7月26日(土)より全国公開になります、映画『2つ目の窓』の公開直前トークショー付き試写会が開催されました。

日時:7月22日(火) トークショー開始18:30〜 
場 所:スペースFS汐留(港区東新橋1−1−16 汐留FSビル3F)
登壇者:吉川ひなの(34)
 
MC:まずは映画をご覧になっていかがでしたか?
吉川ひなの(以下吉川):奄美大島は以前から言ってみたい場所だったので、景色を眺めているだけでも楽しかったです。主人公の杏子ちゃんが、自然の中で育った女の子ってなんて冷静で強いんだろう!と思うくらい格好よくって、ご両親と何でもオープンに話している関係性にも憧れました。
 
MC:吉川さんは海がお好きなんですよね。
吉川:はい、海が大好きでこんなに真っ黒です(笑)。日本とハワイと半々で生活しているんですが、お休みの日にはいつも娘も一緒に出かけます。娘も海が大好きで、最近たくさんお喋りもするんですが、夜に「今日は海に行ったんだよ」って教えてくれるんです。服のまま海に飛び込む様な自然児に育ってほしいなと思っています。
 
MC:裸で動きまわるのがお好きだっていうお話を聞きましたが。
吉川:そうなんです、それは少し困っているんですけど(笑)、大事なお客さんの前に全裸で登場するので、せめてパンツは履いて!って言っています。
 
MC:吉川さんはお子さまが生まれてからなにか変った事はありますか?
吉川:視点が変わりました。これまでは映画も娘の側から観ている事が多かったんですが、それが今は母親の気持ちになって観ていますし、今までは自分が人生の主役だったんですが、娘が一番になってからは、小さな事が気にならなくなりました。すごく楽になりましたね。
 
MC:この映画の中でも、杏子が母親を看取るシーンがありますが、どのような気持ちでご覧になりましたか?また、もしも吉川さんが同じ立場になったら、娘さんに託したい事はありますか?
吉川:ところどころ号泣しながら観ていました。杏子ちゃんはまだ若いので…。もし娘が若いうちに私に何かあっても、ずっと「私は愛されていたんだな」って思ってもらえるように過ごそうと思いました。
 
MC:娘さんが生まれて良かったなと思う瞬間はどんな時ですか?
吉川:毎日です!別々の部屋で寝ているので、朝起こしに行く度に「本当にいるかな?」とか「あっこんな寝相で寝てる」って新鮮な気持ちです。毎日が奇跡ですね。
 
MC:本作には家族以外にも初恋がテーマにありますが、吉川さんの初恋の思い出は?
吉川:気が多かったので、どれが初恋か覚えていないんです(笑)。クラスに常に好きな子が3人いて、隣の席になった子は絶対好きになっていたし、宅配のお兄さんを格好良いなって思ったり。
 
MC:娘さんはいかがですか?
吉川:娘はハワイではプレスクールに通っているんですけど、黒人の格好良い男の子と仲良くしていて「この子ボーイフレンド?」って聞いたら「うん!」って答えるんですけど、次の日にまた違う男の子と一緒にいて、「この子ボーイフレンド?」ってきいたらまた「うん!」って答えるんです。ちょっと心配ですね、見張らないと(笑)。
 

映画の中で主人公・杏子の家族がざっくばらんに話をしている様子を「理想」だと話していた吉川さん。もしも娘さんが彼氏を連れて来たら?という問いかけに「彼はきっとだれを連れてきてもダメ!って言うと思います(笑)」と旦那さまの楽しいエピソードも披露し、幸せいっぱいのトークショーになった。