6月23日恵比寿ガーデンプレイスにて映画『マレフィセント』のジャパン・プレミア ファンイベントが行われました。会場には主演マレフィセント役のアンジェリーナ・ジョリー(39)、オーロラ姫役のエル・ファニング(16)が全国から駆けつけたファンの歓声に包まれる中、レッドカーペットを歩いて登場しました。

まず登場したのは、アレキサンダー・マックイーンのドレスに身を包んだエル・ファニング。ファンの黄色い歓声に笑顔で応じていました。アンジェリーナ・ジョリーは黒のドレスで登場し、サインや写真撮影などファンに終始笑顔を見せていました。

アンジェリーナはファンに対して「今日は来てくれてありがとうございます。ぜひマレフィセントを楽しんでいただきたいと思います」とコメント。エルも「今回初来日なのですが日本が大好きになりました。来てくれたみなさんが大好きです。そしてマレフィセントという大好きな作品を早くみなさんに観てほしいです。」とコメント。ふたりはMCの質問にも快く応じていました。

−エルは初来日して訪れた場所はありますか?
エル昨日はオフだったので原宿などでショッピングをしました。ピンクのベビードール型のドレスとアイスクリームのついたソックス、友達用にぬいぐるみのついたスマホケースを買いました。本当に素敵なものが日本には沢山ありますね。

−アンジェリーナはどこか訪れた場所はありますか?
アンジェリーナ:
子供達が一緒に来ているのでキディランドに行きました。その後渋谷に行ってしゃぶしゃぶの食べ放題を食べたのですが本当に美味しかったです。日本大好きで何度も来ていますが、いつもは短すぎて見て回れないので次回来た時は時間をとって色んなところに行きたいと思います。

−愛というものについて考えさせられる作品だったと思うが、この作品に込められたメッセージは?
アンジェリーナ:
非常に独創的な作品ですが、まず主人公が悪役ということが珍しいことだと思います。この映画の教訓はどんなに見かけが違っていても、いじめを受けていても、暗く落ち込んでしまっていても、それは愛によって乗り越えていくことができるという強いメッセージが込められています。全ての人へのメッセージであり、特に子供にたいしての非常に強いメッセージだと思います。

エル:
私が思うのは愛というのは本当にいろいろな形をしているということです。つい恋愛の愛をイメージしがちですが、母父、祖父母、つまり家族愛という愛もあるし、愛は私たちのまわりに溢れています。ただ私たちがそれを見る目を持っていなければいけないということが込められた映画だと思います。

−マレフィセントとアンジェリーナの共通点はあると思いますか?
アンジェリーナ:
非常に多いと思います。ただそれはみなさんに観て判断してもらうものだと思いますが、私も闘志を燃やしたり、戦いを挑むというところがあると思います。若いころは自分に対しての戦いを挑んだりしますが、だんだん年をとり子供ができると、その戦いが子供のためのもの、愛する人を守るためのものになっていき、非常にいい戦いになって行くと思います。マレフィセントも同じように子供によって変えられる愛によって目覚めるということがあったと思います。

最後はアンジェリーナ、エル、ファンが一緒に「For Maleficent!」の一言で締めくくられました。

【STORY】
ディズニー・アニメーションの傑作「眠れる森の美女」の誰も知らない”本当の物語”を、アンジェリーナ・ジョリー主演で映画化する、”永遠の眠り”の呪いが生んだ究極の愛の物語。
主人公は「眠れる森の美女」の悪役マレフィセント。なぜ彼女はオーロラ姫に恐ろしい”永遠の眠り”の呪いをかけたのか?そして、その呪いがマレフィセントとオーロラ姫にもたらす驚くべき運命とは…?

【作品概要】
タイトル:『マレフィセント』
公開日時:7月5日(土)2D・3Dロードショー〈字幕スーパー版/日本語吹替版〉
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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(Report:金子春乃)