映画『スイートプールサイド』須賀健太「昨夜、気合入れて全身剃毛ツルツルにしました。」海パン姿で登壇!
「惡の華」の人気漫画家・押見修造氏の初期傑作を『アフロ田中』『自分の事ばかりで情けなくなるよ』等の若手監督・松居大悟が実写化。
満員の観客が入る中、監督、キャストが舞台挨拶を行った。
映画『スイートプールサイド』 初日舞台挨拶 概要
日程:6月14日(土)15:15 〜 15:45
場所:新宿ピカデリー スクリーン6
登壇者:須賀健太、荒井萌、押見修造(原作)、松居大悟(監督)
主演の刈谷友衣子さんが体調不良で欠席、同級生で毛が生えてこないことに悩む高校1年生、ツルツルの主人公を演じた須賀健太さん、彼をひそかな恋心を抱く女の子を演じた荒井萌さん、原作の押見修造、監督の松居大悟さんが登壇。
須賀健太さんは、初日を迎えて緊張の中、昨夜は「風呂場で1年ぶりに剃ったんですけど、カミソリ負けはしませんでした」とコメント。
また、同級生役で実際にも高校生の時は、須賀健太さんとは同級生だったという荒井萌さんは「不思議な感覚で、巣の彼をしっているので、キスをせがむところなど、最初は恥ずかしかったです。普段の姿しか見ていなかったので、逆に仕事をしている姿を見られて照れてしまいました。」とコメント。
映画を見終わった観客に撮影エピソードなどを語った。
以下、詳細コメント
MC:まずはじめに、毛が生えてこないことに悩む高校1年生、
ツルツルの主人公・太田年彦役を演じられました須賀健太さん、ご挨拶をお願い致します。
須賀さん:本日はお越しくださいましてありがとうございます。
映画はいかがでしたか?何を言うか考えていたのですが、何も浮かばないまま
来てしまいました。1年前に撮影して、公開を待ちに待っていたのですが、
いざ公開を迎えると寂しい気持ちでこの場にいます。
4歳からこの世界にいますが、その中でも一番変わっていて、いい作品に巡り合えたと思っています。
MC:太田の同級生で、彼にひそかな恋心を抱く坂下麻衣役を演じられました、
荒井萌さん、ご挨拶をお願い致します。
荒井さん:夏にぴったりの青春映画です!須賀くんと監督が控室でうろちょろしていて、
緊張が私にも伝わってきて、ドキドキしながらここに立っています。
MC:原作者の押見修造さん、ご挨拶をお願い致します。
押見先生:何回見てもドキドキして、いたたまれない気持ちになります(笑)
漫画を描いているとダイレクトに反応を見ることができないので、多くのお客さんの反応が
たまらないです!
MC:最後に、松居大悟監督、ご挨拶をお願い致します。
松居監督:頭真っ白で恥ずかしいですね(笑)短い間ですが、楽しくお話ししていきたいと思います。
MC:本作は「毛」という、切実なコンプレックスに悩む高校生が、悩みを共有することで、
ヒミツの関係を築いていく姿を描いていますが、なかなか珍しい作品かと思います。
須賀さん、太田という役を演じてみていかがでしたか?
須賀さん:撮影のとき監督に言われて、全身剃りました。髪の毛以外、、見えないところも剃りました(笑)
実は今日も全部剃ってきました!風呂場で1年ぶりに剃ったんですけど、カミソリ負けはしませんでした(笑)
そのくらい、この作品にかける思いがすごいということなんです!
MC:荒井さんは実際須賀さんと高校のとき同じクラスだったと伺いましたが、やりやすかったですか?
荒井さん:キスをせがむところなど、最初は恥ずかしかったです。普段の姿しか見ていなかったので、
逆に仕事をしている姿を見られて照れてしまいました。
MC:押見先生、ご自身の漫画が実写映画化され、それを今日はお客さんと一緒に
ご覧になってましたがいかがでしたか?
押見先生:毛を剃る一連のシーンの静けさが気まずかったです(笑)。
試写で見せてもらったときよりお客さんがいっぱいいるので、余計ドキドキしました。
MC:松居監督、お客さんを前にしてどのようなお気持ちですか?
松居監督:感情がごちゃごちゃしていて、言葉が出てこないですね。実感がわかなくて…
まあ、うれしいってことですね。
MC:須賀さん、剃るシーンを演じてみていかがでしたか?
須賀さん:緊張しました。自分で剃るより、人の毛を剃るほうが緊張しますね。
傷つけちゃいけないとか、優しくしなきゃとかすごく思いました。
でも剃る前は緊張したけれど、剃ってるときの感覚は面白くなってました(笑)
MC:ここで、皆さまにお知らせがございます。「スイートプールサイド」が
カナダのモントリオールで7月から開催されるファンタジア国際映画祭と、
ぷちょん国際ファンタスティック映画祭にて上映が決定いたしました。
これで、先月にミラノで行われた映画祭に続いて三カ国での上映になります。
ちなみに、監督はミラノで明日試合を控えているサッカー日本代表の長友選手と
お会いになったそうですが、長友選手とはどのようなことをお話されましたか?
松居監督:僕より1歳年下なのに、まずびっくりしました。
「20代で映画監督なんてすごいですね。長友です。よろしく」と挨拶されて、
いや、あなたのほうが凄いから!って。
ツーショット写真を撮ってもらうとき、腰に腕をぐっと回されて、スターってすごいなって
思いましたね(笑)。映画も「面白そうだね」と言ってくれました。
MC:この映画が海外の人たちにも受けている状況を聞いてどう思いますか?
須賀さん:映画祭、僕も行きたかったのに呼ばれなくて…(笑)
毛の悩みって国を超えるんですね。
松居監督:身体的な悩みって日本だけじゃないんだなって。
この映画、いける!って思っちゃいましたね。
荒井さん:考えていたことお二人に言われてしまいました。
毛って世界共通の悩みだと思ったら、この映画すごいなって思いました。
押見先生:笑って見てくださったと聞いて、うれしい気持ちです。
こういう思春期の通過儀礼的なものって世界共通なんだなと実感しました。
MC:最後に、須賀健太さん、一言ご挨拶お願いいたします。
須賀さん:今日はありがとうございました。
ここからは皆さんのお力をお借りして、たくさんの人に見てもらえるよう願っています。
自信をもって僕の代表作だと言える作品です。
お友達やご家族を誘って、ぜひもう一度見に来てください!
松居監督:小さい規模の映画で、現場は手作り感満載でやっていました。
満員のお客さんに見てもらえてうれしいです!
ネットや口コミで、人の力でムーブメントを起こせればと思っています。
お力ぜひお貸しください。よろしくお願いします!