AKB48 ドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』いよいよ明日7月4日(金)より全国公開致します。

本日、その公開に先駆け、AKB48メンバー登壇の前夜祭舞台挨拶を行いました。
イベントには、渡辺麻友、柏木由紀、島崎遥香、小嶋陽菜、高橋みなみら、総選挙の上位メンバーをはじめとする全13名と高橋栄樹監督が登壇。
この映画の公開を待ちわびていた満員御礼のファンを前に、
この作品に描かれているAKB48としての活動の1年半を振り返りつつ、ドキュメンタリー最新作公開にあたり、それぞれの想いを語りました。

以下、各メンバーのコメント公式完全版です。

『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』前夜祭舞台挨拶

【場 所】 TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(スクリーン7・640席)
【日 時】 7月3日(木)舞台挨拶18:30(16:10の回・上映後)
【登壇者】 AKB48 渡辺麻友(20)、柏木由紀(22)、島崎遥香(20)、小嶋陽菜(26)、高橋みなみ(23)、横山由依(21)、北原里英(23)、木崎(ざきの大の部分は立)ゆりあ(18)、加藤玲奈(16)、岡田奈々(16)、倉持明日香(24)、西野未姫(15)、向井地美音(16)、高橋栄樹監督(49)

高橋栄樹監督
Q:今まで一番長い期間の作品ですが、この作品で映したかった事は?
今回は、自分でカメラをかつぎ撮影しましたので、インタビューで綴るより臨場感を感じていただきたいと思い、メンバーのみなさんには申し訳ないくらい近づいて撮りました。
ご覧いただく方には天候不良で中止になってしまった国立ライブの2日目や悲しい事件に向き合う姿を、メンバーの1人になったような気持ちで体感していただければと思います。

渡辺麻友
Q:念願の1位をとった先日の選抜総選挙も映っています。この1年半は大きかったのでは?

今回の総選挙で1位になれたことは本当に嬉しかったです。
去年も1位をとりたいという気持ちで挑んでいたので、この1年半はその悔しさをバネにして全力でがんばってきました。1位をとれたことは、今まで生きて来た中で一番嬉しかったですし、AKB48で今までやってきたことは無駄じゃなかったんだ、がんばってきて良かったと改めて実感することができました。

柏木由紀
Q:大組閣でNMB48への兼任を発表されたときの様子が映されていましたね。

あのときは本当にびっくりしました。完全に油断してましたね。
NMB48としても活動がスタートしましたが、大阪という土地柄もあって楽屋でも笑いを求められたり、それに全然応えられず後輩にダメ出しされたりしています(笑)。
NMB48だと年齢も一番上なので、面と向かって「ゆきりんさん年ですもんね」とか年齢もイジられてます(笑)。でも、NMB48のメンバーは、AKB48に追いつけ追い越せの精神でがんばっているので、一緒にいると初心を思い出せます。
どっちの立場としてもAKB48グループ全体を盛り上げて行きたいと思っています。

島崎遥香
Q:今年の抜総選挙では大躍進でした。心境に変化はありましたか?

前回のこの映画の舞台挨拶では若手メンバー側でしたが、今日はけっこう、もう、、、(笑)
私より若いメンバーが沢山いて、「私もそういう年齢になったんだな」って思いました。

小嶋陽菜
Q:総選挙での「私小嶋陽菜は、卒業しませーん!」というスピーチでみなさんを驚かせてましたが、いつ頃から考えていたんですか?

卒業しようと思っていたのは事実なんですが、総選挙の1〜2週間くらい前に「ここではしない」と思いました。その時から「“しません”と言ってやろう!」と決めていました。
言葉の間も自分で考えたり、楽屋でスタッフさんを相手に練習したりもしたんですけど、メンバーはみんな支度とかで忙しくてぜんぜん見てくれなかったんです。
ただ一人、仲の良いスタッフさんが「え!小嶋!?嘘でしょ!?」って反応してくれて「どうかな〜?」ってはぐらかしたりしていました(笑)。

横山由依
Q:研究生からの昇格、移籍、キャプテンの就任など、忙しい1年半でしたね。

それだけ聞くと凄い人みたいに聞こえますけど、AKB48に入ってからいろんな経験をさせて頂いて、素晴らしいメンバー・スタッフに出会って、私自身も新しい自分に出会えました。
私は中学のときバスケ部でキャプテンをやりたくて立候補したんですが、そのときは多数決で選ばれなかったんです。
そのときから、私にはキャプテン気質はないと思っていたので、今の私はAKB48が作ってくれたのだと思います。
これから先も、AKB48で新しい自分に出会えるメンバーが沢山増えたらいいなと思います。

北原里英
Q:現在、横山由依さん率いるチームKの副キャプテンですが、どんなチームにしていきたいですか?

