映画『アキラNo.2』の完成披露試写会がシネマート六本木にて開催され、主演の小澤亮太ほか、城戸康裕、五十嵐麻朝、吉村典久監督が登壇した。

【イベント概要】『アキラNo.2』完成披露試写会 舞台挨拶
【日時】 7月15日(火)【場所】 シネマート六本木
【登壇者】小澤亮太/城戸康裕/五十嵐麻朝/吉村典久監督

まずはじめに、マンガが原作となった本作のオファーを受けた時、そして原作を読んだ時の感想を聞かれると小澤は、「最初に表紙を見たときは、普通のヤンキーもので、アクションを多くやれるぞと思っていたのですが、蓋を開けてみるとコメディ要素がたくさんあったので驚きました。今までにはないタイプの役でしたが、原作が本当に面白かったので、何度もマンガを読み返して撮影に挑みました」と、原作を賞賛するとともに、役に対する熱い気持ちを語った。

次に、本作のタイトルである“No.2”に絡めて人生で2番目に大切なことは何か、という質問が上がると、悩みながらも城戸が「1番は夢ですよね」と真剣に答えたかと思うと、続けて「2番目は金ですよ」と激白。会場は笑いに包まれた。同じ質問に対して五十嵐は「1番は家族。2番目は一歩を踏み出す勇気」と答え、更に「勇気がなければ、人生勝ち残れないと思うので」と役者として更に上を目指す五十嵐の心意気を告白した。続けて小澤は「2番目は、いろいろあったと思える心じゃないかな」と述べ、最後に吉村監督は「人生で2番目に大事なのは“過去”。そして1番大事なのは“未来”」とまとめると、登壇者一同「おぉーさすがです」とベテラン監督の大人な意見に関心していた。

また、この映画に関して“No.1”だと言える点は、という質問を受けると小澤は「原作が“No.1”。本当にこんなに面白い作品をやらせていただけることに感動でした」と、改めて原作の素晴らしさを称えた。城戸は「僕の筋肉のラインでしょうね」とドヤ顔で答えると、会場を爆笑の渦に誘った。続けて五十嵐は「この映画のプロデューサーの方が“No.1“だと思います。本当にお世話になった方でした」と告白。最後に吉村監督は「キャストが“No.1”。みんなのおかげで良い作品を作ることができた」と感謝を述べた。

最後に小澤が「この映画が完成できたのも、スタッフやキャストの皆様、そして支えてくれる方々のおかげだと思っております。不良を描きながらも、コミカルな要素もあったり、男の友情が詰まっていたりと盛り沢山な内容となっております。9月27日(土)の公開の際には、少しでも多くの方に劇場に足を運んでいただけたら思います」と、述べ、これをもって公開日の情報が解禁となる形で舞台挨拶が終了となった。