば、今後怖いものはないなと思います。
Q:映画の中では女性同士の恋愛を演じられましたが、実際の理想の恋人像は?
木嶋さん:映画の中では責めたりしていましたが、実際は責められる方がいいので、責める恋人がいいです。
Q:本作でスクリーンデビュー&限界露出に挑戦されました。
吉住さん:乗り越えなきゃいけない山場がたくさんあって、山場を乗り越える度に、木嶋さんと泣いて喜びました。何テイクも撮り直しがあり、体当たりで演じました。
Q:拷問部の部長を演じてみて
間宮さん:お客様は既に映画をご覧になったので、拷問部の適正検査を行いますよ!実際の私はMっ気があり、受け身の人間。責められる役を演じたことがなかったので、色々と考えました。撮影前の拷問トレーニングで緊縛や鞭などを練習しましたが、木嶋さんが私より早く緊縛が上達して、部長として悔しくなりました。
木嶋さん:そう。プロの緊縛師さんに「縄の素質がある」と言われたんですよ。まさに、結月だなって。
Q:印象に残った拷問シーンは?
矢野さん:虫がたくさん登場するシーンは克服するのが大変でした。あと、私はプロの緊縛師さんに「縛られる素質がある」とその世界にスカウトされました。
Q:拷問部のOGを演じてみて
葉山さん:最近は母親役を演じたりして、このような役は久しぶりでしたが、私が着たボンテージは拷問部員の若い女の子たちより露出が控えめでした。私も新たに、拷問部の適性検査を受けてみたいです。
Q:映画化にあたり気をつけたことと、おすすめのエロティックシーンは?
監督:拷問部の映画なので、とにかく拷問からは逃げないようにしたのと、SMと拷問は違うので、拷問ならではの良さを出そうとしました。エロティックなシーンで1番のおすすめは、結月と碧生のラブシーン。丸1日かけて撮影しました。

<お題トーク>
Q:今一番拷問したい人はこの中でだれ?
木嶋さん:葉山さん。撮影での白いシャツと黒のタイトスカート姿がとても綺麗で、美しさの秘訣を何度か聞きましたが、教えてくれなかったので。
葉山さん:監督。演技とはいえ、若い皆さんに大変なことばかりさせて、かわいそうになりました。あと、相思相愛ということで、木嶋さんも。
吉住さん:間宮ちゃん。普段はサバサバしているのに、たまに女の子らしい、かわいい部分を見せたりしているので。
間宮さん:監督。Sの人はすぐに白状するので、監督がSかMか?わからない。監督はMっ気があると聞いているので、部長として調べてみたいと思います。
矢野さん:吉住さん。吉住を責めるシーンで、私は縛る方でしたが、縛られてきつい拷問をたくさん受けていた吉住さんがうらやましかったです。
内田さん:断然、監督。責めたら絶対いい声を出すと思う。
監督:(内田さんの話を受けて、)「あ〜」(とあえぎ声を出す。)

<最後の締めの挨拶>
木嶋さん:昨年の夏の撮影から、この夏、今日この日を迎えることを待ち望んでいました。本日は、お越しいただきありがとうございました。