本日、映画『いのちのコール 〜ミセス インガを知っていますか〜』初日舞台挨拶を行いました。

登壇者:安田美沙子、山口賢貴、国広富之、蛯原やすゆき監督
場所:シネスイッチ銀座(中央区銀座4-4-5 旗ビル B1]

安田美沙子さんコメント:
元々私が子宮内膜症でしたから、婦人科の病院にいったり検診をいったり、この病気については知っていました。この映画は他人事でないと思いました。普通の女性の闘いを描いています。病気になっても、治療を受けている時でも、希望を失わない姿勢が大切です。結婚したので、今になってより主人公のたまきの気持ちがよくわかります。家族を失いたくない、家族が病気になったとき、何ができるか、日々問います。家族は長生きして欲しいと思います。

山口賢貴さんコメント:
この高志は、どこにでもいる男だと思います。強くなく、優しすぎるゆえ、ストレスを自分のなかにため込んでしまって、彼女から逃げてしまう。妻を愛しているがゆえ、色んな葛藤がある。子宮頸がんという病気は女性の闘いだけでなく、その家族も一緒に病気と闘わなくてはいけない。難しいことだからこそ、色々考えながら演じていました。

国広富之さんコメント
映画の現場は、若い人ばかり。みんなが気持ちよく演じるには、仲良くならないと、と思って現場にはいっています。
僕はもう結婚26年。新婚の安田さんには夫婦のアドバイスとしては、男は妻がしっかり育て上げなきゃいけない。母のように接する。そうするとうまくいくよとアドバイス。「甘えたいんですけど」と安田さんが答えると、「甘えたくなったら甘えたらいい」と答えた。

蛯原やすゆき監督コメント:
子宮頸がんは女性の病気と思っていたが、きっかけは性行為だから、男こそ知らなければいけない。検診すれば、予防できることが、知られていない。もっと知ってもらわなければいけない!と思い映画を作りました
企画の渡邉さんは子宮頸がんにかかり、余命宣告されていたのに、パワフルに叱咤激励していただきました。4月に亡くなった脚本の南木顕生さんとは居酒屋でよくこの映画の話をしながら飲みあかしました。映画がヒットすれは、お二人とも喜んでもらえると思います。お二人の気持ちをより多くの方に伝えていければと思います。

6/7(土)シネスイッチ銀座、7/26(土)横浜シネマジャック&ベティ他全国順次公開!