横山が、申し分なく立派なキャプテンなので、特に心配はしていないのですが、体育会系なチームKらしいチーム作りができたらいいなと思います。
でも、私は横山の長い話をまとめるのが仕事と思っていたのに、さっきみたいな良いコメントをされてしまうと仕事がなくなってしまいます(笑)。横山が話し上手になるのは、嬉しいような寂しいような気もします。

木崎(ざきの大の部分は立)ゆりあ
Q:大組閣ではAKB48・チーム4への移籍が発表されました。どんな気持ちでしたか?

発表のときは、空いた口が塞がらないという感じでした。
でも、今日もこうしてAKB48としてこのような場に立たせて頂いて、徐々にメンバーとも仲良くなれて、これが新しい一歩だと思っています。AKB48では一番後輩という気持ちで、頑張っていきたいと思っています。

加藤玲奈
Q:今年の総選挙では大躍進でした。大組閣でのチーム移籍もありましたが、心境の変化はありましたか?

チームBのときは、先輩が沢山いたので頼っている部分が多かったのですが、チーム4になって今は自分が先輩になりました。
でも、私はみんなをまとめるのはそんなに得意じゃないので、見守って行きたいと思っています。
今は見守り途中です(笑)。

倉持明日香
Q:今回の大組閣ではチームBのキャプテンに選ばれました。どんなチームづくりを目指していますか?

先ほどから、メンバーが年齢のことをイジるたびに「映さないで」という気持ちでした(笑)。
チームBには、若いメンバーと、ゆきりん、まゆゆをはじめ初期メンバーもいるので、そのどちらもお互いの良さを吸収できるチームにしたいと思っています。
今は、若いメンバーがのびのびできるように好きなようにやらせてます(笑)。

岡田奈々、西野未姫
Q:お二人は、小嶋真子さんとともに、次世代を担う三銃士としても注目されています。
昨年から今年にかけてどんな1年でしたか?

岡田:研究生から正規メンバーに昇格させて頂いて、いろんな種類のお仕事をさせて頂く機会が増えました。
そのおかげか、町中で声をかけていただく機会が増えて、すごくうれしいです。
ずっと、苦手と言い続けて来た「笑顔」も、最近は少しずつできるようになって来たかなと思っています。

西野:私は、この1年でてんとうむchuもやらせて頂いたりしたことで、自分の夢をみつけることができました。
バラエティ番組では、はじめの頃は恥ずかしい気持ちが強かったのですが、だんだん話すのが楽しくなり、今では将来はタレントさんと女優さんになりたいという夢を持てるようになりました。

向井地美音
Q:一番新しい世代、15期生の向井地さんですが、大島優子さんに「ヘビーローテーション」のセンターに指名されましたね。

私たち15期生は、まだ1年ほどしか活動をしていません。
指名されたときは頭が真っ白だったんですが、ライブが始まる前に麻友さんと横山さんが励ましてくださったおかげで本番は気持ち良く踊れました。

高橋みなみ
Q:AKB48にとっては、いろいろなことがあった1年半でした。振り返ってみていかがでしたか?

この映画に描かれている1年半は私たちにとって様々な出来事がありました。
振り返ると純粋に楽しいことより、悲しいことや辛いことのほうが多かったように感じています。
大島優子をはじめとするメンバーの卒業、雨の国立競技場、味の素スタジアムのライブ、大組閣、総選挙、被災地への訪問、そして握手会の事件のことにもふれています。
事件はドキュメンタリー映画である以上、避けては通れない出来事でした。
この映画では、新しいチームのスタート、ドラフト生などの姿を観て頂くなかで、AKB48の未来をみて頂けたら嬉しいです。
生きているといろんなことがあり、本当に辛い出来事や葛藤を抱えたりなにも見えなくなることもあります。
でも、辛くて立ち上がれないときに近くにいてくれたのは、仲間であるメンバーとファンのみなさんでした。

どんなにつまずいても転んでも立ち上がることができれば、次に進む事ができます。
この映画を通して、私自身も改めて前に進みたいと思うようになりました。

膨大な映像のなかからこの映画を作ってくださった高橋栄樹監督には本当に感謝しています。
これからもAKB48の応援をよろしくお願い致します。