5月10日(土)より全国310スクリーンで公開を開始し、各映画専門サイトにて『観てよかったランキング』1位を獲得している「WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜」。作品の評価の高さから口コミを広げ、粘り強い興行で現在絶賛上映中です。
映画の主な舞台は三重県ですが、実は本作はオープニングシーンとラストシーンを神奈川県川崎市で撮影しています。そこで本日6月1日(日)、お世話になった川崎市に凱旋すべく、川崎チネチッタ、TOHOシネマズ 川崎、109シネマズ川崎の3劇場で舞台挨拶を行い、矢口史靖監督と主演の染谷将太さんが登壇しました。この日の演出はすべて矢口史靖監督の書き下ろし! 舞台挨拶の前には「主人公・平野勇気が1年間の林業研修を終えて戻ってきた川崎の1日」をテーマにしたサイドストーリーをリアルタイムで映画「WOOD JOB!(ウッジョブ)」公式twitterにアップ。撮影からほぼ1年ぶりに役衣裳を身に纏った染谷さんが、劇中で訪れたカラオケボックスや神去村に出発する日に立ち寄ったファストフード店、『緑の研修生』のパンフレットを見つけたアーケード商店街などを歩いて周り、最終的に舞台挨拶を行う映画館に迷い込んで来たという設定で、登壇をしました。
「また道に迷っちゃったよ! 新幹線の乗り場知っている人いますか?」と、芝居をしながら入場した染谷さんは「1年ぶりに勇気をやって緊張しました。もう出しきりました…」と客席に向けて照れつつ挨拶。サプライズの演出に、客席からは驚きの歓声があがりました。さらにこの日は、異例の「お客様も写真撮影OK!」のアナウンスが。観客はめいめいに携帯を取り出して、登壇者の撮影に興じていました。

《サイドストーリーのツイート内容》 https://twitter.com/WOODJOB_MOVIE
◆カラオケBOXにて
「神去村に帰る道が分からなくなって、馴染みのカラオケBOXから一年前に歩いたコースをたどってみようかな。」
◆ファストフード店にて
「あの日もハンバーガーのセット買ったっけ」
「懐かしい味。でも、お袋のハンバーグも食べてくればよかったなぁ。」
◆アーケード商店街にて
「ここでパンフレット見つけたんだっけ。あの出会いがなかったら今頃、オレなにやってただろう」
◆鰻店にて
「親方からの餞別で、ランチ!」
「マムシと違って、本物の鰻は、うまーーい。」
◆街中にて
「都会の慌ただしさについていけなくなってる。ここ何処だ〜?」
「このまま自宅に戻っちゃたら帰省獣(きせいじゅう)だよな?」