6・28より、大ヒット公開中の本作は、ケネディ大統領暗殺事件から50年という月日を経て、これまで語られなかった暗殺の真実に、あらたな視点で迫った緊迫のドラマです。本日は、映画にちなんで田母神利雄さんにトークイベントにご登場いただきました。

■日時 : 7月10日(木)
■登壇 : 田母神俊雄さん

会場に現れる否や、自ら「“危険人物”です。」と自己紹介し、場内の笑いを誘った田母神さん。本作で描かれているケネディ暗殺事件について、「非常に謎めいた事件ですよね。私が中学3年生の時に起きた事件なんであの日は当時の担任の先生の結婚記念を買いにいっていて…そんな日に聞かされたニュースだったんです。」とご自身の思い出を明かし、幼いながらに、当時から憧れていたというケネディ大統領の暗殺という事件に衝撃を受けたという。そんな事件の真相を新たな視点から描いた本作を観て、「これまで知らなかったたくさんの真実が映画の中では描かれていました。
その事実を湛然に追いかけていて、改めてこの事件について考えさせられる映画でした」とその出来を絶賛。

そんな田母神さんですが、実は事件の現場となったダラスへ何度か行かれたことがあるとか。「仕事でダラスに行く機会があり、何度目かで案内をしていただいたんです。実際に事件現場に一人で立ってみると、今、容疑者とされているオズワルド一人の犯行とはとても思えないですよ。必ず、反ケネディの意識を持つ組織が関わっていたはずです。実は、ケネディ大統領と同様に暗殺されたリンカーン大統領は同じ政策を進めていたんです。それは、中央銀行の国営化。FRB・連邦準備制度という機関があり、しかもロスチャイルド銀行などのヨーロッパ資本であり、アメリカは日本と違い、中央銀行が民営化されていてケネディはここを国営化しようと動いていたんです。その半年後に暗殺されてしまったんです。」と現地へいった際のエピソードを披露しつつ、暗殺事件に対するご自身の見解を披露しました。ケネディ大統領に対しては昔から尊敬の念を抱いていたという田母神さん。「“国家が何をしてくれるかではなく、自分が国家に対して何をできるのか”という、もしかしたら反感を買ってしまう可能性のある言葉を勇気を持って投げかけた人。立派な大統領だった思う。」とケネディ大統領に対しての尊敬の念を明かし、「2039年にはウォーレン委員会の調査結果が明らかにされますが、あれはまさに関係者がいなくなるのを待っているんだと思います。関係者が生きていたらまずいことがあり、その為に新たな事件が起きることを恐れているんです、きっと」と今でも根強く残る謎について言及しつつ、日本の今後についても熱く語った田母神節を炸裂させたトークイベントとなりました。