6/28(土)よりシネスイッチ銀座他にて公開される『マダム・イン・ニューヨーク』の一般試写会が、10日(火)駐日インド大使館で行われた。英語に悩まされる主婦がその英語を克服するという本作のテーマに合わせて、マンツーマン英会話スクールGabaと、都内で展開しているOL向けフリーマガジン『クーポンランド』とのコラボ企画「英語で話したい大切なこと」のモニター発表会も開催。

約3か月前に企画に応募し当選したクーポンランド会員の広瀬友里恵氏は、7月に結婚する帰国子女の従弟に贈るメッセージで約2ヶ月の特訓の成果を披露した。また、その立会人として登場した、カレー&スパイス伝道師として知られる渡辺玲(あきら)氏が彼女の発表を後押し。

自身もインド料理だけではなくインド映画に関してもファンだと公言している渡辺氏は広瀬氏の心のこもったスピーチを受け、「作品のハイライト、結婚式でのスピーチさながら」と絶賛した上で、「この作品は、ヒロインが最後に自身の気持ちを述べるために立ち上がる。そこは日本の僕らも“やった!”と思うけれども、インドでは(女性が)自分の意見を言えない人が多いためなおさら“やった!やってくれた!”と人気が出た。

女性映画としても出色の作品。今日のお客様もインド映画ファンというよりも、普通の映画ファンのように見える。インド映画ではあるけれど、もっと広く人の心に届く作品。」と締めくくった。

【渡辺玲 プロフィール】
カレー&スパイス伝道師
1960年、東京生まれ。ミュージシャンやレコード会社ディレクター等を経て、87年都内の老舗インド料理店の厨房にて料理人生を開始。以後日本とインドを往復しながら、本場ならではの深遠な食世界を体と心に染み込ませる。インド料理と和食、中華、アジアエスニック料理などを幅広く提供するダイニングバーのシェフ等を経て、現在は執筆、料理講習、講演、テレビや雑誌の料理監修等で幅広く活躍。アジアン料理ユニット「ヤミーズディッシュ」でも活動。日本香辛料件空海正規会員。